こんにちは。
分子栄養学アドバイザーの峠めぐみです。

39年前の2月に私は生まれたのですが、
今年は誕生日の朝に次男が発熱するという
ある意味思い出に残る誕生日となりました。
発熱…もしや?
ということで検査してみると。
コロナ陽性。
感染してしまいました…。
自宅療養が始まり、
もちろん家族の私達も濃厚接触者で
自宅待機。
その自宅待機中に…
私はとてもビックリする事があったのです。
最初の2.3.日は、
すぐに熱も下がり元気になった次男と
体力持て余している長男が
ずっと家にいる…
外に出れないという生活に
息が詰まりそうだったのですが、
近所のママがなんと!
ご飯、毎食大変だろうからと…
夕食を作って玄関の前に
置いておいてくれたんです。
すごく嬉しくてその夕食を受け取り、
開けてみるとビックリ!!!
その食事内容が素敵すぎて…
母親が違うだけで
こんなにも食事内容が違うんだー!!
ということに衝撃を受けたのです。
私だけでなく、家族もビックリ!
美味しいー!と、完食!
手作りデザートまでつけてくれていて、
あまりの美味しさに
そのデザートを包んでくれていた
ラップを舐めまわす長男と、
美味しいデザートを味わうあまり、
時間をかけて少しずつ口に含み
幸せを噛みしめる次男…笑
旦那に至っては、子供達に
『こういうご飯作ってくれる人と
結婚するんやで!!』という始末…
…ごめんなさいね!笑
でもそれは私も本当にそう思います!
そこで改めて思い返してみたのですが、
私の母親が作ってくれた食事は
どんなものだっただろう?
私の母は、料理が苦手です。
私が小学生の時の朝ごはんは
食べてはいたけど、内容はほとんど
記憶にありません。
中学生の頃からは
買ってきたパンが置かれていて、
朝はその中から好きなものを選んで
食べるといったスタイルでした。
休日のお昼は、
うどんとか冷凍食品とか
インスタントラーメン。
夜は手作りご飯が並ぶのですが、
割と買ってきたお惣菜なんかも
並んでました。
母はお肉が苦手で、
特に赤身の物は食べません。
そして私も小さい頃はお肉が苦手で、
特に煮たお肉は食べませんでした。
すき焼きや、肉じゃがの日は
お肉を避けてそれ以外をひたすら食べる。
でもそんな私に対しても、
母は何も言いませんでした。
自分が食べないからかもしれませんが、
好き嫌いせずにしっかりと食べなさい!
とか、怒られた記憶もありません。
そうやって高校生まで
過ごしてきた私は、
母のこの料理が好き!というものもなく、
お腹が空いたから
母が作ってくれた食事を食べる
といった感じで、
手作りおやつなんかも
作ってもらった記憶もありません。
その代わり、
おやつは毎日食べれるほど
買ってきてくれていて、
冷蔵庫には手軽に食べれるゼリーや
ヨーグルト、プリン。
冷凍庫には冷凍食品やアイスなどは
常にあり、
それは私の食後の楽しみでした。
んー。
私はこういう食生活で
育ってきたんですね~。
思うことがたくさんありますね~。笑
そして私も母となり、
現在に至るのですが、やっぱり親子。
私も料理が苦手です。
でも母と違った点は、
今は便利な時代ということです。
クックパッドを見れば即解決!
何にも作れない私でも
いろんな物がすぐ作れる環境にある!
ということです。
なので手順通りにすれば
色々なものは作れます。
でもそれは
私にとっては楽しみではなく、
食べないといけない、
作らないといけないから作る
といった作業でしかなかったのです。
でも近所のママが作ってくれたものは
とっても美味しくて愛情がたっぷりでした。
美味しいは幸せ!
美味しいご飯が食卓に並び、
美味しい!美味しいねー!
と言いながら笑顔になる食事の時間は
とっても幸せだということに
改めて気付かされたのです。
早速私はそのママに
お礼と共に質問攻め!笑
毎食こんな感じ?
デザートは毎食手作り?
どれくらい時間かけてるの?
などなど興味津々!
しかもそのママは私の子よりも
小さい子がいて、
まだ手も離れないのに
午前中には夕食までの準備が終わっていて、
お昼までの空き時間に
子供を公園に連れて行くという完璧さ!
あぁ…自信をなくしてしまいそうです。笑
さて。
みなさんの食事時間はどうでしょう?
どんな食事時間にしたいですか?
母親が子供達に与える影響は、
良くも悪くも
とても大きいなぁと思います。
でも私のように料理が苦手でも、
タンパク質は大切なんだな。とか、
食事の時間が空きすぎるとダメなんだな。
とか、
食事中は怒らず美味しいねー!と
笑顔で食べる意識をしてみよう!とか、
少し知るだけでも
できる事はたくさんあると思います。
今思うと、私の母も栄養が足りずにきっと
朝起きるのも辛かったんだろうな…
お肉も食べれなくなってたんだろうな…
疲れもとりきれないまま…
一生懸命やってくれてたんだろうなぁと
思います。
私も今の時代だからこそ、
こうして分子栄養学と出会い、
学ぶことができましたが、
母の時代だと不調があっても、
お医者さんに言われた通りに
するくらいしか選択肢も
なかったと思います。
今、情報は日々新しいものが、
興味のあるものが、
知りたい事が溢れる時代で、
このオーソモレキュラーアカデミーでも
安藤先生を始め、
たくさんの様々なアドバイザーの
皆さんが情報を発信されてます。
なので、
料理が苦手
子供の成長が気になる
こんな不調を改善したい
など、自分と似たようなアドバイザーさん、
興味のあるアドバイザーさんから
情報を得て、
自分が取り入れやすい方法で
素敵な食事時間を過ごすご家庭が
少しでも増えればいいなぁと思います。
分子栄養学や栄養療法と聞くと
何だか小難しいですが、
家族が笑顔でおいしいねー!と
食卓を囲みながら
素敵な食事時間を過ごすことも、
とても心と体が喜び、
満たされることだなぁと
改めて私も気付かされたので、
栄養ももちろんですが、
栄養だけでなく、
こういう事もまた意識して、
私も素敵な食事時間を過ごす
雰囲気づくりをできる母親でありたいな
と思います。
以上、長くなりましたが、
何か少しでもみなさんのお役に
たてると嬉しく思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!