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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

執筆者の写真中村まり子

わたしの症例検討会

アカデミーの皆さん

こんにちは。


北海道も30℃を超える日が続き

暑い夏がやってきました。

皆さんは

どのような夏をお過ごしでしょうか?


我が家はこの夏、

台湾から娘が帰国しています。

6月末から2か月間、

一緒に過ごせるのです。


以前、こちらのブログに書きましたが、

娘は発達特性があるように感じています。

診断も受けていませんが、

ネット上の自己診断でも高確率でした。

高校時代には担任の先生にも

相談してみましたが、

同様の意見でした。


ありがたいことに、

その担任の先生はご自分もそうだからと、

「近い目線でサポートできるので

安心してください」と。

ご自分の特徴も話してっくださって、

今思えば、

先生にも分子栄養学をお伝えできたらなって

思います。


娘は台湾では

大学の敷地内にある学生寮に住んでいます。

けれど、日本と違い台湾は外食文化。

寮では食事は出ません。

キッチンはあるようですが、

使用するには予約が必要。

思うように自炊することもできません。

リーズナブルな食堂や

コンビニが充実していて、

自炊する方が費用もかかるようです。


そうなるとどうしても

栄養に偏りが生じます。

朝は学校の敷地内で

コンビニのおにぎりか、

学食のサンドウィッチ。

ご飯の方が好きなので、

コンビニのおにぎりの方が多いとのこと。

コンビニ食だと添加物が気になりますね。


部屋のコンセントで炊飯器を使うことは

可能なようですが、

ルームメイトが3人いるので、

気を遣う必要があります。

水場も部屋の外なので、

環境としては難しいようです。

せめてご飯だけでもと思っても、

なかなかうまくはいかないようです。


外食でよく食べるのが、

米粉のもっちりとした生地に

牡蠣やアサリなどの魚介類か、

豚肉や牛肉などのお肉を混ぜて焼き、

甘辛なタレをかけて食べるもの。

(娘が外出していて名前がわからず笑)


他には、マンゴーやキウイフルーツ

パイナップルなどのフルーツ。

野菜が食べたい時は火鍋を食べに行く。

試験中は粗食で、

終わると食べ放題に行き、爆食い。

4時間も食べ続けることがあるそう。


偏っているというより、

「乱れている」が正解かも。。


5月にわたしが台湾へ行った時の

食事を思い返すと、

全体的に野菜は少なめ。

あっても炒め物が多いので脂っぽく、

魯肉飯のようにご飯の上に乗っている。

サラダみたいにドレッシングで

他の味を楽しむことも難しい。

そんな印象です。


外食ばかりだと、

決まったメニューを繰り返すので、

自分で食材を選べない。

欲しい量も調整ができない。

わたしが思っていたよりもずっと、

体調管理が難しいようでした。


ひとつ良いなと思ったのは、

ちょっとした間食で

コンビニでも煮卵を買えること。

台湾風煮卵です。

八角やウーロン茶などのお茶で煮るところが

台湾風ですね。

娘もこれはよく食べるそう。

わたしもこれは気に入って

よく捕食に食べました。


帰国した時の娘の体調は、

完全に昼夜逆転。

早めに寝るよう促しても、

良くて0時。

当然、朝は起きられない。

顔の肌もぶつぶつ。

さらにぶつぶつを潰して瘢痕だらけ。

動けばガスが出てお腹も張っているよう。

SIBOですね。。。

そして、全身が浮腫んでるようで

一回り身体が大きくみえるくらい。

メンタルも不調で、イライラ。


帰国直後はわたしと何度もケンカ。

物事の優先順位がうまくつけられない娘に、

わたしもついイライラしてしまい、

互いの気持ちのぶつけ合いでした。


わたしもまだまだ

栄養の調節がうまく行っていない面があり、

以前よりもよくなったとはいえ、

まだイライラすることもあります。


娘は台湾の食生活で、

さらに栄養状態が悪いのでイライラしがち。

お互いにやり場のない気持ちを

相手にぶつけていました。


帰国前から娘はわたしに

「お母さんのご飯で体調を整えて欲しい」

と言っていました。


この2か月で何とか娘の身体を

栄養で満たしたい。

台湾でも現地の食材で

栄養が維持ができるよう、

娘にも分子栄養学の知識を伝えなくては。

ケンカのたびにそう強く思いました。


今、わたしは娘と共に奮闘中です。

毎日、決まった時間に起きられるよう、

寝る時間を娘と決めて、

娘の生活リズムを整えています。

そして、3食バランスよく

必要な栄養が摂れるよう工夫しています。

もちろん、ボーンブロスは

毎食欠かさず飲んでます。


まだ分析中なところもあるので、

この奮闘記はまた次回のブログに

書きたいと思っています。


本当は帰国直後に

安藤先生の診察を受け、

2か月の経過を追いたかったのです。

今回は帰国時期が直前までわからず、

予約もできなかったので断念。

台湾へ戻る直前の予約は取れたので、

その時の採血データを

成人式で戻る冬には見られるように

予定しています。


アドバイザーとしての成果が出せるよう、

娘と共に頑張ります。


お読みくださり、

ありがとうございました。



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