今年も暑さが続いています。暑さ寒さに負けない体をつくろう。
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

今年も暑さが続いています。暑さ寒さに負けない体をつくろう。

こんにちは!


第8期分子栄養学認定アドバイザーの

佐々木祐子です。


あっという間に今年も半年が過ぎ、気づけば7月。


私の住む北海道は

梅雨がないと言われていましたが


ここ数年は梅雨じゃないかと思うようくらい

雨の日が続いたり、湿度が高い日が多い

ように思います。


洗濯物が乾きにくいとか髪型が決まらないとか

いろいろ不快ですね


それでも本州に住んでいた人に言わせると

まだ過ごしやすいということです。。。


夏の暑さもここ数年は真夏日が多くなってきました


猛暑日とは最高気温が35℃以上の日

真夏日とは最高気温が30℃以上の日

夏日とは最高気温が25℃以上の日


のことを言うそうです。

北海道でも猛暑日になるところもあるんですよ


今は、北海道でもエアコンは必需品になってきました。


除湿や冷房の機能があれば

洗濯物の生乾きや

夜暑くて眠れないということは避けられますね。


睡眠は体の疲れを癒すほかにも

起きている間にフル回転して溜まった脳のゴミを

取り除いてくれるんですよ。


今や日常生活の必需品になったエアコン。


職場や、スーパー、銀行、いろんな場所で

ガンガンに効いてむしろ寒いくらいのところも

ありますね。


生鮮食品があるところでは食品のために。


お客様のために。


ということはわかるのですが。。。


暑さ寒さの感じ方は人それぞれとは言え

明らかに効きずぎのところが多いですね。


そこで働く従業員の体調はどうなんだろう?

と心配してしまします。


実は、私の職場もそうなんです。


病院で働いているので患者さまのために

クーラーを効かせています。


特に私がいる部署には大きな機器が多くあります

大きな機器は熱の発生も大きいです


そんな大きな機器のためにもクーラーがついています。


スタッフも暑さ寒さの感じ方が違うので

私にはいつも寒く感じています。


帰宅時は暑い外に出ますね

外と室内との気温差が大きいと体調を崩しがちになります。


クーラー病、冷房病とも


冷房の効いている部屋と効いていない場所との往復。

冷房が強すぎるところで長時間過ごす。

そんな人が感じる


頭痛

肩こり

倦怠感


などの不調のことを「クーラー病」、「冷房病」と言います


人間は暑いと汗をかくことで

体から熱を放出して熱を逃し体温を一定に保とうとします


クーラー病、冷房病は自立神経の乱れにより、

その体温調節がうまくいかないことが

原因でおきるといわれています。


自律神経の乱れに気温差が関係


人間は恒温動物で、体温を一定に保つために

自律神経が働いています。


自律神経がうまくコントロールできる温度差は

およそ5℃程度。


それ以上の気温差ではうまく作用しなくなり

体に異常をきたしてしまいます。


例えば、室内が20℃の部屋にいて

気温が30℃の外へ出る。


移動中や外出先も温度差が大きい


こんなことを繰り返していると体温調節が

うまく作用しなくなり、頭痛や倦怠感などの不調が

出てしまうようになります。


自律神経の乱れがおこす症状は


めまい

不眠

食欲不振

疲労感

下痢

生理不順


など人それぞれですが、

様々な影響が出てしまいます


対処方法は?


クーラー病、冷房病による体調不良を

おこりにくくする方法をご紹介したいと思います


  1. エアコンの設定温度を高めにする

  2. 扇風機などで空気を動かす

  3. 除湿機を活用

  4. エアコンの風の向きに注意する

  5. 薄手のカーディガンなどで調整できるようにする

  6. 食事や飲み物にも気を付ける

  7. 運動や入浴で体温を保つ


1.エアコンの設定温度を高めにする


自律神経が対処できる気温差は5℃程度ですね。


普段いる部屋と外気温との差を少なくして

自律神経の働きを妨げないようにすることが大切です


エアコンの設定温度は25~27℃前後がお勧めです。


暑い場合は扇子やうちわ、ハンディファンなどで

直接風を体にあてて体感温度を下げる対処をしましょう


お気に入りの扇子などを使うと気分も上がりますね!


2.扇風機などで空気を動かす


エアコンの風は冷たいので足元に溜まりがち。


暖かい空気は上に上がるので頭や顔のあたりは

暑くなりがちです。


扇風機やサーキュレーターをうまく活用して

空気の流れを作り攪拌することで

早く部屋を涼しくすることができます。


今年は電気代が高いので、エアコンの設定温度を

低くするより扇風機を活用して

お財布にも優しく快適に過ごしましょう。


3.除湿機を活用


湿度の変化で体感温度が変わります。


一般に、湿度が10%変わると体感温度が1℃変わる

と言われています。


湿度が下がると汗が蒸発しやすくなり、

体の熱が放出されやすくなります。


同じ温度でも湿度が低いと過ごしやすくなります。


4.エアコンの風の向きに注意する


体に冷たい風が直接当たると気持ち良いですが

長い時間浴びると自律神経の乱れをおこし

クーラー病、冷房病をおこしやすくなります


エアコンの風が直接当たらないような

風向きに工夫しましょう


5.薄手のカーディガンなどで調整できるようにする


仕事先や外出先など、自分では

冷房を調節しにくいところもありますね


薄手のカーディガンやひざかけなど、

脱ぎ着しやすい衣服などで上手に調節しましょう


6.食事や飲み物にも気を付ける


暑い時は冷たい飲み物やアイスクリームなど

体を冷やすものがとても美味しく感じますね


冷たい物の飲み過ぎ、食べ過ぎには注意が必要


涼しいところでは体が寒いと感じる前に

温かい飲み物や食事を取るようにしましょう


7.運動や入浴で体温を保つ


運動習慣のない人は汗をかきにくくなり、

体温調節もうまくいきにくくなります。


適度な運動で汗をかきやすくして

体温を保てるようにしましょう


入浴も暑いとシャワーで済ませたくなりますが、

時には湯船につかるようにするといいですね。


外出先で冷えた体を芯から温めて

自律神経を整えてあげましょう


今年はクーラーに負けない体にしよう


いかがでしたか?


これからは外出したくなる日が多くなる季節、


体調不良に振り回されずに

短い夏を楽しく過ごせるようにしたいですね。


自分でできる対策をすることで

クーラー病にならない体にしましょう


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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