「〇と〇のシーソーゲーム!?」
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

「〇と〇のシーソーゲーム!?」


「自律神経」って何?

あぁ聞いたことはある。

いや、私説明できる!!


このブログを読んで

くださっている方なら

専門でやっています!という

方もいらっしゃるかも

しれませんが…

どのような方でも

理解していただけるように

書いてみようと思います。


「どういう物なのか」

「どういう働きをするのか」

を理解していただけると

ご自身の健康への大きな一歩

になるのではないでしょうか。


一般的に「神経」とは

2つに分けられます。


①「体性神経」

痛みや寒い・熱いを

感じる神経(知覚神経)と

腕や足など体を動かす

神経(運動神経)の事です。


②「自律神経」

さあ、問題の自律神経ですね。

そしてさらにこの

自律神経は2つに

分けられます。


「交感神経」

「副交感神経」です。


それぞれの特徴があります。


「交感神経」

労働・闘争・運動・興奮

緊張感・恐怖感・危機感など

の時によく働きます。

基本的に人間の交感神経は

太陽が昇ってくるとともに

少しずつ活発になります。

昼頃がピークになり、

夕方から夜にかけて

だんだん働かなくなっていきます。


「交感神経」

心身を動かすのに

適した体にしてくれます。

活動が心身共にスムーズになります。


例えば…

「ウォーキング」をする。

カラダを動かすのに

脳や筋肉が働きますね。

脳や筋肉が動くには

「酸素」や「糖」

必要になります。

これらは「血液」

届けてくれます。

「血液」をたくさん運べ!

血圧をあげたり

心臓の動きを早くしてくれる

これが「交感神経」です。


夜になると、交感神経が

働かなくなっていきます。

ですが、

「驚き」「恐怖」「危険」

感じると時間に関係はなく

「交感神経」が働きます。


「副交感神経」

休む・眠る・くつろぐ

内臓がはたらいている

安心感・リラックス時

によく働いています。


主な役割として

「体を修復する」ことを

してくれています。

見た目では大きな変化が

無くても、

体内では色々な動きが

起きています。

修復が必要なのですが、

寝ている時にしか

大きな修復ができません。


病気になったら寝る!

これは修復の為なのですね。


眠ると働くのが「副交感神経」

逆に言うと眠らないと

仕事(修復)をしてくれない

そういう存在です。


時間としては、

昼間はあまり

働いていません。

夜あなたが寝ている時に

働きがピークになります。


修復とは具体的に

血管を拡張したり

内臓を動かしたりします。


血管を拡張して体の

隅々まで血液を送れるように

してくれるわけです。

血管は道路のように

体の各部に必要な物質を運び

その物質から修復をします。


栄養素やホルモンや酸素を

主に運んでくれています。


そしてこの血液は

物質だけでなく「体温」

運びます。


眠たくなると体温が

上がるように

手先が暖かく感じるのは

これです!


冷え性の方が

眠りにくくなるのは

手足が冷たく

副交感神経が働きにくく

なるからです。


お昼ご飯食べた後も

眠たくなりますよね?


そういえば1年生を

担任していた時

一番疲れている金曜日の

5時間目が「道徳」


あぁ…いつも何人も

ウトウトしていた…


あれは、疲れもありますが

私の授業が退屈だった!?

それもきっとありますが


胃に食べ物が入ってくることで

副交感神経が働き

腸や胃など内臓を動かします。

すると、副交感神経の働きから

ついつい

眠気を感じてしまうのです。


つまり、私の授業の下手さ

だけが原因ではない…はず。


「交感神経」

「副交感神経」

なんとなくでも

役割が分かりましたか?


分子栄養学では

途中にチラッと出た

「ホルモン」を作るのが

食事であったり、

内臓に行く「食べ物」

具体的に考えたり、

血液が運ぶものを

具体的に個人の状態に合わせて

考えていったりするので、


分子栄養学と自律神経って

すごく密接に関わっている。

私はそう思っています。


ですので、最初に

簡単ではありますが

自律神経専門の整体師として

「自律神経について」

書かせていただきました。


最後に、まとめると

「交感神経」

「副交感神経」

シーソーゲームです。


「交感神経」が働くと

シーソーのように

その分だけ

「副交感神経」が働く。


このシーソーの動きが

不安定になるのが

「自律神経の乱れ」


そして

シーソーが水平のままで

動かなくなっている状態が

「うつ状態」だと

普段説明をしています。


私の好きなミスチルの歌で言うと


「自律神経なんて言わば

交感神経と副交感神経の

シーソーゲーム♪」


ミスチル好きの方が聞くと

この後に思わず

「イェー♪」と言っているかも…


次回のブログでは

この自律神経を乱す要因の一つ

「ストレス」について

詳しく書いていきます!!


最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

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