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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

『お子さんのお腹の調子はいかが?』

長引く夜泣きから

≪貧血傾向にあったのでは≫

とお伝えした我が家の長女。


もう一つ長女の健康を左右していた


≪腸内環境の改善≫


について経験談を綴ります。


お子さんの


  • ポッコリお腹

  • 下痢や便秘

  • よくゲップが出る

  • おならがとても臭い

  • アレルギーやアトピー


こんな症状が気になる方は

ぜひ参考になさってください。


☆好き嫌いなく育てたい☆


突然ですが皆さんには

苦手な食べ物はありますか?


私は子どもの頃からパンと牛乳が

大の苦手でした。


当然、学校給食の時間は大変でした。

私が子どもの頃はまだ

給食は残さず食べましょうという時代。

パンだけは持ち帰りがオッケーだったので

ほぼ毎回残したものを持ち帰っておりましたし

牛乳は鼻をつまんで飲んでいました。


そんな自分の幼少期を振り返って


『かわいい我が子には

何でも食べて元気に育ってほしい!』

との願いが人一倍強かったです。

なので、牛乳もパンも

離乳食の時期から積極的にあげていました。


☆牛乳が貧血を助長していた?☆


学校給食にも取り入れられているし

栄養豊富なイメージの牛乳。

当時の私も長女の健康のためにと

積極的に飲ませていたのですが…


皆さんは牛乳貧血という言葉

お聞きになったことはありますか?


前回の投稿で長女は貧血だったのでは…

と投稿したのですが

もしかしたら良かれと思ってあたえていた

牛乳が長女の鉄不足

助長していた可能性があるかもしれないのです。


牛乳はカルシウム豊富な

飲料ではありますがそのカルシウムと比較して

マグネシウムの含有が少ないのです。


カルシウムとマグネシウムは

≪ブラザーイオン≫と呼ばれるように

一緒に摂ることでより効果的に

吸収されていきます。

牛乳のようにカルシウムが多く

マグネシウムが少ないと吸収率は

グッと下がってしまいます。

また過剰なカルシウムは鉄や亜鉛の

吸収を阻害してしまいます。


☆グルテンとカゼイン☆


グルテンフリー

カゼインフリー


栄養や食事について学んでいくと

このふたつの言葉

聞いたことがあると思うのですが

なぜ減らしたほうがいいの?

ということを腸の健康の観点から

お話していきますね。


グルテンとはパンやパスタなど

小麦製品に含まれるたんぱく質の事

カゼインとは牛乳やヨーグルトなど

乳製品に含まれるたんぱく質の事です



腸の壁は栄養の吸収効率を上げるために

ヒダになっています。

そしてそのヒダはひとつひとつ根本が

しっかりと繋がっている状態なのですが

(タイトジャンクションと言います)

この繋がりがゆるんでしまっている状態を

『リーキーガット症候群』と呼びます。

Leaky(漏れる)とGut(腸)をあわせた言葉です。


リーキーガットを起こしている腸では

タイトジャンクションの緩みから

本来であれば腸壁を通過してはいけない

未消化の食べ物や細菌、ウイルス

または重金属などが血中へ入ってしまいます。


小麦製品にはこのタイトジャンクションを

緩めるたんぱく質(ゾヌリン)が含まれています。


またカゼインもとても分解しずらい

アミノ酸配列をしているので

上手く小さな分子にならないまま腸へ

到達してしまう可能性があります。

このような未消化のたんぱく質も

同じく腸壁を傷つけてしまうのです。


長女は今でも小麦製品や乳製品を

続けて取るとお腹の調子が崩れる

事があるので日々の食事の中で

こういった食材が続きすぎないように

注意しています。


☆当時の離乳食事情☆


長女が産まれた頃は

生後3~4ヶ月頃から

果汁を与えることが推奨されていました。


これはビタミン補給の観点から

推奨されていたのですが

現在では栄養学的な意義が認められない

として、母子手帳からも

記述がなくなっています。


もちろん私も離乳食の前段階として

せっせと長女に果汁を与えていましたが

赤ちゃんの未熟な腸には

母乳やミルク以外のものは

負担が大きいので

止めておけばよかったなぁ…

と思っています。


離乳期を終え大きくなってからも

注意が必要です。

野菜ジュースや果汁100%ジュースを

野菜の代わりや

フルーツの代わりに与えている方も

多いかもしれませんね。

砂糖が添加されていたり

加熱処理等によって

思ったほどの栄養は摂れていない

むしろ量によってはお腹がいっぱいになって

次の食事に影響が出ている…

なんてことになってませんか?


また、ごくごくと一度に飲むことで

血糖値を上昇させやすくなってしまいます。


お子さんの飲み物は

基本的には水かノンカフェインのお茶など

選ぶことをお勧めします。


☆幼児体型じゃなかった!?☆


分子栄養学を学び

リーキーガット症候群、SIBOなど

腸の健康についての理解が深まり

より一層食事への注意を払うようになって

長女のある変化に気づきました。


それは下腹部の張りです。

長女はいつも下腹部がポコッとしていました。

幼児体型だね

なんて言っていたのですが


今思えばSIBOの状態だったのではないか

と思います。


SIBOはちょっとしたことで再発しやすいので

今現在も外食が続いた時などに

お腹の調子が崩れやすいのにも

納得がいきます。


SIBOとは

小腸内異常増殖症候群と言って

主に小腸内で腸内細菌が増えすぎてしまう

状態のことを指します。

小腸には本来大腸の百分の一程しか

腸内細菌がいないのですが

何らかの原因で細菌が増えすぎ

栄養素の吸収阻害、ガスの発生などを

引き起こします。


長女のお腹の張りはこのガスが

原因だったのではないかと推察されます。


☆今日からできる事☆


『第二の脳』などと言われるように

健康に保つ事がとても大切な臓器です。


お子さんが幼い頃から

食事に気を付けてあげられるのが

もちろんベストなのですが

気づいた時から出来ることがあります!

このブログを読んでくださったママ達に

ぜひ今日から試してみてほしいこと


五つ書き出してみますね


☆お子さんのお腹の調子が気になる方は☆


①まずはよく噛んで食べよう


現代の食事は柔らかい食べ物が中心。

あまり噛まなくても簡単に飲み込める食事は

胃腸の負担を増やします。

まずはお子さんがよく噛んで

食べることができているか

チェックしてあげてください。


②小麦製品、乳製品に注意


小麦に含まれるたんぱく質(グルテン)

乳製品に含まれるたんぱく質(カゼイン)

どちらも消化しづらいたんぱく質です。

お腹の調子が気になる時は

一度減らしてみることをお勧めします。

グルテンフリー、カゼインフリーの食材も

スーパーなどでも手に取りやすく

なってきました。


また書籍、ネットにもたくさんの

グルテンフリー、カゼインフリーのレシピが

ありますので参考にされてみては。


③SIBOの方は低FODMAP食を


FODMAP(小腸で吸収されにくい糖質)

という言葉耳にされたことはありますか?

高FODMAP食、低FODMAP食と

分類されます。

お腹の調子が良くない方は

高FODMAP食に分類されるものを

控えると改善がみられる事があります。

食材の種類が多いので

すべてを一気に控える!のではなく

期間と食材を決めて摂りいれる事を

お勧めします。


④胆汁分泌を助ける


タンポポ茶、杜仲茶などは

腸のお掃除係・胆汁の分泌を

促してくれます


長女も揚げ物などの日は

タンポポ茶を飲んでいます。

胃腸の不快感が軽減されるそうで

こってりした食事の時は

リクエストされることもあります。


⑤ボーンブロススープを


牛や豚、鶏の骨からとるスープ

ボーンブロススープに含まれるゼラチン

には荒れた腸の壁を修復してくれる

効果があります。

ぜひ日々の食事に取り入れてみて下さい


私のInstagramにボーンブロススープの

活用レシピを載せていますので

参考になればうれしいです。


お子さんのお腹の調子

気になっている方のお役に立てますように。

読んでくださってありがとうございました



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