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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

『マグネシウム不足にご用心!』

毎日暑い日が続きますね。


皆様体調など崩されていませんか?

夏バテや熱中症になった

などというお声もチラホラ

聞かれるようになりました。


このブログを読んでくださっている

皆さんは、朝ご飯毎日食べていますか?

しっかり食事を摂る

これ立派な夏バテ対策

そして熱中症対策でもあります。


特にこの季節は

朝は和食をオススメします。

塩おむすびとみそ汁で

朝から良質な塩分を補給!


塩分と言えば…

≪汗で失われるミネラル≫

なんていううたい文句

この時期になるとよく聞かれますよね。


確かに汗の中にはごく微量ですが

ミネラルが含まれています。


前回のブログ記事にも登場した

私たちの身体にとって

大切なミネラルのひとつ

マグネシウムについて

今日はまとめてみたいと思います。


≪マグネシウム≫とは

私達人間をはじめ動物や植物が

生きるために必要なミネラル。

マグネシウムはカルシウム、カリウム

などと同じく主要ミネラルと呼ばれる

グループになります。

身体の中の主に骨や歯に6割ほど

それ以外は筋肉や神経、そして脳に

存在しています。


主な働きとしては

  • エネルギーを産み出す

  • 栄養素を合成

  • ホルモン分泌を促す

  • 健全な骨を維持する

  • 筋肉や血管の収縮

などなど多岐にわたります。


特に大切な役割が

『エネルギーを産み出す』


以前コチラの記事も登場した

ATP(アデノシン三リン酸)

私たちの身体を構成する

細胞を動かすエネルギー。


このATPを産み出す過程に

マグネシウムは必須の栄養素。

という事はマグネシウムが不足すると

私たちの身体は元気に動かない

という事が言えますね。


マグネシウムが含まれる主な食材は

  • ほうれん草、切り干し大根(野菜類)

  • あおさ、わかめ(海藻類)

  • キヌア、きび(穀類)

  • きなこ、納豆(豆類)

  • ごま、アーモンド(種子類)

  • 干しシイタケ、キクラゲ(キノコ類)

  • 干しエビ、あさり(魚介類)

などなどですが

この食材一覧を見て

何かお気づきになることありませんか?


これらは私達日本人が

昔から食べ繋いできた食材です。


『魚離れ』『野菜離れ』と言われて

久しいようにこういった食材が

食卓に毎日のように上らなくなっている。

これもマグネシウム不足の

要因の一つでしょう。


特に子どもの頃から食べ慣れておくことは

大人になってからの食習慣に

大きな影響を与えます。

ぜひ積極的に日々の食事に

マグネシウム豊富なこれらの食材を

意識してみてくださいね。


そして気にしておきたいもう一つ。

それはミネラルの吸収率。

マグネシウムの吸収率は40~50%程。

つまり摂取した約半分ほどしか

体内に吸収されないんです。


そしてぜひ知っておいて

いただきたいのが

せっかく摂り入れたマグネシウムを

身体から排泄してしまう?!

そんな食習慣があるんです。


それは加工食品を多食する事。


加工食品は忙しい現代社会においては

とても便利な食材なのですが

加工食品は加工の工程で

どんどんと栄養素が

抜けていってしまうという

特性があります。


特にビタミンやミネラルなど

水や熱に弱い栄養素は

加工の工程で抜け落ちやすい。

なので例えば


  • レトルト食品

  • カット野菜


こういったものを頻繁に摂っていると

期待しているほどの栄養が摂れておらず

知らず知らずのうちに栄養不足を

招く事に繋がりかねませんので

特にお子さんの食事には

摂り入れる頻度に気を付けて下さいね。


そして、これは大人の方に

特に注意しておいていただきたい事。

アルコールとカフェインとの付き合い方。

アルコールやカフェインは

マグネシウムなどのミネラルを

尿中に排泄する作用が強い事が

わかっています。


お子さんでも

チョコレート好きな子なんかは

食べる量に注意が必要ですね。

また、中高生くらいになると

エナジードリンクなどを

飲む子もいるかもしれません。

エナジードリンクは

コーヒーよりもカフェインの含有量が

多いものがありますので

こちらも注意が必要です。


またストレスを感じる事でも

マグネシウムの排泄量が

増加する事がわかっています。

連日酷暑が続くこの季節も

外を歩くだけでも気温と湿度が

立派なストレッサーに

なっていますので要注意!


マグネシウムが大切なことはわかったけど

野菜も海のものもウチの子は

進んで食べたがらないなぁ…


とお悩みのママにマグネシウムを

簡単に補給するためにぜひ使ってほしい物

それが『にがり』


にがりとは

海水から塩を作り出すときに出来る液体で

マグネシウムが豊富に含まれています。

我が家でもマグネシウム補給に大活躍!


  • ご飯を炊くとき

  • お味噌汁やスープに

  • 暑い日の持ち歩きの水筒に


毎日少しずつ摂り入れています。

液体調味料のように置いておけば

手軽に続けやすいですよ!

我が家の調味料棚には常にストック。

ただしにがりは『苦汁』とも書くように

そのまま舐めると顔がゆがむほど

苦い苦い液体です。

なのでご家庭で取り入れる際は

ぜひ少量から始めてご家族が

びっくりされないようにご注意を。


水筒の水にも入れるよー♪

と書いたので水のお話を少し。


日本の水は『軟水』と呼ばれ

ミネラルの含有量が『硬水』

比べて少ないという特徴があります。


ヨーロッパ地方では主に硬水が多いのですが

この違いは地形にあるとされています。

なだらかな土地が続くヨーロッパ地方では

広い平原をゆったりと大きな川が

流れているイメージがありませんか?


それに比べて日本の川は傾斜で海まで注ぐ川が多く

土の中からミネラルを吸収出来る時間が短い

という違いがあります。

また土地を構成する岩盤にも違いがあり

ヨーロッパ地方の地層はミネラルが豊富で

水に溶け込みやすいといった特徴が

あるんだそうです。


最近は国内だけでなく様々な国の水も

ボトリングされて購入出来るように

なっていますが

物によっては苦みを感じて

飲めなかったりしませんか?


あの口当たりの違いも

ミネラル含有量の違いだったんですね。


ミネラルが豊富なら日本も硬水が

湧き出る地域ならよかったのにな…

と思ったそこのアナタ!


実は私たちが飲んでいる≪お出汁≫

日本にお出汁の文化が根付いたのは

軟水のおかげかもしれませんよ?

昆布のうまみ成分を上手く引き出せるのは

硬水よりも軟水なんです。


また国内でも差があって

西日本にくらべて東日本の水はやや

硬度が高いんです。

敏感な方だと入浴後の肌や髪の様子で

違いを感じる方もいらっしゃるかも

しれません。


西日本でお出汁の文化が花開いた理由も

お水の違いだったのかも?

食文化って奥が深いものですね。


ミネラル不足は現代人の不調の

大きな要因と言われています。


特にマグネシウムは食生活の変化によって

現代人に不足しているミネラルの一つ。

ぜひ今日から意識して食卓に

積極的に取り入れてみてください!


ここまで読んでくださり

ありがとうございました。



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