節約・やりくり上手になるには
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

節約・やりくり上手になるには

みなさん、こんにちは。

分子栄養学アドバイザーの森田早紀です!


雪の降らない地域で育った私は、

寒いのが苦手で、冬になると格段に

寝起きが悪くなります(笑)


母になっても布団から出たくない、

今日このごろです・・・


さて、みなさんは分子栄養学

興味を持って、このブログを

読んでくださっているかと思います!


そんなみなさんに、

今日は分子栄養学を学ぶ前に、

考えてみてほしいことをお話ししたいと思います!


関係無いようで関係ある、浪費・消費・投資のお話


皆さんは、浪費・消費・投資と聞くと、

”お金”を想像するのではないでしょうか?


私は、お金の管理が上手ではないので、

特に投資に関しては、ものすごく難しいイメージでした。


でも、分子栄養学を学び始めて、

浪費・消費・投資は、

日常生活に当てはめられる、と気づきました。

どういうことかというと・・・


まず、浪費・消費・投資の、それぞれの

言葉の意味を見てみましょう!


浪費

金銭・物・精力などをむだに使うこと。

むだづかい


消費

金・物・労力などを使ってなくすこと。


投資

利益を得る目的で事業などに

資金を出すこと。

将来の利益のために金銭を投入すること。


だそうです。


これを私の今までの食生活に当てはめて、

考えてみると・・・


浪費

  • 外出先でのペットボトル飲料の購入

  • 期間限定の言葉に惹かれて 買ったお菓子など

  • 冷蔵庫の奥の方で賞味期限切れに なった食品や野菜など


消費

  • 朝、昼、夜など、 生きていく上で最低限必要な食事。


投資

なし!(笑)

考えたこともない!


でした。


皆さんは、今の食生活を振り返ってみて

いかがでしょうか?


私は、年齢も若いし、妊娠中も順調に

子供は大きくなったし、

特に困った体調不良もないと思っていました。


今から考えると、妊娠前は月経が重く、

頭痛持ちで、鎮痛剤をよく飲んでいましたし、

慢性的な便秘でした。


でも、それが当たり前過ぎて、

こういうものなんだ・・・と思いこんでいました。


そんな私が、体に投資しないと・・・

と思ったきっかけは、何度もブログで

お話ししていますが、10ヶ月にも渡る、

息子の夜泣きでした。


最初は、息子が満足に眠れないのが

可愛そうで、息子のために、

分子栄養学を学びたいと思いました。


でも、学んでいくうちに、

「息子の問題ではなく、私が問題なんだ!」

と気づくことができました。


投資の順番


私が間違っていたのは、投資の順番でした。

体の投資には順番があります


どういう順番かというと、まず第一は自分

それから周りの人です。

ここが落とし穴で、なかなか気づかないところかもしれません。


分子栄養学を学び始めた

当時の私がそうでした。

「私は後でいいから、この子が夜

しっかり眠れるように」と、10ヶ月もの間、

睡眠時間も、食事もろくに取らないで、

四六時中、息子を抱っこしていました。


そして、「私は後でいいから、

息子が眠れるようにしてあげたい」と、

分子栄養学を学び始めました。


でも「私は後回しでいいから・・・」

続けるとどうなるか?


私は体調不良で、常にイライラ。

家族関係も悪くなりました。


当時の私は、自己犠牲=愛だと勘違いしていました。


でも、今考えてみると、

自分のことすら大事にできないのに、

人のことを大事にするなんてできませんよね?

映画やドラマの名言集の出てきそうですが、

本当のことなんです!!


本来であれば、

見返りを求めないのが愛のはずなのに、

こんなに私我慢してるんだから、

家事くらいやってよ!

感謝してよ!

と、いつしか夫に見返りを求めるようになっていました・・・


当時、夫に言われていたのは、

「機嫌が悪くなるくらいだったら、頼ってくれ!

空気が悪いのが一番嫌だし、子供にも良くない!」

でした。


ごもっとも!(笑)


だから、私のように、頑張り過ぎな人や

一生懸命なママたちに、ぜひ、考えてみてほしいんです。


洗濯物は、自分にしか畳めませんか?

そもそも、毎日畳まなくてはいけませんか?


数日、洗濯物が部屋に

散らかっていたからといって、命に別状はありません。


それよりも、自分の体と心を休めること

これこそ、自分への投資です。


投資のリスク


体への投資には色んな種類があります。


休むこと、食べること、運動すること・・・

もちろん、どれも大切です。

ただ、投資はいいことばかりではなく、リスクもあります。


例えば、体にいいと思って飲んでいた

サプリメントが実は粗悪品だった、

いいと思ってやっていた健康法が、実は逆効果だった・・・とかね。


世の中には、いろんな健康法、

食事法が溢れかえっています。

でも、万人に合う健康法なんてありません。

もしあったとしたら、みんな病気になんかならない。


だからこそ、自分にあった食事や、

健康法を選ぶための知識が大切です。


そして何より、みなさんにお伝えしたいのは、

基本は食事であることです。


即効性や便利さを求めて、薬を使う方も多いと思います。

例えば多いのが、

  • 眠れないから睡眠薬を飲む

  • 頭痛がするから鎮痛剤を飲む

などです。


でもそれでは、薬を使ったときだけの効果に過ぎません。

根本から治ったとは言えない。


もちろん、薬が必要な場面もあるので、

自己判断で薬をやめるのはタブーですので、ご注意を!


私達の体を作っているのは、食べたもの。


だから、サプリメントや薬を飲む前に、

まず見直せることがあります。


簡単にできる体への投資


まずは、毎日使うもの、使用頻度の高いものの質を変えることです。


調味料は毎日使います。

家庭で作る食事の材料すべてを、

無農薬・有機野菜に変えたり、

抗生物質不使用のお肉に変えたりすれば、

莫大なお金がかかります。


もちろん、金銭的に余裕があればいいですが、

一般家庭では難しいですよね?


でも、調味料だけなら?

投資できそうじゃないですか?


オーソモレキュラーアカデミーには、お料理のプロ、

栄養学のプロがたくさん在籍しています。

無添加でおいしい調味料や、

家庭でできる簡単な調理法、工夫など、

教えてもらえる環境が整っています。


たかが調味料かもしれませんが、例えば、

1日1g、添加物の量を減らせたら・・・

1ヶ月で30g、1年で365g、10年では4kg弱、

減らすことができます。


添加物は、もちろん悪い面ばかりではありません。

美味しいし、腐りにくいし、便利です。


でもその反面、危険性が未知なものでもあります。


いいものか、わるいものか、

判断がつかないものは、なるべく取らないのが無難ですよね?


自分を大切にするために


ここまで、体への投資のお話をしてきましたが、

我が家は、そもそも体に投資するためのお金がありませんでした。


というより、ないと思いこんでいました。

でも、よく考えると我が家は浪費が多かった。


衝動買いした服、ATMの手数料、カフェ代・・・

ご家庭によって、色々と浪費はあるはずです。


浪費を防ぐコツは口癖を変えることです。

何かを購入するとき、

「とりあえず」をやめると、自然と浪費を防ぐ事ができます。


「とりあえず」で買ったものに、愛着が湧くことは、まずないでしょう。


一生懸命働いて得たお金を使うのですから、

妥協しない。

これが大切です。


そして何より、体は資本です。

どんなに子供の習い事にお金をかけても、

体が元気でないと、そもそも通えません。


日常の買い物や固定費など、

浪費かな?消費かな?投資かな?

と見直してみて、考える癖がつくと、

やりくり上手になれるかもしれませんね。


そして、親の当たり前は、

子供の当たり前になります。

体を大切にする親に育てられると、

体を大切にする子供に育ちます。


子供に、体を大切にしてほしければ、

まずは親である自分が、自分の体を大切にすることです!


子育ての先に、子供に何を渡してあげたいのか、

この機会にぜひ考えてみてくださいね!


私は、子供に「親に愛されたな」という気持ちと、

正しい食事の選び方を渡してあげたいなと思います!


愛のある選択を♡


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