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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

「食べる」を意識してみると発見がたくさん!

こんにちは!

6 期アドバイザーの北野です。

 

今回は、『無意識の行動』、についてです。

 

突然ですが、

朝、目が覚めてから、夜、寝るまで、

そんなに考えずに

なんとなく行動していること、

 

どのくらいありますか。



目が覚めたら、スマホを触る

布団を手でどかす

手をついて起き上がる

洗面台に歩いて行き鏡を見る

コーヒーを淹れる

いつもの椅子に座る

食材の袋を手で開ける

トイレに行く

ドアを開けるときにドアノブに手をかける

…言い出したらキリがありません。

 

自然と体が動き、

行動しています。

 

日常生活で

習慣化されていることは、

無意識に行動していて、

いちいち考えることなく行動できていると

思います。

 

その分、

ぼーっとできたり、

他の事を考えることができたり、

いくつものことを同時にできたり、

人生経験を積めば積むほどに

無意識な行動が非常に多くなっていきます

 

 

「食べる(口の中に食べ物を入れて飲み込む)」

ことに関して言えば、

 

単純計算で、

1日3食、毎日繰り返したとして、

以下の回数繰り返していることになります。

――――――――――

5歳    約6500回

10歳  約1万2000回

20歳 約2万3000回

30歳 約3万4000回

40歳 約4万5000回

50歳 約5万6000回

――――――――――

毎日繰り返されているので、

無意識の行動の1つになっているはずです。

 

この

「食べる」行動について

深掘りしてみたいと思います。

 

この記事を読んだ後の食事で、

是非、この無意識の行動を、

あえて「意識」してみると、

食事を違った視点からみることができて、

面白いですよ♪



【「食べる」一連の動作について】


「食べる」ために

①食べ物の認識(見る)

 食べ物を見て、認識して、

 どのような食べ物を、

 どのように食べるかを決める

 

②捕食(ぱくっ)

 食べ物を、くちびるで、

 スプーンなどから口の中に取り込む

 

③咀しゃく(もぐもぐ、かみかみ)

 食べ物を、舌や歯ぐきや歯で、

 押しつぶし、すりつぶし、かみつぶし、

 唾液と混ぜて、

 飲み込みやすいひと塊「食塊」を作る

 

④嚥下(ごっくん)

 「食塊」をごっくん反射が起きる位置に送り、

 食道を通過させる


 この時、舌が盛り上がり、

 喉の奥は気道が塞がれて、

 食べ物は食道を通り胃へ到達します。

 その後気道が開き、呼吸ができます。

 

 

【咀しゃく(もぐもぐ、かみかみ)の深堀り☆】

 

もぐもぐして~

よく噛んで~

 

と言うのは簡単ですが、

実はいろいろな動作が組み合わさっています

 

舌、くちびる、あご、ほお などの

それぞれの動きが組み合わさって初めて

<もぐもぐ・かみかみ>ができて、

 

飲み込みやすいひと塊「食塊」が

完成します。

 

特に、舌とあごの動きは

離乳の完了(1~2歳ごろ)には

自由に動かせるようになります。

―‐‐‐―‐‐‐―

①舌の前後の動き(ごっくん期)

 食べ物を喉の奥まで送り込んでごっくん

②舌の前後、舌とあごの上下の動き(もぐもぐ期)

 食べ物を、舌で、上あごに押し付けて

 つぶしてごっくん

③舌とあごの左右の動き(かみかみ期)

 食べ物を、舌で左右に動かし、歯茎の上で

 つぶしてごっくん

―‐‐‐―‐‐‐―

このような過程の経験を経て、

舌とあごは自由に動くようになります。

 

さらに、歯の生えそろう3歳ごろには

小さい奥歯を使って

もぐもぐ噛みつぶすことが

できるようになります。



【食べ物を口まで運ぶために】


目の前に

“食べられる物”

があったら、どのように食べますか??

 

この情報だけだと、分からないですね…

―‐‐‐―‐‐‐―

おにぎり→手

白ご飯→箸(子供はスプーン)

パスタ→フォーク

スープ→スプーンまたは直接飲む

おせんべい→手

ゼリー→スプーン

―‐‐‐―‐‐‐―

 

先ほどまでの内容は

口の中に入った動きに着目していましたが、

 

口に到達するまで…も

 

実はいろいろありそうですね。

無意識、ほぼ考えずに行動できている

ことばかりですよね。

 

食べ物の形などによって、

使う食具を選び、

または使わずに手で食べたり。

 

“何で”食べるかを

これまでの経験で瞬時に判断できます

 

次に、

口に運ぶとき、はどうでしょうか?

―‐‐‐―‐‐‐―

手の場合

①片手でつまむorつかむor両手で持つ

②肩や腕が動いて口まで移動させる

③口が捉えたときに

 指を開くor手を引き戻す

―‐‐‐―‐‐‐―

スプーン・フォークの場合

①片手で持つ

②腕が動いて一口分をすくう・刺す・絡める

③肩や腕が動いて口まで移動させる

④口が捉えたときに、引き抜く

―‐‐‐―‐‐‐―

箸の場合

①片手の3本の指で持つ

②指の動きで箸を開いて

 食べ物を掴む

③肩や腕が動いて口まで移動させる

④口が捉えたときに、引き抜く

―‐‐‐―‐‐‐―

 

食具を持つ方の手を中心に書きましたが、

反対の手はその時どうしているでしょうか。

 

これもまた、

長年の経験により無意識に

動いているかと思います。

 

 

【誰かが用意して初めて「食べる」ことができる】

 

食事の時間になったら

ポンっ

と目の前に食事が出てくる。

 

家庭での料理担当の人

からすると、夢のような話です。

 

食事を準備するにも、

食材や総菜を買うために普段使っているお店、

食材ごとの保管方法、

食材をどのように扱うか、

献立作成、調理方法、味付け、……

 

…準備段階まで深堀すると、

非常に長くなるので、

これ以上は割愛します…

 

 

と に か く

「食べる」行為は…疲れる!!

 

 

ここまで

お読みいただけただけでも、

少し感じていただけたかと思いますが、

 

「食べる」ということは

消化・吸収でエネルギーが必要なのは

もちろんのこと、

その“行動”自体にエネルギーを使います。

 

無意識の下であれば、

省エネできているかもしれませんが、

 

<初めて食べるもの>

<慣れていない料理>

<初めての場所での食事>

 

は目の前のもの・状況に戸惑いが生じ、

考え判断して食べる必要があるので、

少しエネルギーを使いそうですね。

 

自分で購入し作って用意する場合は

さらにエネルギーが必要になりそうです…

 

また、

ストレスが多い環境だったり、

普段から食が細くてエネルギー不足だったり、

食事に偏りがあって栄養不足だったり、

 

すると、

何かをしようとするにも、

エネルギーを効率よく作り出せない体に

なってしまいます。

 

「食べる」

という動作自体に

エネルギーを使うことが難しく、

疲れる、から、食べない…

 

栄養不足の悪循環となってしまいます。

 

 

【体が悲鳴を上げているときは、

 エネルギーを使わずに食べられる物を】

 

発熱など

風邪を引いてしまったときを考えると、

 

体に入ったウィルスなどに対抗するために

エネルギーはそちらに使われます。

 

できるだけ消化に負担をかけないよう、

お粥などが一般的ですが、

 

「食べる」動作のことを考えても、

あまり咀しゃくせずにごっくんできるため、

エネルギーはあまり必要なく、

栄養補給ができますね。

 

風邪でなくても、

疲れているとき程、あまり食欲がなく、

やわらかいものやつるつると食べられる物を

食べてしまう傾向がありますよね。

 

そんな時に、

余計なエネルギーを使わないように、

体が自然に

楽な食べ方を選んでしまっています。

 

その選択は、

「食べる」手や口の動きには

エネルギーを使わずに済みそうですが…

 

せっかく食べたものに

栄養が入っていなければ、

体にとって必要な栄養素が足りず、

ますます体が疲弊してしまいます。

 

そのため、

特に

食べる行為自体に

疲れてしまうと感じてしまっている方は、

 

やはり、

『ボーンブロススープ』

は外せません。

こまめな栄養補給が大事です。

 

アミノ酸やミネラルが

溶け出ているスープで

 

「食べる」動作にエネルギーを使わずに、

消化・吸収に負荷をかけずに、

栄養補給ができる優れもの。

 

「スープはよく作るけど、

 一般的によくある顆粒だしです。」

という家庭が非常に多いので、

 

せっかく作るのにもったいない…!

といつも私は伝えています。

 

もっともっと広まってほしいと思います。



【小さい頃からの食習慣で、できるだけ省エネを】

 

“小さい頃から”の食習慣は、

―‐‐‐―‐‐‐―

「食べる」様々な動きが、

正しく、無意識に行われるようになる

―‐‐‐―‐‐‐―

食べられる物、

そうでないものを見分けられる

―‐‐‐―‐‐‐―

どのように食べればよいかを判断できる

―‐‐‐―‐‐‐―

食事の準備で、

食材などの選択・使い方・組合せが分かる

―‐‐‐―‐‐‐―

といったことに繋がり、

 

一般的に思われているような

「普通に食べられる」

ことに繋がります。

 

小さい頃に他の人から、

繰り返し繰り返し

教えられることで、

 

“やっと”普通に食べられる力が

身につく。

 

子どもは

そもそも経験年数が少ないので、

大人が

当たり前に、無意識にしていることを

当たり前にできない”ことばかりです。

 

長い年月をかけて、

経験して繰り返し教えられ

当たり前・無意識にできるようになるしか

ありません。

 

身につくことで、

そこに盛大なエネルギーを使わずとも、

最低限のエネルギーで

自然と行うことができます。

 

それは

生きる上で

非常に大切な力となります!!



【身につけるのは、今からでも遅くない!!】

 

便利なお店、食品・商品、デリバリー、

様々なダイエット情報、がある中で

自分に合ったことを

正しく選択できているか。

 

仕事時間、スマホ時間、推し活などのお楽しみ、

忙しい現代において、

食事の時間を

きちんと確保できているか。

 

生きる上で欠かせない食事が後回し、

食の偏りや、欠食などで

からだに必要な栄養が補給されないまま

日々を過ごし、

気付いたときには疲れ果てていた…

となる前に。

 

初めての子育てで、

子どものために、人生で”初めて”

食事作りを頑張り始めるママ、

自分自身の栄養が補給されないまま

初めてのことを頑張りすぎて、

育児が大変になる前に。

 

食べること

に意識が向いた「今」がチャンスです。

 

まずはボーンブロススープを

ごっくんする動きを

意識してみてください

 

栄養が補給されて、

体が動かせるような方は、

口の動き全般を意識してみてください。

 

それから、体全体の動き

食事が用意されるまでの過程

 

細かく書ききれませんが、

「食べる」ことについて、

大人が経験し自然と行えるようになること、

その食習慣を

次世代の子供たちに、

繰り返し繰り返し教えられるようになることで

子供たちの生きる力に繋がります。

 

まずは大人が

正しい「食習慣」にむけて

できることから、1つずつ繰り返し実践♪

 

それが自然と生活に溶け込んで

気付いたら無意識にできていた!!

ということが大切だと思います♪

 

今回も長くなってしまいましたが、

最後までお読みいただきありがとうございました!


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