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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

執筆者の写真大西健太

分子栄養学を学ぶのが不安な方へ

初めまして。大阪でパーソナルトレーナーと

して活動している大西健太といいます。


今回の記事では運動指導を専門とする私がな

ぜ分子栄養学の考えを取り入れようと思った

のかお話ししていきます。


  • 分子栄養学を学ぶか迷っている

  • 自分の仕事に活かせるか不安

  • 知識がないから学ぶのが不安


という方のお悩みが少し軽くなると思います。

ぜひ、最後までお読みください。


〇自己紹介


大阪のパーソナルジムで7年半勤務後、独立。

フリーランスのパーソナルトレーナーとして

マンツーマンでのトレーニング指導だけでな

く、専門学校の非常勤講師や野球チームでの

トレーニング、食事指導も行っています。


また、治療分野の学びも深めたく、鍼灸師の

資格も取得しています。


冒頭に少し書きましたが、パーソナルトレー

ナーというとイメージはつくでしょうか?

筋トレやダイエットというイメージが強いの

ではないでしょうか?


私の場合、様々なお悩みをもった方を担当さ

せて頂きました。


ボディメイクやダイエットだけでなく、痛み

の改善、姿勢改善、スポーツのパフォーマン

スアップ、健康増進とお客様のご要望は多岐

にわたります。また、アスリートのトレーニ

ング指導やここ数年ではジュニアの指導にも

関わるようになりました。


要するに「お客様のご要望に合わせる」のが

パーソナルトレーナーということです。実は

このあたり、分子栄養学でいう「個体差」

いう考えと同じだと思っています。


〇分子栄養学との出会い


人間の身体の構造や仕組みは

基本的に同じですが、一人ひとり違います。

同じものを食べていてもまったく違った

健康状態になります。

簡単にいうと、これが個体差となります。


パーソナルトレーニングでも同じような悩み

を持った方を多くみてきました。

トレーナー歴はもう12年なのでそこそこの経

験を積んできました。ただ、その中で何度も

不思議なことが起こってきました。


同じようなお悩みで同じようなトレーニング

をしていてもお客様によって身体の変わり方

がまったく違ったんですね。そこで「なぜだ

ろう?」と考え、分析した結果、ある答えに

たどり着きます。それが「食習慣」だったん

です。


「人は食べた物でできている」という言葉を

聞いたことがあるかと思います。これは正に

その通りです。「人は食べた物でしかできな

い」のです。そこから、栄養学の勉強を始め、

本を読んだり、セミナーを受講する中で分子

栄養学に出会いました。


〇だんだんと繋がってくる


分子栄養学を学ぶ中で今まで点だったものが

線として繋がっていくことが多々ありました。

「あのときのお客様の不調は低血糖だったの

かもしれない」「消化機能の問題だったかも」

こんな感じで過去に解決することができなか

ったお客様の不調の原因が繋がってきました。


とにかくプロテインを勧めたり、糖質制限を

勧めていた自分が恥ずかしくなりました。

「なんて自分は無知だったんだ・・・」と。


あのときあんなアドバイスをしてしまったお

客様に謝りたい。そんな気持ちで一杯です。


〇食事がめちゃくちゃだった20代


実は栄養を学ぶ前の私の食生活は

最悪でした。

朝は菓子パン、缶コーヒー。

昼はコンビニ弁当。夜は牛丼。

といった毎日でした。

間食にはシュークリームとエナジードリンク

といった感じでした。(今思えば、トレーナ

ーとしても恥ずかしい内容ですね)


当時は慢性的な疲れ、日中の眠気、気力が出

ないなど様々な不調がありました。完全に

血糖症状&エネルギー不足だったなと今にな

ってわかります。


また、季節の変わり目には必ず風邪をひいて

体調を崩していました。


しかし、ちゃんと栄養を学び、実践すること

で体調はみるみる良くなりました。

特に一番の変化は風邪をひかなくなったこと

です。もう何年も病院に行っていません。

日中の眠気や疲労感もなくなり、毎日が快適

です。


それに食事も厳格に制限をしたわけでもなく

ポイントを抑えてストレスなく変えただけで

す。これで身体がこんなにも変わるなら多く

の人に伝えたい。そう思いました。


〇講座受講のきっかけ


講座を受ける前は独学で本を読んだり、単発

のセミナーに出たりしていました。

ただ、独学には限界があります。書籍をひら

けば難解なカタカナがずらり・・・


そっと本を閉じるという日もよくありました。

そこで体系的にまとめられた講座を探してい

たとき安藤先生の講座を見つけました。

なぜこの講座を受講したかというとシンプル

にわかりやすそうだったからです。


「分子栄養学」で検索をかけると様々な団体

がヒットすると思います。私はまだまだ栄養

の知識はないので、難しそうなものを学んだ

気になるのではなく、しっかり実践的な知識

を身につけたいなと思いました。


実際に講座を受けてもわかりやすい講座ばか

りでとてもためになっています。

(とはいえ、まだまだ理解できていないこと

も多々あります)


オーソモレキュラーアカデミーの良いところ

継続学習ができるというところです。


多くの講座は受講して終わりですが、受講後

も動画を見返せたり、更なる学びを深めるた

めのコミュニティがあったりします。

この辺りも講座受講の決め手となりました。


〇受講後の変化


確実にお客様に対するアプローチの幅が広が

りました。どのように広がったかというとお

客様お悩みに対して仮説をたてる際により多

くの選択肢を持てるようになりました。


「あれ?この症状は低血糖からきてるかも」


「栄養バランスが良いのに体が変わらない。

ということは消化吸収に問題があるんじゃな

いか?」


お客様に「〇〇という症状はありませんか?」

と質問すると「なんでわかったの?」と驚か

れることも増えました。


点と点が線に繋がった瞬間です。


ただ、学べば学ぶほど奥が深く自分の知識不

足を実感する日々です。勉強への意欲も以前

よりも増しています。講座はひとりで受ける

のではなく、多くの受講者がいて刺激になり

日々が大変充実したものとなっています。


〇大切にしている考え


ここまでお読み頂きありがとうございます。


この記事をご覧になられている方にお伝えし

たいことは学び始めるのはいつになっても遅

くはないということです。そして、完璧な人

間などいないということです。


栄養指導でも大切している考えがあります。


「bestよりbetter」


完璧は目指さず、より良い選択をという意味

です。講座受講の前は「私なんて・・・」

悲観的になりがちですが、学び始めてみると

意外とそうでもありません。みなさん同じ悩

みや不安を抱えて講座を受講されていたりします。


先輩アドバイザーさんはとても心優しい方ば

かりですので安心して学んでいけますよ。


〇現在の活動について


最後に私の活動を少しご紹介して終わりたい

と思います。冒頭にお話した通り、私の専門

はトレーニング指導です。ただ、運動と栄養

は切っても切り離せません。そこで、食事、

栄養についての啓蒙活動も行っています。


特にジュニアアスリートを育てる親は食事の

知識を最低限知っておく必要があると考えて

います。日々の食事で子供の運動能力だけで

なくココロの発達にも影響します。私自身が

学生時代の食事に後悔していることもあり、

同じ悔しい思いをする子供をひとりでも減ら

していきたいと思っています。


「あのとき、やっておけばよかった」


こんな思いをする人を減らすために日々発信

を続けています。


日々の発信はインスタグラムツイッター

で行っています。この記事を読んで興味を持

って下さった方はぜひ覗いてみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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