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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

≪部活するなら○○は必須!≫

この春中学生になった我が家の長男。

部活男子デビューしました。

今回のブログは、部活だけじゃなくて

クラブチームに所属したり

体操や空手など運動系の習い事をしている

お子さんがらっしゃる方に

読んでいただけるととても嬉しいです。

~部活男子はパパより食べる?!~


日本人の食事摂取基準というものが

厚生労働省によって策定されています。

そこに当てはめて考えると

我が家の部活男子は

運動強度でいえば≪レベルⅢ≫

つまり2900Kcal必要。

これなんと、成人男性である

夫の必要カロリーを上回っているんです!

とはいえ策定の参照身長や参照体重には

満たない長男なので必要カロリーは

もう少し少なくても良いかと思いますが

それでも30、40代男性と同じくらい

食事からエネルギーを得る必要があると

知ったときは驚きました。

成人男性以上の食事量が必要!

…とはいえやはりまだまだ

成長途中の子どもの身体。

そんなにたくさんの食事を

一度に摂ることは難しいのが現実。

実際我が家の長男は

ミネラル不足がベースにある子なので

過緊張気味、血糖コントロールが苦手…

などなどまだまだ課題を抱えている状態。

朝食が思うように食べられないまま

学校に向かう日もごくたまにあります。

そんな長男のエネルギー補給の鍵になるのが

≪補食≫

補食とは三度の食事以外に食べる

軽食の子を指します。

お菓子と違うところは嗜好目的ではなく

食事から補えなかった

栄養やエネルギーを摂ることが

目的であるとところ。

~なぜ補食が必要?~

長男の場合だと

12時半ごろお弁当を食べてから

部活が終わるまで約6時間程あります。

人間が食べたものから得られるエネルギーは

早ければ2~3時間ほどで枯渇してきます。

という事は

お弁当の内容によっては

6時間目の授業が終わる頃にはもう

エネルギーが不足してくるという事。

そこから2時間以上部活で身体を動かす。

さてさてそんな時

補食を摂らなかった場合

子ども達はいったいどこからエネルギーを

得ているのでしょうか?

~身体の中のエネルギー貯蔵庫~

食べたものは消化吸収のプロセスを経て

私たちの身体を動かすエネルギーになります。

血液中にあるエネルギー(糖)の値を

数値化したものを『血糖値』と呼びます。

血中にのらなかった糖は肝臓や筋肉に貯蔵します。

そして食事を摂ってから時間が経ち

血糖値が下がって来た時に

肝臓や筋肉に蔵しておいた糖を取り出して

血糖値を維持していきます。

とはいえ子ども達はまだまだ

筋肉量も少なく肝機能も大人ほどの

働きが出来るところまでにはいかないので

エネルギーの貯蔵量が少ない。

これは子ども達だけではなく男性と比べて

筋肉量が少ない女性にも言える事です。

なのでエネルギーの不足がある時は

貯蔵してある糖だけでは足りないので

筋肉を取り崩して得たたんぱく質を

糖に変えて血糖値を維持します。

成長期のお子さんの筋肉を取り崩す

…考えたらちょっと怖くないですか?

なので三度の食事以外にも

≪補食≫を摂ることで

血糖値を安定させていくことが

特にスポーツキッズには必須!

そしてこれ実は

メンタルの安定にもとても重要なんです。

~帰宅後機嫌が悪いワケ~

血糖値が下がってくると

人の身体は生命の危機を感じ

なんとか血糖を維持しようと

血糖値を上げる作用を持つホルモンを

放出します。

血糖値を上げる作用を持つホルモンは

様々あるのですがその中でも

『アドレナリン』や『ノルアドレナリン』

といったホルモンは

イライラ、興奮、焦燥感などを

引き起こしてきます。

この状態に思い当たる節はあって

中学入学後の長男は帰宅後

とても機嫌が悪い事が多かったです。

とにかくイライラしていて

ちょっとしたことですぐに態度が悪くなる。

新生活に過剰な緊張を感じていたので

それも血糖コントロールを乱す原因。

これ以前ならカミナリ落として

めちゃくちゃ怒っていたのですが

今は

『…低血糖起こしてるんだな』

とわかるので

あまりにもひどい態度の時は

もちろん諫めるのですが

それよりもすぐにエネルギー補給できる

食べ物を準備してココロを落ち着ける

ように心がけています。

幸い先日の部活説明会にて

補食の持ち込みが許可されている部だと

判明し、胸をなでおろしたところです。

  • 部活が始まる前

  • 活動途中など

顧問の先生から許可が出ているので

しっかりと補食を摂れそうです。

これからはお弁当と補食を準備して

学校へ送り出そうと思います。

~背を伸ばしたい!~

そして今回、長男が

運動部入部を希望した理由の一つが

背を伸ばしたいという事でした。

前回のブログで

骨の成長にはカルシウム以外にも

鉄、ビタミンC、たんぱく質が大切

というお話をしました。

今回は骨の成長について

もう少し詳しく説明しますね。

子どもの骨は骨端線という軟骨の部分が

成長することで伸びていきます。


カルシウムを溶かしたり

コラーゲンを破壊するなど

骨を壊してく働きをする破骨細胞と

コラーゲンを作り

カルシウムを定着させていく

骨芽細胞の働きで子ども達の骨は

成長していくのです。

これを促してくれるのが運動。

骨は刺激を受ける事でも壊されます。

運動することで骨に適度な負荷がかかり

骨芽細胞が活性化。

20歳くらいまでは特に骨芽細胞の働きが

活発なので、運動することは

骨の成長にとってもメリットが大きいのです。

とはいえ骨折して故障…

なんてことにならないように

ここでもやはり鍵になるのは補食。

エネルギー不足を補う糖質や脂質だけでなく

たんぱく質の摂取も大切ですね。

そしてもう一つ気を付けたいのが

≪スポーツ貧血≫

スポーツ貧血って言葉

聞いたことありますか?

言葉の通りスポーツに取り組む人が

貧血になる事を指すのですが

理由の一つが過剰な足裏への刺激

走ったりジャンプして着地する

この動作の時に地面に足を強く打ち付けますね

この時の衝撃でになんと

赤血球が壊れてしまうんです!

毎日の激しい運動で足裏への刺激が多い

そんなスポーツをしている子は

特に注意が必要。

また、長時間運動することで

かいた汗から鉄が排出される。

女の子だと月経がある子増えてくる。

などの要因もあります。

ここではを意識した食事が

何よりも大切!

補食の中にも鉄を意識した食材も

積極的に使っていきたいです。

有難いことに長男は補食OKの

学校でしたが

まだまだこういった知識を

お持ちでない指導者の方や

学校側の対応がなされていない

という事が多いのでは…と感じます。

スポーツキッズのママは

ぜひ顧問や担任の先生

養護教諭の先生に

補食を摂ることができないか

お子さんの健やかな成長のためにも

ぜひ相談してみてほしいと思います。

この記事がお役に立つと嬉しいです。

ここまで読んでくださり

ありがとうございました。

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