~引きこもり主婦からアクティビストへ~
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

~引きこもり主婦からアクティビストへ~

…なんていうカッコいいタイトルを

つけてみたのですが(^^;

今日は久々に私自身の変化を

綴ってみようかとおもいます。


主婦歴&ママ歴15年。

フリースクールに通う長女

公立中学校で早朝から夕方まで

部活動に励む長男

まだまだ手のかかる幼稚園児

三人の子育てをしながら

SNSでの情報発信

分子栄養学に基づいた食のお話会開催

それ以外にも

オーソモレキュラーアカデミーにて

ママ達の集い場の主宰サポート。

託児施設での保育の仕事。

社会活動家の方を招致してのお話会主催。

学校に行かない選択をしたお子さんと

その保護者の集い場の運営サポート.。

自営業の夫の手伝い

などなど…



気づけば自分でもびっくりするくらい

様々な活動をしています。


こんな話をすると

『めっちゃパワフルですね!』

とお声がけしていただくことも多いですが

最初からこんな人間だったのかというと

…全くもってそんな事はありません。

上の子たちが幼かった頃は

ママ友をランチに誘う事さえ躊躇して

出かける用事と言えば

たまの公園遊びか買い物。

一日の大半を家事育児にだけ使い

テレビドラマをみながら時間を潰す…

そんな日々を過ごしていました。


元々お喋りは大好きなのですが

いざお友達とランチに行きたいな

と思ったとしても

その場でどう振舞えばよいのか

どんな話題が盛り上がるのか

…そもそも友達は

私なんかとランチに行きたいのか?

など頭の中にごちゃごちゃと

余計な考えが湧き出してきて止まらない。

結局、悩みすぎて誘う事を諦める。

そしてそんな自分を責める…

なんて事を繰り返していました。

ママ友との事ではなくても

そんなご経験ある方

いらっしゃいませんか???


これね、実は栄養と訓練

少しずつ変わっていくんです。

なんせ私自身が変わりましたから。

もしほんの少しでも

積極的な自分になってみたい方

もしくはお子さんが内気だったり

持っている力を発揮できていないな…

と感じていらっしゃる方は

ぜひぜひこのまま

読み進めてもらえると嬉しいです。


まずは栄養のお話から。


≪過度な不安を感じる事≫


もともとの気質も影響しているので

誰もが積極的に行動できる

ワケではありませんが

鉄・亜鉛・マグネシウム

私が分子栄養学に出会って

積極的に意識するようになった

ミネラル達。

これらの不足が私の不安感を

産み出す大きな要因だったのでは

ないかと推察できるんです。

そのカギを握るのが


≪神経伝達物質≫


脳の中での情報の受け渡しを担う

化学物質の事を指します。

おおもとの材料はたんぱく質。

たんぱく質がビタミンやミネラルなどの

力を借りて様々な神経伝達物質へと

形を変えていきます。


以前の私はミネラルの不足で

神経伝達物質である

ドーパミンとノルアドレナリンの

バランスが崩れていた可能性があるんです。


ここを詳しくご説明しますね。


先ほど意識しだしたミネラル

の中に挙げた『亜鉛』

亜鉛不足があると

銅が過剰になるという事が起きます。

亜鉛と銅は互いに拮抗する栄養素で

血液中に亜鉛が多いと

銅の吸収が阻害され

逆に血液中に銅が多いと

亜鉛の吸収が上手くいきません。

(これは血液データからも

読み解くことができます)


銅過剰の状態だと

ドーパミンがノルアドレナリンへと

過剰に変換され、恐怖や不安に対する

過度の反応が現れる。


昔の私が銅過剰だった事を疑う理由は


≪チョコレート欲≫


不安な気持ちを抱えると

食に走りがちな私…。

特に大好きなチョコレートへの

欲求が止まりません。

チョコレートって

銅が多い食材でもあるんです。

自分から銅過剰を招いていた

可能性大ですね。


そしてこれら二つの神経伝達物質の

バランスをとる役割をしてくれる

セロトニンの不足も

(鉄不足があると不足しやすい!)

大いに関係していたと思います。


過度な不安感については

我が家のミネラル不足っ子な

長男も特にこの状態が強く

出ています。


血糖コントロールには

まだ課題があるので

食事面からのアプローチも

なかなか難しいのですが

お弁当の内容を工夫したり

補食を準備することなどで

出来る限りの対応をしています。


そして運動部に入り

新しい環境に身を置くという

≪行動≫で長男自身も

大きく変化しています。


これもいわゆる『訓練』のひとつ。

訓練と書きましたが

私が取り組んだ訓練はもうただ

『お友達を誘ってみる』

これだけです。


いや、これが出来んのやん!!

と思われたかもしれませんが

自分にできることは

『お友達を誘う』という行動だけ。

無理やり約束を取り付けたり

お友達がイエスと言うまで

絶対に引き下がらない

なんてことはしませんよね。

つまり私とランチに行くかどうかは


相手(友達)が決める事

それに先ほど私が挙げた

『どう振舞えばよいかわからない』

『私なんかとランチなんて…』


これ全部、気持ちが

内側(自分)に向いてますよね。

つまり、相手の事を考えているようで

じつは自分の事ばかり

考えてしまっている状態なんです。

ただお友達と楽しい時間を

共有したいだけなのに

自意識過剰になって

勝手に苦しむ必要ないですよね。


そこに過剰な不安も期待も

本当は必要ないってことに

栄養が満ちて心が穏やかになると

不思議と気が付くんです。


そして、忘れちゃいけない

血糖コントロール


一日を通して穏やかに

過ごせるかどうかは

血糖コントロールに

かかっていると言っても

過言ではありません。


  • 三食食べる事

  • 糖質、脂質、たんぱく質 三大栄養素を意識したメニュー

  • 特に朝食にたんぱく質メニューを 入れておくこと


まずはここから始めてみてください。


行動を起こす為には

エネルギーが必要です。

三度の食事を摂ること

食事から得たエネルギーを

生かせる身体作りをすること。

栄養が満ちてくると

行動を起こす為の力が湧いてきますよ。


そしてもう一つ取り入れた行動。

おれは、アドバイザーの先輩から

教えていただいた『セルフハグ』


両腕をクロスして

肩のところをポンポンとタッチ。

不思議と安心感が湧いてきて

気持ちが落ち着きます。

不安を感じたり

一人反省会を始めそうになったら

セルフハグしたり

子ども達とハグしたり…


いくつになっても触れ合う事は

とても大切だと感じています。


人生は一度きり。


今まで、性格だから…

と諦めていたことが

栄養を意識した食習慣に変える事で

いつの間にか変わっていくとしたら。


楽しみたいこと

やってみたいこと

叶えたいこと

そこに一歩近づく自分に

なってみませんか?


ここまで読んでくださって


ありがとうございました。


以上になります。

どうぞよろしくお願いいたします。


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