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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

成長期の食事について

こんにちは。

分子栄養学アドバイザーの峠めぐみです。


今回は成長期の食事について

書きたいと思います。


我が家には、10才の長男(小4)と

6才の次男(年長)がいます。


成長期って女の子の方が

早いイメージなので、我が家の男の子達は

まだもう少し先だなぁ~

と思っていた私。


成長期とは?

身体が著しく発達する期間の

ことなのですが、成長期は人生で2回あります。


1回目は赤ちゃんの頃で、第一次成長期

2回目は思春期で、第二次成長期です。


今回は、2回目の

第二次成長期についてお話します。


第二次成長期は、一般的には

女の子が小学校高学年~中学生。

男の子が中学生方高校生と

言われていて、もちろん個人差・

男女差はありますが、

大体女の子は早いと11才頃、

男の子で13才頃が成長のピークです。


そしてこのピークの年齢の

少し前から身長も伸び始めますので、

早いと女の子は8才頃、

男の子は10才頃から約5年間が

成長期という風に言われています。


小学校に入学したのが

ついこの間かのような長男も、

気付けばもう4年生。


まだまだ可愛いなぁと思う反面、

10才なので早ければもう成長期突入です!


我が家の長男は、

昔から身長は高くて

背の順ではいつも大体後ろから

2番目か3番目です。


背が伸びずに小さいと、

私も身長にもっと関心があったかと

思うのですが、気にかけるきっかけもなく

過ごしてきたので、

私の関心は身長よりも体重の方にありました。


身長の割に体重は痩せ気味。

少しずつ増えてはいるものの…


もっとガッシリしてほしいなぁ。

運動量が多すぎるのかな?

食べる量足りてないのかな?


など、体重ばかりに目がいきがちでした。


ところが先日、

小学校からの身長と体重測定の結果を

何気なく見返してみると、


アレ!?

3年生の冬~4年生の冬の1年間で、

身長が約7cmも伸びています!


成長のピークの1年間で、

大体どれくらい身長が伸びるかと言うと

女の子で8cm、男の子で9cmほどと

言われているので、

7cmってめっちゃ伸びてるんじゃない?!

と、ハッとしました。

長男の手をとり、

皆さんご存知のアレをチェック!!


白い斑点!

なんと!!

左手中指と、右手薬指と2つも発見…。


爪の白い斑点は、亜鉛不足と言われてます。


亜鉛に関しては、

食事からとるだけではどうしても

不足しがちかなぁ…と思っていたので、

サプリで補おうと色々試していたのですが、

それが長男にはどれもハマらず。。。

どうしてもとってほしい母と、

嫌なものをとらされる長男で

お互いストレスになってしまったので、

サプリは一旦少しやめよう!

となっていました。


それから少し気も抜け、

爪チェックを怠っていたので…

あちゃ~!という感じです。


そして、アレ?これってもう成長期なの?

思ってたより早いんだけど!!

という私の疑問。。


今から成長期入りますよー!!

と教えてくれればいいものの、

明らかに目に見て分かる変化が

ない限りは、成長期の始まりって

分かりにくくないですか??


成長期が遅い分には、

今か今かと待ち侘びる気持ちもあるかと

思うのですが、

早い場合は

気づいたら成長期突入してるー!!

という事もあるかもしれません。


成長期の食事・栄養はとても大切なので、

お子さんの変化を

よーく観察してみてくださいね!


この時期の栄養不足は、

正常な発育に障害がでたり…

感染症に対する抵抗力が低下したり…

また、

アレルギーや

自閉症、

生活習慣病なども関連する

可能性があるとも言われています。


そして、身体的に問題はなくても、

精神的な問題…

無気力や前向きに物事に

取り組むことが困難…などの影響も。。。

身体の発達の妨げの可能性以外にも

学習や性格にも影響がある為、

この時期の食事や栄養の

サポートというのはとっても大切なんです!


身長や体重の増減だと、

食事が関連するのはわかりやすいかと

思うのですが、


アレルギーで栄養不足かな?

精神的な問題で食事見直そうかな?

って普通はなかなかならないですよね?


でもこういったことに

成長期の食事や栄養が関連していると

お母さんが少しでも知っていれば、

もしお子さんが何か問題にぶつかった時に、

病院で診てもらおう!

だけでなく、

食事も見直してみよう!

と、アプローチの仕方や

選択肢が増えてくると思うんです。


お母さんはお医者さんじゃないので、

詳しいことなんかは分かりません。

でも子供が困っている、

どうにかしてあげたいって時に

何にもできない…

または状況が一向に良くならないのに、

なす術がないことほど

ツライことはありません。


そんな時にお母さんが日々の

食事と栄養で自宅でサポートできる術が

あるということは、とても頼もしいことだと思うんです。


と、成長期の栄養不足の影響から

少し話がそれてしまいましたが、

成長期の栄養需要の高さを

改めて再認識している私です。


知れば知るほど成長期の栄養需要はスゴイ…


ご家庭でよくこんなこと耳にしませんか?

『お腹減ったー!』

『ご飯まだ??』

『何か食べるものない??』


成長期は1日3食では足りない

ということもあるので、

その場合は補食をとりいれたりも

してみてくださいね。


いつまでも子供と思っていても

子供は日々成長しています。


運動量の多い男の子では、

1日に必要なエネルギー量は

8~9才でお母さんと同じくらい、

10~11才でお父さんと同じくらいの

食事量でとれるので、

子供だからといってなんとなく

大人より少ないご飯の量、

少ないおかずの量だと

エネルギー不足の可能性もあります。


また、必要量を把握できた所で、

お子さんが少食だったりすると、

食べてほしいけど、

無理な場合なんかもありますよね。

その場合は1回分の食事を

2回に分けて食べたりと、

工夫が必要になってくるかと思います。


そして、これを読み進めていきながら、

補食や食事回数を増やす?

1日3食きちんと作るのですら大変なのに、

忙しい毎日の中で考えただけで

大変そうなんだけど!ムリムリー!!

と思っている方はいらっしゃいませんか?笑


私もまさに今、その現実に

直面しているところです。


長男は、朝は少食で、

日によって食べムラがけっこうあります。

好き嫌いも多く、

一応だしたものは完食してくれるのですが、

嫌いなものがある時は

食べ終わるまでにめちゃくちゃ時間が

かかるので、朝は嫌いなものはだせません…。


次男は長男とは正反対で、

食べるの大好き!

すごく食べっぷりがよくて、

朝なんかは長男よりも食べる日があります。

好き嫌いは長男ほどありませんが、あります。


そして私の子供達のサポートについて

なんですが、朝ごはんと補食は

だいぶ定着しているので、

問題は子供達の食事の量かなと

思っています。長男と次男の

好き嫌いは正反対だし、

量を作っても食べてくれないかも。

そもそも量を増やしたり、品数を増やしたり、

料理が苦手な私にとっては

なかなかの試練です。


でも、思い返してみると…

朝食はほぼパンのみだったのが、

ご飯とお味噌汁とおかずになり、

面倒くさいと取り組んでいなかった補食が

当たり前になったり、

練習で夜遅く帰宅する日は

夕食を2回に分けてるようになったりと

我が家もだいぶ変化をしてきてます。


なので、また試行錯誤しながら

ではありますが、

きっと食事量やバランスのよい

成長期に見合った食事もできるように

なると私は思っています。


成長期にしっかりとした食事と栄養をとり、

子供達が元気に笑顔で

これからも過ごせるように、

私も楽しみながら取り組んでいきたいと

思います!


成長期のお子さんがいらっしゃる方や

料理が苦手な方は

ぜひ一緒にこれから取り組んでいけたらと

思います!


以上、長くなりましたが、

最後まで読んでいただき

どうもありがとうございました!


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