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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

疲労感の正体


こんにちは!分子栄養学アドバイザーの

毛利有香です。


突然ですが、体が重い・だるい・動けないほ

ど疲れている・・・

そんな時はありませんか?

今日はそんな疲労感の正体に迫っていきます


疲労感は放置してはいけない


「そろそろ更年期だから、怠いのは仕方ない

よね」

「すぐに疲れてしまうのは年のせい」

「健康診断ではいつも問題なしだから、気の

せいだろう」

「たまたま疲れが溜まってるだけだから、し

ばらく休めばまた元気になる」

そう自分に言い聞かせて、その疲れをそのま

まにしていませんか?


その結果として疲労感はどんどん大きくなり

、生活にも支障を及ぼすレベルにまで発展し

てしまうことがあるんです。


簡単に「ただの疲れ」ではすまされない、体

からの大きなSOSサインを見逃さないでく

ださい。


こんな症状ありませんか?


あなたはいくつ当てはまりますか?

チェックしてみてください。


甘いものがやめられない

カフェインがやめられない

味の濃いものを欲する

疲労感が強い

PMSが悪化している

朝起きるのが辛い

午前中不調

低血糖

睡眠障害がある

イライラしやすい

自律神経失調症と診断された

うつ病と診断された

お腹周りやお尻に脂肪がつき、太ってきた

数週間にわたり咳が止まらない


心当たりある方、その症状の原因は副腎疲労

かもしれません。


以前は私も多くのチェック項目が当てはまっ

ていました。

病院へ行っても「気にしすぎ」「ただのスト

レス」と言われ、漢方薬局で薬を処方しても

らうも1か月近く続く酷い咳にも効果なし。

ハリやお灸、健康食品などさまざまなことを

試しましたが改善することはありませんでした


副腎疲労とは


副腎疲労とは、慢性的または強いストレスに

より、副腎機能が低下しさまざまな症状を引

き起こすこと。

一般の病院では診断されることはありません

が、全国に副腎疲労外来があります。それだ

け原因不明の不調で悩む方が多いのでしょう。


副腎疲労とはいっても実際には副腎の問題では

なく、脳が原因。

HPA軸機能障害によるコルチゾールの分泌

不良です。

(H・視床下部、P・下垂体、A・副腎)


副腎から分泌される「ストレスホルモン」

呼ばれるコルチゾールには、炎症を抑えたり

、血糖値を上げたり、ストレスに対抗したり

(寒い、暑いなど急激な変化にも)と、とて

も重要な働きがあります。


慢性的または強いストレスで副腎からコルチ

ゾールがたくさん出続けると、脳の海馬の萎

縮や筋肉の分解、免疫の抑制が起こるなどし

て命の危機に繋がるため、コルチゾールの分

泌が抑制されます。それがさまざまな不調に

繋がるわけです。


副腎疲労の原因


そもそもなぜ長期間に渡りコルチゾールの不

適切な分泌がおこるのでしょうか?

原因はさまざまですが、人間関係や悲しい出

来事、夜更かし、アレルギー、低血糖、炎症

(リーキーガット症候群、上咽頭炎、歯周病

、脂肪肝)などがあります。


副腎疲労になりやすい性格


頑張り屋さん、嫌と断れない、真面目、我慢

をする、責任感が強い。そんな方は副腎疲労

になりやすいと言われているようです。


以前の私は性格的に全部が当てはまっていま

したが、長年の癖というのはなかなかやめら

れるものではありません。未だに意識しなが

ら、気をつけています。


誰かに助けてもらったり、やんわりとお断り

したり、ある程度で自分にOKを出したり。


しかしながら子供の頃から「どうぞどうぞ」

と譲り続けてきたのを、「ありがとう」

「ではお先に」「私はこれがいいです」とは

なかなか言えるものではありません。


もう10年位前の出来事ですが、友人の結婚

式でのこと。参加者は胸にお花のブローチを

付けることになっていました。

知人と鉢合わせたので一緒にブローチを選

ぶところへ行きました。残り2つで、ピンク

のお花と別の色のお花がありました。


私は「ピンクのお花、可愛い!」と思ったの

ですが、空気感がシーンとなったのを感じ取

「どっちがいいですか?」といつもの癖で

、知人に聞いてしまいました。

その方はピンクのお花を選びました。


今思えば、「わあ、綺麗なお花。私ピンクが

大好きなんです!こちらを選んでも良いです

か?」「私はピンクがいいですが、あなたは

どうですか?同じならじゃんけんしましょう」

そう言えばよかったんですね。でも当時の自

分にはそのような言葉はみつけられなかったん

です。


いつも空気を読んで自分が我慢する。いい人

でいなければ自分には価値がないと思い込ん

でいました。


この時のエピソードが、〈自分を悲しませる

ことはもうしない〉という今の自分の原動力

となっています。大げさに思われるかもしれ

ませんが、副腎疲労になりやすい人、なかな

か良くならない人は、このような性格を変え

ていくことも改善策の一つとして入れてみて

ください。


簡単なことではありませんが、これは訓練だ

と思って経験を重ねていくしかありません。

結果や相手の反応がどうであれ、自分の気持

ちを表現できた時、自分の気持ちを優先でき

たときの喜びはとても大きく、自分の心を癒

します。

結局のところ、自分を癒せるのも守れるのも

自分なんだということに気が付きます。


幼少期から我慢を重ねてきた方は、ずっと副

腎疲労だったかもしれません。

私は心のケアをするようになり、副腎疲労がず

いぶんよくなりました。


ステージ


副腎疲労にはステージがあり、それぞれに特

徴があります。


【警告期】疲れやすいがストレスを受けてい

るという自覚があまりない


【抵抗期】ストレスに負けないように、コル

チゾールの分泌量が増えている状態。

いつもテンションが高い。感情の起伏が激し

い。カフェインがやめられない。しんどさは

あるけど気力でカバーしている


【疲弊期】いよいよコルチゾールの分泌量が

減少している状態。

うつっぽい、朝起きられない、体がだるくて

動かないなど


警告期や抵抗期にケアをすることができれば

大事にはならずに済みますが、疲弊期までいく

と回復には数年かかると言われています。


疲れを簡単に考えず、副腎に負担をかけてい

ないか?を思い返して少しでも早めのケアが

必要です。


中医学からみた副腎疲労


中医学では副腎疲労は「こころ」からはじま

ると言われているそうです。

はじめに不安感や心のストレスを受けて、自

律神経が乱れ、さまざまな全身症状へと繋が

っていくとのこと。


ケアとしては睡眠をしっかりとる、森林浴や

アロマ、温泉、呼吸法などを生活に取り入れる

こと、そして香りのよいハーブやスパイス、

柑橘、瓜類、雑穀などを食べるとよいそうで

す。


中医学の先生の言葉で印象的なものがありま

した。

「自分をコンビニエンスに扱わない」

「自分を喜ばせること」

この言葉を聞いた時、なぜ自分が副腎疲労に

なってしまったのか、結局のところ原因はここ

にあったのだなと理解できました。


副腎疲労とお別れするためにやること


大きく分けて4つあります。


①血糖値の安定・・・ 低血糖を起こすと副

腎からコルチゾールをはじめとするさまざま

なホルモンが分泌されてしまいます。できる

だけ血糖値の乱高下を起こさない食べ方、食べ

物、食べる量を選ぶ必要があります。その他

、運動も必須。無理のない範囲で続けていく

ことが大切です。


②睡眠・・・睡眠不足は体にとって大きなス

トレス。体内の炎症レベルを上げてコルチゾー

ルの無駄使いをしてしまうからです。11時

には布団に入り、7時間睡眠が理想です。

質の良い睡眠にはやはり夜間の血糖値の安定も

必須となりますので、日中の食事を丁寧に行

うことや必要に応じて寝る前の補食も取り入

れてみましょう


③ストレス・・・人間関係や合わない仕事、心

配事、トラウマ、気候の変化なども体にとっ

ては危機的状況。ストレスに対抗するために

コルチゾールが使われるからです。

場合によっては大きな決断が必要になること

もあるでしょう。心理学からのアプローチや

瞑想など、合うものを探してみてください。


④炎症・・・リーキーガット症候群、上咽頭

炎、歯周病、脂肪肝など。炎症を抑えるため

にコルチゾールが使われてしまいます。腸を

傷めないお食事と粘膜の修復、歯医者さんへ

は定期的に通うこと、肝臓のケアも必須です。

私はBスポット治療に通いましたが、なかな

か良い感触がありました。


疲れを解消するために


忙しさからつい、疲れは放置されやすいですが

、もしかしたら副腎疲労なのではないかと疑っ

てみてください。


栄養療法の土台となるのは、まず自律神経の

バランスです。

気軽にサプリメントで疲れをとりたい!と思

うのが正直なところですが、自律神経を放置

してサプリメントを飲んでも、私には効き目

がありませんでした。


自分自身の心と向き合う時間を持つこと、食

事を丁寧にいただくことなど、お金をかけず

ともできることはたくさんあります。


あなたの健康にこの情報をお役立ていただけ

ましたら嬉しいです。


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