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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

執筆者の写真峠めぐみ

知識と現実

こんにちは。

分子栄養学アドバイザーの峠めぐみです。


夏休み、

皆さんはどんな風に過ごしましたか??


夏休みといえば、私は…

ご飯作りめんどくさいなぁー!

と、まず頭に浮かびます笑


1日3食+捕食。


料理が苦手な私にとっては

ストレスでしかありません!


ただ、今年の夏休みは、

先月のブログにも書いたように、

長男と食事作りをすると決めていたので

長男に任せられることは任せて、

少し楽することもでき

何とか乗り切る事が出来ました。


あとは、サッカー三昧!

そして家族旅行は、

宮崎県に初めて行ってきたのですが、

住みたい!!

と思うほどいい所でした。

老後は、海の見える場所、

波の音で目覚めるような生活をしたいと

思っているのですが、

そんなイメージが膨らむ素敵な場所でした。


と、我が家の夏休みは

そんな感じだったのですが、

この夏休み中、

特に感じた事を今回お話したいと思います。


タイトルにも書いたように、

『知識と現実』

というお話です。


分子栄養学を学び始めて…

まず学んだだけで、

何もしなければ体は変わりませんよね??


猛勉強して、

たくさんの知識を詰め込んで、

安藤先生と同じ位の知識を

身につけることができたとしても!


実践しなければ、体の変化はありません。


頭では分かっていても、

行動が伴わなければ、

何も変わらないのです。


例えば、

私はスポーツ栄養にも興味があり、

色んな本を読んでいたことがあります。

勝負飯とか、

勝ち続ける体とか、

強い体づくりとか、

なるほどー!!

と、思う事がたくさん書いてあります。

なるほどー!!

と、思うのですが…

実際それをやろうとすると…


ん?

無理だ…。

継続できない。。。

チーン。

と、いった状況になってしまったのです。


なぜ無理だったのか?


私の場合ですが、


●試合に向けて1週間前から

エネルギーをためこもう!

→長男のチーム、試合は突然

入る事も多々あり、毎週末あることも。

そうなると、

1週間前っていつなんだろう…?

と頭が混乱。笑


● 夕食は就寝の

3時間前までにすませよう!

→夜練がある日は、無理…


●試合当日は、

3時間前には炭水化物とタンパク質、

1時間前ならバナナやおにぎり、

30分前なら

エネルギー系ゼリーがオススメ!

→試合会場に集合したら、

親の管理下にはなく、

そんな事できない…

しかも子供2人となると、

時間も場所も違う子供達に

いちいち逆算して

そんな事やってられない!!


と、私の場合は

もう頭が混乱しまくりで、

継続はできないレベルでした。


もちろん

簡単にとりいれられるレシピや、

役立つ情報もたくさんありました。


私は頭が混乱してしまい、

プシュ~と撃沈してしまいましたが、

これが知識があってもできない

現実の1つでした。


もう1つは、

先程も言った通り

我が家はサッカー三昧の夏休みでした。


長男が4年生ということで、

この夏は特に試合数もグッと増える

初めての夏。


連日試合が続く日は、

本当に、家にいる時間は

お風呂と寝る時間くらいで、

親子でもうヘトヘト。

まだ子供達は移動中の車内でも

寝たり食べたりできますが、

私は運転しなきゃなので、

食事の時間も不規則になりがちでした。


朝食は車内、

昼食は試合の合間、

夕食は外食、となる現実。


頭では分かっているけど、

試合スケジュールに振り回されて、

帰宅時間も予測できず、

思うようにできない!!

これも知識があっても

できない現実の1つでした。


私の場合は子供達のサッカーですが、

そうじゃなくても

仕事で残業が続いたり…

子供に振り回されたり…

と、頭では分かっていながら

できない現実というのは、

みなさんにもあるんじゃないでしょうか??


いくら知識があってもできない現実。

知識を活かして

日々の生活にとりいれることが

できなければ変化はしない。


新しいことを始める事や、

習慣づけることはなかなか大変ですよね。


また、料理が得意な方や、

割と元気な方は、

楽しみながら新しいチャレンジも

しやすいかもしれませんが、

料理が苦手な方や、

日頃疲れ切って何をするにも

気力がない方にとっては、

本当に簡単な事しかできない

ということもあるかもしれません。


【分子栄養学はとりいれやすい】


分子栄養学を勉強するのは難しいですが、

勉強すれば、

例えば欠食すると

体の中ではどういうことが起こるのか??

が、分かると…

3食きちんと食べよう!

とか、

足が攣る!

あ、マグネシウム足りてないかもだから、

マグネシウムをとろう!

とか、


自分の体のサインを自分で受け取り、

対処することができるようになります。


する事は、日々の生活に

とりいれやすいものばかりなので、

継続しやすいというのも大きなメリット。


スポーツ栄養は私はなかなか継続して

とりいれることができませんでしたが、

そんな私でも、

分子栄養学を実践することは

継続することができています。

(試合が続く時はできてませんが…)


そのおかげか、

この間ふと思ったことがあります。


連日試合でヘトヘトな私だったのですが、

元々ポンコツでヘタレな体の私は、

これでもこのハードスケジュールを

割と機嫌良く過ごせたことに、

自分でも少しビックリしたんです。


もちろん疲れてはいたのですが、

元気な人でもハードな日が続くと

疲れますよね。

疲れ知らずな無敵人間なんていません。

誰だって忙しい日が続けば疲れます。

この疲れはきっと人並みの疲れなんだなと、

ふと思ったんです。


分子栄養学を学ぶ前の以前の私なら、

低血糖からのイライラや手の震え

欠食のデメリットなど何も知らないまま

きっと想像を絶する疲労感と

メンタルの不安定さに

発狂していたかもしれません。


今は、

試合が続き、思うようにできなくても、

朝食は抜かない!食べる!

例えコンビニであっても必ず食べる!

そしてお腹が空く少し前に捕食をとる!

など意識して、

もしできなくてもそんな自分も責めずに

受け止め、ある程度割り切って

できることをする!

私はこの夏、出来ない事も

たくさんありましたが、

そんな自分に落ち込みすぎないように

なったのも、

分子栄養学のおかげだなと思っています。


みなさんの知識と現実

どんな感じでしょうか?


知識も現実もハナマルなら最高ですね!

でも、出来ない時はできない!

その人に合ったライフスタイルで

とりいれられる分子栄養学。

出来ない時があっても、

続けられる分子栄養学。


個体差もあるので十人十色です!


生活リズムも生活環境も皆さん違います。

人と比べず、自分のライフスタイルや

自分の体にあった分子栄養学を

知識だけで終わらせないように…


少しでも現実が変化するお手伝いを

私も今までの経験を活かして

みなさんにお届けしていきたいと思います!


以上、長くなりましたが、

最後までお読みいただき

ありがとうございます!

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