産後2ヶ月ママの現実!
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

産後2ヶ月ママの現実!

皆さんこんにちは。

分子栄養学アドバイザーの森田早紀です。


全国的に大寒波が訪れていますね。


こんな寒い時期には、冷えと乾燥肌が

特に気になるかと思いますが、

皆さんはいかがですか?


私も分子栄養学と出会う前は、

手足の冷えがひどく、夜も湯たんぽなしでは

眠れませんでした。


でも分子栄養学を取り入れた食生活で、

知らないうちに、足先が冷えることはなくなっていました!


厳しい冬に、さらに冷えで悩んでいる方は、

ぜひ、私の前回の記事も参考にしてみてくださいね。


さて、今回は、分子栄養学を取り入れた

産後は、実際どうなの?ということで、

赤裸々にお話しようと思います!

自分自身のこと、子どもたちのこと、

家庭のこと、全部お話します!


分子栄養学を取り入れた産後2ヶ月ママの現在


私は今から2ヶ月前、

第2子となる女の子を2802gで出産しました。

母子ともに健康で、胎盤もとってもきれいで

見本のようだと褒めていただき、出血量も少量でした。


産後は、出産時の出血や、

その後の悪露で

貧血になることも多いので、

出産前から、毎日の食事では鉄分を

意識した食生活に追加して、

亜鉛のサプリメントも補給しました。


※サプリメントの種類や量は、

自己判断は危険です!

オーソモレキュラーに精通した、

医師や管理栄養士の方の指示を仰いで下さい。


また、産後は頻回授乳が始まりますし、

2歳の息子がいるので、赤ちゃんが寝れば

自分も休めるというわけではありません。


退院後すぐに、3食の食事を全て完璧に

作ることは、私には不可能だと

思いましたので、産前には、産後特に、

不足しがちな鉄分や

亜鉛には気をつけて補給しておこう!

と思ったのです。


そして実際のところどうだったか?

ですが・・・

あんなに気をつけていたのに、

鉄不足になりました。


鉄不足に気づいたきっかけは、

血液検査でも、1ヶ月検診でもなく、

2歳の息子の通う保育園での、

ある出来事でした。


2歳の息子を保育園に送って行った

ときのことです。

保育園の先生から

「お母さん、大丈夫?」

と声をかけられて、人前で

泣いてしまいました。


確かに、産後退院してからは、

赤ちゃんには手がかからなかったのですが、

2歳の息子に手がかかっていました。

2歳という、自我が芽生え始める

難しい時期で、なおかつ

自分だけではなくなった環境の変化。

息子も頑張っているのだなあと、

私も必死に向き合っていました。

里帰りも、手伝いに来てもらうことも

しなかったので、

大変ではなかったといえば嘘になります。

先生に声をかけられるまでは、

気を張っていたのだと思います。

が、先生のその一言で、急に涙が

出てきてしまいました。

「息子も頑張ってくれているのに、

手を差し伸べたいときに何も

してあげられない。私は無力だ」と思ってしまいました。


でも、臨月になって、息子を抱っこで教室まで

連れて行ってあげられず、泣いている息子を

教室まで手を引いて連れて行ったときには、

「大丈夫です!お兄ちゃんも

頑張ってくれています!」と言えていたんです。


そこでハッと気づきました。

「あ、私鉄不足になってる・・・」

鉄不足があると、自分が無力で惨めに

思えたり、悲しくて涙が出たりします。

まさに、産後鬱のような状態ですね。


産後、気をつけてはいましたが、食事は

明らかに産前よりは疎かになっていたし、

寝落ちしてしまって、サプリメントを

飲めない日もありました。

でも産褥期には体を休めることも大切で、

物理的に睡眠時間も足りない中、

完璧な食事を毎日とることは、

かなり難しいなと思いました。


そこからサプリメントにも頼って、

食事も徐々にしっかり作れるようになり、

泣くことも、自分を惨めに思うことも

なくなりました。

分子栄養学を学んでいなければ、

「あぁ、私産後鬱なんだ」とか

「産後だから仕方ない、当たり前」

で終わっていたかもしれません。


でも、栄養で解決できることを知っていて

よかったなと、心から思います。

解決策がわかっていれば、

辛い気持ちも長引きません。

知識は財産ですね。


難しい時期!3歳になった息子


つい先日、お誕生日を迎え、

3歳になった息子。

保育園では、先生から

「普通は保育園でももっと赤ちゃん返り

するのに、本当にお利口なんですよ。

頑張っていますよ。」と聞かされました。


でも、家では保育園で頑張っている

反動もありますが、それだけではない、

尋常な癇癪を見せていました。

おもちゃで遊んでいたかと思うと、

何か気に入らないのか、

大きな声で叫んで投げる!

そして、泣き出す。

ということが毎日何度もありました。


そんな息子に対してイライラし、

怒鳴ってしまうことも増えていました。

「いい加減にしなさい!」

「なんでそうなるの!」

「早く〇〇しなさい!」

「泣くな!」

完全に、私も亜鉛不足でした。


優しい声かけができなくなっていました。

叱るのではなく、頭ごなしに、

私の気分のままに

怒ってしまっていました。


私も、きちんと料理ができていない

期間でしたし、息子にもキッズサプリを

用意していましたが、歯磨きのタイミングや、

私の授乳の都合で、サプリを食べない日も

ありましたので、やはり息子も

鉄・亜鉛不足が顕著になっていました。


そこからやはり、今は絶対に欠かしては

いけない時期だと思い知らされ、

食事がどうしても疎かになってしまう

期間だけは、サプリメントは忘れないように

しよう!と数日続けた結果、

息子の行動も気持ちも落ち着きました。


生後2ヶ月の娘


一方で、生後2ヶ月の娘は、

すでに夜は6~7時間は眠るようになりました。

体重増加もしっかりとあり、

夜泣きはありません。

乳児湿疹もありません。

息子のときのように、足の爪が脆く、

反り返っているということもありません。

日中起きているときには、おもちゃを

目で追うようになりましたし、

声掛けに対してニコニコと笑うようにも

なりました。


妊娠前から分子栄養学を取り入れ、

妊娠中にも分子栄養学で学んだ

食生活と生活習慣を行ってきた

賜なのではないかと思います。


あと数ヶ月すれば、

補完食も始まりますので、

引き続きしっかりと栄養と愛情を

補給させてあげたいと思います!


家庭内円満!


保育園事件から数週間経ち、

私も食事をしっかり作れるようになり、

イライラも減っていきました。


食事でしっかり亜鉛をとれているか、

一度サプリメントを中断して実験しよう!

と思いたち、亜鉛のサプリメントを

中止して数日で、激しいイライラが湧いてきました。


主人と息子に対してのイライラが激しく、

主人も気づいて、ドクターズストップならぬ、

ハズバンドストップがかかりました(笑)

主人から、「亜鉛摂って」と一言。

今の我が家では、家庭内円満のためには、

亜鉛は欠かせないようです。


主人は家事も育児も積極的に

参加しています。

私の両親の時代では、旦那さんが

育児に参加することは珍しかったかも

しれませんが、

今は、共働きの時代で

、段々と風潮も変わりつつありますね。


私と違い、主人は

穏やかに息子に接しています。


主人は消化力も高く、以前から

赤身肉もたくさん食べてきているので、

タンパク質や亜鉛が足りていて、

きちんと代謝されているのかもしれませんね。


1ヶ月後には、主人はリレーマラソンに

参加するようなので、それに向けて、

しっかりと食事を整えていきます!


実体験してみた結果・・・


私が特に産後大切だと感じた栄養素は、

鉄・亜鉛でした。


もちろん鉄と亜鉛だけ摂れば良いという

わけではありません。

鉄や亜鉛がきちんと体の中で機能するには、

タンパク質、ビタミンCやビタミンB群、

マグネシウムなど、その他の栄養素も必ず

必要です。


また、私にとっては鉄と亜鉛が特に重要で、

必要でしたが、必要量は人によって違いますし、

その他の栄養素がかなり不足していて

必要な方もいます。


ただ、鉄と亜鉛は、どの女性も不足しがち。

でも見逃されすぎ。

意識していても不足するし、

一般診療の病院ではなかなか

見つけてもらえないので、

かなり、かなり、かなり気を使って、

しっかりと量を摂ることをおすすめします!


世の中のママたちが、楽しい子育てと、

穏やかに過ごせる家庭を持てるように、

これからも私は全力で応援していきますね!


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