栄養と生活を整える+ストレス解消で自分のペースで進みましょ。
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

栄養と生活を整える+ストレス解消で自分のペースで進みましょ。

こんにちは!


第8期分子栄養学認定アドバイザーの

佐々木 祐子です。


5月になり、新緑の青葉に清々しさを

感じる季節になりました。


私の住む地域も暖かい日や寒い日が

入れ替わり気温変化に体が

追いつかない日が多かったのですが

ようやく暖かくなってきました。


新年度が始まってから1ヶ月ほど経過し

新しい環境への緊張や疲れがピークに達するこの時期


5月の連休を機に張りつめていた糸が切れ

なんだか気分がすぐれないなど「五月病」

言われる症状が出ることがあります。


あなたや、あなたの周りにも最近なんとなく

体調が悪い人学校や会社に行きたくないと

もらしている人はいませんか?


今回はそんな「五月病」についてのお話しです。

五月病について理解を深め、気分の落ち込みを防ぎましょう。


五月病とは


五月病の症状は個人により様々な

場合がありますが一般的な症状は次のようなものがあります。


  • 疲労感:体がだるく感じられ、 エネルギー不足を感じることがあります。


  • 集中力の低下:仕事や勉強に集中できず 考えがまとまりにくくなることがあります。


  • イライラや不安感:小さなことにイライラしたり、 不安や焦りを感じることが増えます。


  • 睡眠障害:眠りが浅くなったり、 寝つきが悪くなったり、早朝に目が覚めてしまう。


  • 食欲の変化:食欲が低下したり、 食事の偏りや過食が生じることがあり


  • 気分の低下:憂うつな気分や沈み込んだ 気分が続くことがあります。


  • 自己評価の低下:自己否定的な思考が増え、 自己評価が低くなることがあります。


やる気が出ない、食欲が落ちる、

眠れなくなるなどの初期症状をきっかけと

して徐々に体調が悪くなり、

欠席や欠勤が続くことがあります。


五月病の原因とは、なりやすい人は


以前は新入社員や新社会人など

若い人に多くみられていた五月病。


最近は転勤、転職、部署異動などの

新しい環境に変わる中高年も増加しています。


主な原因はストレスや疲労が溜まること。


新しい環境への適応やストレスの増加が

要因として考えられます。


また、五月病になりやすい人は


  • メンタルが弱い人

  • 真面目で几帳面な人

  • 責任感があり、一人で抱え込んでしまう人

  • 完璧主義な人


と言われますが、ストレス発散のできる人は

五月病になりにくいという調査報告もあります。


五月病の対策法


五月病の対策法を栄養と生活習慣の

観点からご紹介しましょう


バランスの取れた食事を心がける


タンパク質、炭水化物、良質な脂質、

ビタミン、ミネラルが含まれるようにし、

野菜や果物、健康的な脂肪

(例:オメガ-3脂肪酸)を摂取しましょう。


また、血糖値の急激な上昇や下降を

避けるために、食事を規則正しく摂ることも重要です。


心地よい運動


適度な運動はストレスの軽減に効果的です。

毎日の運動を心掛けましょう。


ウォーキングやサイクリングなどの

有酸素運動やストレッチやヨガなどの

リラックス効果のある運動を

取り入れることがおすすめです。


自然の中で運動することで、

心身のリフレッシュ効果も期待できますよ。


睡眠の質を向上させる


良質な睡眠は心身の回復に欠かせません。

睡眠環境を整え、十分な睡眠時間を確保しましょう。


就寝前にリラックスできる時間を作るために

入浴や読書、ストレッチなど自分に合った

リラックス法を見つけられると良いですね。



就寝前にスマートフォンやテレビなどの

ブルーライトを発生するものは、

脳が興奮してしまい眠りを妨げる可能性が

あるため避けるようにしましょう。


ストレス管理


ストレスは五月病の要因の一つです。

ストレスを軽減するために、リラックス法や

ストレス解消の方法を取り入れましょう。


深呼吸やヨガ、趣味の時間を作るなど

自分に合ったストレス発散方法を

見つけて実践してみてはいかがでしょうか。


日光と自然の活用


初夏の陽気を活用しましょう。

十分な日光を浴びることでビタミンDの

合成が促進され、気分が明るくなる効果があります。


日中の外出や自然に触れる時間を

増やし、リフレッシュすることが大切です。


五月病は誰でもなりうる


いかがでしたか

五月病になりやすい人や対策について

ご紹介しました。


今まで大丈夫でも環境の変化で

症状が出たり毎年のように繰り返す人もいます。


誰の身にもおこりうる症状です。


上記の方法を試すことで予防になることや

起きている症状が良くなればいいなと思います。


症状が改善せず、長引く場合は

うつ病にまで進行することがあるため、

病院を受診することが大切です。


もし、あなたの周りに休み明けに様子が

おかしいと感じるような方がいたら声をかけてください。


みんなで五月病やうつ病を予防、改善していきましょう。


お読みくださり、ありがとうございました。


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