実践!分子栄養学に基づいた離乳食のすすめ〈初期~1歳〉
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

実践!分子栄養学に基づいた離乳食のすすめ〈初期~1歳〉


こんにちは。9期アドバイザー

2児の母の福嶋です!


先日末っ子の娘が1歳になりました。


だんだんと自我が芽生え、

意思表示をするようになり

この先どうなっていくのか

楽しみなところです。


そんな娘は、第一子との比較ですが

めちゃくちゃ育てやすく、情緒が安定した

強い体幹の持ち主になりました。


1歳を節目に、離乳食開始から半年間続けてきた

食事について振り返ってみたいと思います。


個人差があると思いますので

正確な月齢などは書きませんが

もし今現在お悩みの項目がありましたら

わたしが今までに実践してきたことを

書いていますので

なにかヒントがあれば嬉しいです。


おかゆについて


最初のお粥は、

数日で5倍粥の固さにしました。


10倍粥だと

ほとんどお水なので栄養にはならないと

講座や書籍を読んで学んだ

補完食という考えのもとで初期の離乳食は

進めていきました。


補完食というのは

離乳ではなく、母乳またはミルクだけでは

足りない栄養を補うためにとる食事のことです。


娘は食べる意欲があったので、早めに

ステップアップしました。


食事の回数もそれにともない

日本の離乳食ガイドよりは

早い段階で増やしていきました。


もちろん、赤ちゃんが便秘や下痢になって

消化不良の症状があれば避けたほうがいいと思います。


わたし自身栄養士さんからは

赤ちゃんは消化機能が未発達なところがあるので

食べる意欲があるからといってどんどん

食べさせて良いわけではないと

アドバイスを受けました。


ですので、もしご興味があれば

補完食について1度書籍などで学ばれてみてください。


常備したいちょい足し栄養アップ食材


基本的に離乳食のガイドに添いながら

食べるものの種類は増やしていくのが良いかと

思いますが


わたしが常に意識していたのは

赤ちゃんは食べる量が少ないので

その少ない量でいかに栄養をとってもらうかです。


なので、ちょい足し食材として


  • きなこ

  • あおさ

  • すりごま

  • 粉末まぐろ

  • かつお節

  • レバー粉末


などの粉物を離乳食にちょい足しすることを

していました。


出汁で煮たお豆腐に

レバー粉末をかければ

出汁からのミネラル、レバーから鉄分がとれます。


そこに、あおさや粉末のかつお節をかけても

いいですね。


こんなかんじで、足せるところに足していく

少量でもちりつもです!


赤ちゃん、成長期のお子さんに

不足しやすい鉄分摂取の工夫


鉄分、食物繊維をとるためオートミールを

1日のどこかで主食として食べさせていました。


オートミールは、初期はおかゆにできますし

手づかみ食べができるようになれば

おやきにしたら食べさせやすいです。


お野菜を刻んで混ぜたり

パサつくタンパク質食材、ツナやお肉など

好きなものを混ぜて焼くだけなので

冷凍してストックしておくと便利です。


今日は疲れていろいろ準備する余裕がないな

という時に、おやきひとつで

いろいろと栄養がとれるので

おやきのみの食事でも罪悪感なく過ごせました。


お家に卵焼き器があれば、

そこに、クッキングペーパーを敷き

タネを流し込んで焼いて

持ちやすいスティック状に焼けば

赤ちゃんに食べさせやすいです。


ドライフルーツの

プルーンや、レーズンもおすすめです。


我が家では、お湯でドライフルーツを

少しふやかしてすり潰します。


そこにきな粉をいれてペースト状にします。


そのまま食べてもらってもいいですし

ヨーグルトを食べるのであれば

そこに足してもいいです。


もちろんオートミールおやきにも混ぜられます。

これらのドライフルーツやきな粉で鉄分がとれます。


赤ちゃんは生後6ヵ月以降

産まれた時に母からもらった栄養が途切れ

鉄不足になりやすいと言われています。


鉄分については、この先しばらくは意識して

子どもにとらせるのが良いと思われます。


3歳ぐらいまでは、フォローアップミルクなど

を活用されると良いです。


その後も、成長期の子どもは鉄分が不足する傾向

がありますので、食事から取れるように意識

したいです。


手づかみ食べについて


お母さんにとっては片付けが大変なので

手づかみ食べについては

赤ちゃんにとっていいのはわかるけど

みんなどうしてるのかなと気になりますよね。


我が家の場合は、手づかみ食べ

積極的にどんどんさせてます。


成長段階によって、安全に食べられるよう

固さや形状を注意したり、見守りは必要ですが

食べ物に手を伸ばすようになった最初の頃から

なるべく自由に食べさせるようにしています。


わたしの考えとして、赤ちゃんが自らやりたい

と思って行動できることは素晴らしい事だと

思っていて、危険なことや周りに迷惑をかけて

しまうことでなければ、本人がやりたいと思う

ことをさせたいと考えています。


赤ちゃんは好奇心は尽きることがないと言われています。


目の前の食事に好奇心を持ってくれたこと

が嬉しいので、それを尊重したいなと。


手づかみ食べをして得られた手からの感触

指先や、手首をうまく使って口に物を運ぶ動作

目で色や、形を見て触ってみる

全部が赤ちゃんにとって経験値になります

特に0歳のうちは、脳が急成長する時期です。


食事は毎日するものですから

できるだけ親子で楽しみたいです。


ぜひ目の前のお子さんが今どんなことを考え

ながら食事してるのかな。と想像しながら

見守ってあげてください。


後の掃除は、元気があればやるし

元気がなければ、最低限だけでもいいかなと

思いながら過ごしています。


小麦について


わたし自身以前から、ダイエット目的で

小麦はなるべく避けて過ごしてきました。


漠然と、パンや小麦でできたお菓子などは

カロリーが高くなってしまうとの思いで

続けてきました。


分子栄養学を知ってから新たに学んだことですが

現在流通している小麦は、品種改良された

海外製のものが多く

どうしても日本人のわたしたちの胃腸には

負担になってしまうことがあります。


それを知ってからは、なおさら好んでは

小麦をとらなくなりました。


なので、赤ちゃんの胃腸にも負担をかけたく

なかったので

小麦を与えるのは、あえて遅らせました。


アレルギーがないかは知りたかったので

徐々にパン粥を開始しましたが

なるべく国産小麦を使用したものを選びました。


ずっと、お米の主食で

たまに気分を変えたいときは、米粉のパンを

食べさせることが多いです。


パンケーキなどのレシピは、小麦でなく

米粉や、オートミールで代用できます。


極端すぎるのもよくないので

家族が食べているパンを本人が欲しがれば

食べさせることもあります。


絶対こうでないといけないと決めてしまうと

子育てをしていく中ではしんどくなってしまうので

知っていることを活かし意識は常にしていこう

というスタンスでやっています。


そんなわけで

振り返ってみると約半年間

自分なりに赤ちゃんの食事にかなりの熱意と

時間を注いできました。


早い段階から3食しっかり家で食べさていたので

半年間何をしていましたか?ときかれると


間違いなく

赤ちゃんにごはんを食べさせていました!


分子栄養学を学び

それに基づき実践ができて

赤ちゃんもすくすく育ってくれて

とても有意義な時間を過ごしたと思っています。


今現在、離乳食を食べさせているお母さんの中には

毎日一生懸命で、ヘトヘトの方もいらっしゃる

かもしれません。


一生懸命取り組んだことは

きっと赤ちゃんにも届くはずです。


子どものこの先の土台を作っていく大事なときです。


大変なこともありますが

ぜひいろんな赤ちゃんの反応を楽しんで

過ごしていただければ幸いです。


1歳になったこれからも

まだまだ食生活は続きます。


課題もたくさんあると思います。


わたしもこの先楽しんで分子栄養学を学び

実践していきますので、どうぞよろしくお願い致します。


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