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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

執筆者の写真田名後亜唯美

不安をごはんで丸くする

皆さんこんにちは!


寒さも少しずつ和らいできて

もうすぐ春が近づいてきていますね。


新生活に心をワクワクさせる人と

不安でドキドキしてちょっと心配に

なってしまう方といろんな感じ方が

あると思いますが新しい事は自分自身の

成長を促してくれたり人との出会いが

とても楽しい未来を作ったり

出会いの春とはよく言ったものだと思います。


「不安な心と栄養」


この不安な心を分子栄養学的に考えてみましょう。


実は心も栄養で作られていることを

知っていましたか?


何に対しても不安に思ったり

メンタルが弱いと感じたり

新しい場所や新しい環境に慣れることが

なかなかできないこと。


実はこれって生まれつきのあなたの性格で

こういう思考をしてしまうのではなく

やる気を出したり楽しく感じたり

不安に打ち勝つようなホルモンを

作り出す栄養素が不足しているだけなのです。


よく最近耳にする幸せホルモンと言う

セロトニンは神経伝達物質の1つです。


ドーパミンやノルアドレナリンのコントロール

をして心を落ち着かせる働きがあります。


そんな素晴らしい働きをしてくれる

セロトニンは動物性のタンパク質

もとに作られていきます。


ですので毎日の3色の中にしっかりと

タンパク質を摂取することが大切ですね。


またやる気や楽しさを感じるにはドーパミン

集中力や頑張ろうと言う気持ちを作るのは

ノルアドレナリンと言うものが必要です。


そしてこの気持ちを作られるときには

実は順番があります。


ドーパミンからノルアドレナリンと言う

ように作られますがこの時にも栄養

とても深く関わってきます。


実はビタミンCやタンパク質そして銅を

材料に作られます。

ここで注目したいのです。


特にお子さんや月経のある女性の方には

体の中で銅がとても多くなっていることが

あります。


そんなに銅を多く含んでいるものを

食べているかしら?と思われるかもしれませんが


コーヒーやチョコレートなどのポリフェノール食品

に多いためそれらを好んで食べている方は

注意が必要です。


あとは銅と亜鉛のバランスですね。

道と亜鉛は1対1のバランスで体の中に

存在するととても調子が良く過ごせます。


しかし、亜鉛は体の中に吸収しづらく

偏食があるお子さんやそもそも食品から

の摂取が少ない方は足りなくなってしまうため

銅が多くなる傾向があります。


銅が高い状態はイライラしやすかったり

不安が強い、子どもの身長が伸びないなんて

ことが症状として出てきてしまいます。



「心の材料を意識して摂るには」


やはり赤身のお肉や魚などの動物性の

食品に多く含まれています。


うちの小3の息子は貝類が嫌いなんですが

しじみのお味噌汁を出してスープだけ飲む。


を繰り返していたらいつのまにか

貝の身も食べれるようになっていました。


ヘンプシードなんかにも亜鉛は多く

グラノーラにしたり、サラダにかけたりして

ちょっとずつの栄養補給。


アレルギーがなければ卵もバランスの良い

食材です。3食の中に取り入れてみてください。


おやつにも卵焼き、ミネラル多い砂糖とプリンに

する茶碗蒸しや米粉と卵でパンケーキも

いいですね!!


心の不安をいい体への刺激程度に抑えて

わくわく、楽しみが勝つ新学期を迎えてください。


最後までお読みくださりありがとうございました。

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