「繊細な子と学校」
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

「繊細な子と学校」

「人一倍繊細で敏感な子」

HSCさんについて

書きました。


ちょっと復習です!


HSCさんの特徴として

大きく次の4つがあります。


①深く考える

②過剰に刺激を受ける

③共感力が高い

④ささいな刺激を察知する


この4つの特徴が

全て当てはまればHSCさん

かもしれません。


他の子より

学校が疲れやすかったり

行事などがすごく

しんどかったりします。


では、今回は治療家であり

小学校の教員でもある私から

HSCさんにとって

「学校」とはどういう場所

なのかを伝えられたらと

思って書きます。


繊細で敏感な子は

学校生活の中で

少数派です。



HSCさんは

5人に1人の割合です。


30人のクラスなら

6人いるかいないか。


他の24人の子たちの

進め方や価値観が

集団では大切にされてしまいます。


まずそれを大前提として

学校生活という物を

考えてみましょう。


HSCさんは

~しなければいけない

先生のいう事や

集団生活のきまりを

しっかり守らないと・・・

という気持ちを強く

もっているのが

当たり前の感覚です。


その中で、集団の流れや

ルールなどを気にしない

自由な子たちに

圧倒されます。

自由な子は

「未知なる」存在です。



HSCさんにとって

「学校の先生」は絶対的な存在

その先生のいう事を

平気で無視したり

呼び捨てにしたりする

クラスメイトにヒヤヒヤ

そしてその先生が

どんな対応をするか

ものすごく緊張して

見守っています。



そんな緊張感の中

教室内の空気を過敏に察知します

そうすると

先生がクラスメイトに

怒っていると

自分に怒られていないのに

自分が怒られているように

感じています。



HSCさんにとって

視線が集まる

失敗できない環境

静かな場所で声を出す


そのような発表の機会は

ただ事ではありません。


発表会などの行事が多い

2学期には特に疲れが

見られることが多くあります。


今回は、学校での

HSCさんの様子について

書きました。


大切なのは~だから

HCSさんは大変ね。

と思う事ではなく、

少数派であるHSCさんの

上記のように感じながら

学校生活を過ごしている子が

5人に1人いることを

理解している大人が

増えることです。


それだけで

この人安心できる。

そういった事も

過敏に察知できるHSCさんだから

安心できる環境を増やすことが

できるといいなと思います。


私のInstagram


こちらも

HSCさんについて詳しく

投稿しています。


「知りたい!」方は

そちらからもご覧ください。


最後まで

読んでいただき

ありがとうございました!


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