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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

「人一倍繊細な子」

HSCという言葉を

ご存知でしょうか。


大人の「繊細さん」

知られるようになりました


子どもにも

「人一倍繊細な子」

存在します。


チャイルドのCから

「HSC」と呼ばれます。


私が教諭として小学校で

担任をしていた時には

知りませんでした。


様々な子ども達の

自律神経の不調と

向き合う中で

繊細で敏感な子に

数多く出会うようになり

知りました。


「HSC」は診断名などでは

ありません。


特徴など当てはまれば

考えられるというような

性格であり個性の一つです。


もう少し詳しく

HSCさんについて

書いていきます。


HSCさんは

「5人に1人」という割合で

居ると言われています。


35人の学級なら

7人がその傾向がある

ということです。


5人に1人なので

集団では「少数派」です。


あれ?どうして?

私だけこんなに傷つくの…

自分って変わっている?

おかしいのかな…

そういった違和感を

10歳あたりで

感じるようになっていきます。


でも、「繊細で敏感な事」

決して悪いことではなく

喜んでいい性格とも言えます。


どうしても誰かと比べて

「マイナス」なことに

注目してしまいガチですが


HSCさんは

悪い環境だけじゃなく

良い環境でも

人一倍「影響」を受けます。


「感受性の強さ」

嬉しい事や幸せな事も

「人一倍」感じることができるのです。


HSCさんの特徴として

大きく次の4つがあります。

全て当てはまれば

HSCさんかもしれません。


①深く考える

②過剰に刺激を受ける

③共感力が高い

④ささいな刺激を察知する



①人一倍深く考えます


友だちの家に行って

おやつが出てきたら

「いいのかな?」

思うだけでなく


何円のものかな

何が使われているのかな

食べたらどうなるのかな


など深く深く考えます。


②刺激を過剰に受けます


大きな音や

暑さや寒さ

濡れた服

チクチクする服

極端に痛がる

必要以上に驚く

刺激を人一倍受けるので

「変化」などにもすごく

敏感です。


③共感力が高い


ドラえもんが見られない

のびた君にハラハラして

見ていられない。


そのように、残酷なアニメや

主人公に共感しすぎて

感情が反応しやすい

という特徴があります。


④刺激を過剰に受けます


遠くで起きている地震を

感じとることができたり


音やにおいなどの五感が

感受性が強く

些細な刺激も

HSCさんにとっては

大きな刺激になることがあります。


4つの特徴が全て当てはまれば

HSCさんかもしれません。


「人一倍繊細」なこの特徴は

他の子にはない「才能」でも

ありますが


過剰に刺激を受けたり

共感性が強いと


変化に対して沢山の

エネルギーを消費します。


他の子より

学校が疲れやすかったり

行事などがすごく

しんどかったりします。


そうなると、

回復が人一倍必要であり

自律神経が乱れやすい

そういった事も言えます。



少数派ですので、

学校を休みがちと

誰かと比べられたりしますが


週4日や2日だけでも

他の子よりも

エネルギーを使って

頑張っている。

という見方ができます。


HSCさんという

少数派の子どもがいることを

正しく理解し広げていく事が

大切だと思い

ブログに書きました!



次回は!

HSCさんと「学校」について

書いていきます!


私のInstagramでも

HSCさんについて詳しく

投稿しています。


「知りたい!」方は

そちらからもご覧ください。


最後まで

読んでいただき

ありがとうございました!


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