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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

女性のからだと健康:骨密度の秘密その1(ホルモン、血糖値)

こんにちは!


第8期分子栄養学認定アドバイザーの

佐々木祐子です。


11月に入り、急激に寒くなり雪が降ったと

思えば雨になったり寒暖の差が激しい秋ですね。


寒暖差に体が追いついていかず、

体調を崩しがちの方も多いのではないでしょうか


いつもなら鼻水ズルズルで鼻の皮が

むけていた私ですが、今年は鼻は出ても

皮膚は剥けず軽く済んでいるのが

とてもありがたく、これも栄養のおかげだと

思っています。


話は変わりますが、私は病院勤務の

診療放射線技師です。


仕事では、骨密度検査を担当する事があります。


骨密度検査って何


皆さん、骨密度検査ってご存知ですか?


骨の量を測るもので、

骨の中のミネラル(カルシウム、リン)が

どのくらいかを表します


骨密度検査=整形外科

と思いますよね。


年を取ったら骨がスカスカになって、

骨折しやすくなるから、それもそうなのですが、


実は、整形外科だけではなくいろんな科で

測定依頼があるんですよ


例えば、婦人科、糖尿病内科、

泌尿器科、リウマチ科などです。


理由は、骨の量や質の変化は加齢の

せいだけではないからです。


女性ホルモンの影響


女性にとって避けられない問題に

女性ホルモンの減少があります。


女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロン

の減少は、

更年期に入る女性にとって避けることの

できない変化です。


エストロゲンが減ると、インスリン抵抗性が

引き起こされます。


インスリン抵抗性とは、

インスリンが効果的に働かなくなることです


インスリンは血糖値を調節する作用があります。


インスリンが効かなくなると

血糖値のコントロールが難しくなります。


インスリン抵抗性と骨密度低下


インスリンには、血糖値を調節する作用の他に

骨を作る細胞を増やして骨形成を

促す作用もあります。


骨もお肌と同じように新陳代謝をしているんですよ

作ったり壊したりして生まれ変わっています。


でも、インスリン作用が低下することで


骨を作る働きが低下してしまい、

骨を壊す働きが強くなり骨密度が低下してしまいます。


また、高血糖はカルシウムの排泄を増加させます。


骨の新陳代謝が落ち、骨を構成する成分が

少なくなり古くて質の悪い骨が残るため、骨の質が落ちます。


その結果、骨密度が低下し、

骨粗鬆症のリスクが高まります。


単なる老化→骨粗しょう症ではないことが

お分かり頂けたでしょうか


でも、これはまだ一部なんです。

それは次回のブログにまとめたいと思っています。


骨密度低下のプロセスがわかったところで


今度は、骨密度低下への対策法も知りたくなりますね。


骨密度低下への対策法


骨密度を維持するためには、

やはり、食事や運動に気を付けることです。



カルシウムとビタミンDの摂取



骨を丈夫に保つためには、

カルシウムとビタミンDを摂取することが必要です。


カルシウムは、骨を構成する重要な成分

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける成分


カルシウムと合わせてビタミンDを摂取することで、

より効率的にカルシウムが吸収されますよ


カルシウムは牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、

小松菜、チンゲン菜、大豆製品

などに多く含まれ


ビタミンDはサケ、ウナギ、サンマ、シイタケ、

卵などに多く含まれます



バランスの取れた食事


栄養バランスの取れた食事も重要です。


野菜、果物、穀物、タンパク質を含む食事で、

骨の健康をサポートしましょう。


タンパク質はコラーゲンを作り出すのに

欠かせない栄養素です


毎食タンパク質を摂りましょう



適度な運動


適度な運動は骨密度を向上させるのに役立ちます。


効果的な運動は衝撃や負荷の大きい運動です


スクワットやかかとあげや

リズミカルな運動のウォーキングがおすすめです。


いきなりきついものでは続かないですし

(スクワットは沈み込みすぎない程度でOK)


運動不足の人がいきなり強い衝撃や

負荷の大きい運動を

すると逆に骨折してしまうことも心配です


自分にあった方法を見つけましょう



まとめ


女性ホルモンの減少によるインスリン抵抗性が

血糖値コントロールの不良を招き、


最終的には骨密度が低下することについて説明しました。


けれども、適切な対策を取ることで

これらの影響を和らげ、健康な生活を続けることが可能です。


一度低下した骨密度を上げることは難しいです


骨粗しょう症を予防するために

若い頃から食事や運動を心がけるていきましょう


最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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