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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

一度はやるべきリブレで血糖測定


こんにちは。

9期アドバイザーの福嶋雅子です。


もう今年もおしまいですね。

みなさんは今年のうちにやっておきたいこと

はありますか?


わたしは、ずっとやろうと思っていた

リブレに挑戦しました。


リブレとは、24時間体内の血糖値を

測定することができる測定器のことです。

連続して14日間自身の血糖値の変動を

記録することができます。


現在も引き続き分子栄養学アドバイザーの

養成講座を受講していますが

今期は特に血糖コントロールについての講座

が盛りだくさんです。


やはりそれだけからだの不調と血糖値には

深い関係があるということですね。


わたしも学んでいるうちに、自身や家族に

起こっている不調や生活上の課題が

ほとんど血糖に関係しているんではないかと

重要性を感じたので、今回24時間血糖測定

を行うことにしました。


今回は夫も一緒に測定しています。


夫は仕事の関係で、外で食事を済ますことが

多く、まとまった食事の時間もとれないので

早食いかつ、パン・おにぎり・カップ麺の

トリプル炭水化物を一気食い。


さらには、疲れを吹き飛ばすためなのか

甘いジュースやコーヒーもよく飲んでいる印象。

就寝前にスナック菓子を一袋食べる習慣もあり。


前々からわたしはそれらが気になっていたので、

食生活について考えるきっかけになればと

願ってお誘いしました。


まずは、血糖の基準値を確認しましょう。


空腹時血糖:朝食前に測定した血糖値。

正常値は110mg/dL未満


随時血糖:食事時間とは無関係に測定した血糖値。

200mg/dL以上は糖尿病と判断される

ことがあります。


食後に血糖値が急上昇して頻繁に

200mg/dLを超える場合は食事の仕方を

見直す必要があります。


以下本文中の血糖値の数値は、単位を

mg/dLとさせていただきます。


リブレの手技に関しては、公式サイトや

添付文書を参考にされて下さい。


いざ測定ということで

初日の朝食、昼食については想像の範囲内


普段家でとる食事は、ほとんど和食です。

汁物におかず、ごはんが多いです。

夫は砂糖を使った甘い味付けが好みですが、

わたしは苦手なのでポン酢や塩、醤油で

味付けをすることが多いです。


わたしは普段から食べ順

(ベジファースト炭水化物は食事開始後

5分たってから手をつける)


ゆっくり噛んで食べる

(目指せ40回咀嚼)


を意識して食事していたので、それ通りで

あれば食後血糖は120台までしかあがり

ませんでした。


夫は、特に気をつけている様子はありません

が、食後血糖は150台ほど。


夫は、気をつけなくてもそんなに

上がらないんだと余裕の表情でした。


しかし、

その日の夕食時、夫は甘い酎ハイを飲んだのです。


それにより血糖値は急上昇

血糖値200を振り切りました。

350ミリリットル1本だけ飲んだのですが

その後、酎ハイには手をつけられず。

2本飲んだらどうなるのと震えていました。


この事件により、普段何気なく飲んでいる

ジュースによって血糖値が大変なことに

なっていると気づいた夫はかなり慎重に

なりました。


よく糖尿病の患者さんで糖尿病治療薬によって

血糖値が下がりすぎて低血糖になった時に

甘い砂糖入りのジュースをすぐにとるようにと

医師などから説明されることがありますが

やはり、甘いジュースは血糖値を即効であげる

ことができるんだと身をもって体験しました。


和食を早食いせず、ベジファーストで

よく噛んで食べることを守れば

血糖値は正常範囲内であることがわかりました。


ここからは、測定中に血糖値があがったもの

を紹介します。


日内変動として


朝は糖耐性が強いといいますが、その通りで

食事内容がほとんど変わらなくても

朝食→昼食→夕食の順で血糖値が上がりやすく

なりました。


夕食は、ちょっと気を抜くと180を超えて

しまうこともしばしば。


そして、意外だったのですが


子どもを叱りながらごはんを食べた時


人はストレスを感じると、そのストレスホルモンが

血糖値を上昇させます。


夕食中に何回も血糖値ピークが出ていたので

何かと考えてみたらこれだったんですね。


しかも昼食とほぼ同じ食事内容だったので

原因はこれかと。


やはり、食事は穏やかな気持ちで食べないと

交感神経を興奮させることで消化にも

良くありません。


子どももまた、食事中にストレスを感じて

同じように血糖値が上昇しているかも

しれません。


それから、体調不良のため

朝、昼と食事がとれなかったことがあった

のですが、夕食時にはだいぶ体調が落ちつき

普通に食事をとったのですが


この時も血糖値が急上昇して200を超えて

しまいました。


ベジファーストで食べたのにもかかわらずです。


朝食を抜くと太るなんて聞いたことはないで

しょうか?

食事を欠食すると、その次に食事をした時に

血糖値が急激に上昇することがあるからです。


その他血糖値が上昇した食事の内容は


ぜんざい

ごまめ

お煎餅


それから、栄養ドリンク


急激に血糖値があがりました。


寒くなってくると食べたくなるぜんざい。

おもちは焼き餅をひとつ中に入れました。

コーヒーが血糖上昇を抑えることがあると

聞いたので、コーヒーを飲みながら食べ

ましたが、上がりました。

 

ごまめは、お正月料理で出てきますので

食べ過ぎには注意したいですね。


間食時に食べたお煎餅も、甘いお菓子よりまし

かなと思って食べましたが、あがりました。


逆に間食(補食)で血糖があがらなかったのが


オートミールクッキー


こちらは手作りのものですが

子どもと一緒に食べたかったので

卵と市販のミロを甘味として入れて

バターを使ってフライパンで焼いたものです。


オートミールは、朝食時にごはんの置き換え

として、一食量を食べましたが

血糖値は全くピークを示さず。


これは注意しないと、オートミールだけでは

次の食事までに低血糖を起こす事がある

かもしれません。


測定期間中に体調を崩したので

服用した栄養ドリンク。

食欲がなかったので、それだけを服用した結果

血糖値が180まで急上昇していました。


ちなみに、錠剤タイプの栄養剤は血糖値に

影響は与えませんでした。


薬局でも、糖尿病患者さんには

ドリンクタイプの栄養剤は、糖分が多いので

避けてもらうようにお伝えすることがあります。


ここまで、主に食事の内容で血糖値が変動

したことを書きましたが

今回食事と、もうひとつ気付きを得た大事な

ことは


睡眠です。


わたしは、まだ子どもが小さいので

夜間授乳で起きるのですが


それによって血糖値は上昇し

その後下降するのですが、70くらいまで

落ちて再度上昇する


という現象が朝方まで繰り返し起こって

いたのです。


睡眠中に、無理に起こされるわけですから

交感神経が興奮し血糖値が上昇。


からだがその血糖値を下げようとして

下げすぎて低血糖。


そしてまた下がりすぎたので

交感神経が興奮し血糖上昇。


こんなことが産後からずっと続いていたのです。


自律神経が乱れて不調が起こるのも当然ですね。

食事やストレスに配慮して過ごしていきたいです。


産後の方だけでなく、夜の睡眠時に

何度も目が覚める方も要注意。

同じように血糖値の乱高下が起こっている

可能性があります。


夜中に目が覚める原因は人それぞれかも

しれませんが、食事の取り方もその一因に

なります。


夕食時間が早く、寝るまで何も口にしない方

無意識ですが睡眠時に低血糖が起こっている

かもしれません。


ということで、目に見えない血糖値ですが

測定器を付けて一度自分のからだの中で

どんな現象が起こっているのか、

自分はどんな食べ物、食べ方、シチュエーション

で血糖値が上がるのか。


一度でいいので目で見て確かめるのは

将来的に病気や不調を防ぐために必要なこと

なのかもしれません。


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