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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

『隠れ鉄欠乏女子と月経』

皆さんこんにちは。

分子栄養学アドバイザーの平田です。


最近、鉄が欠乏してそうな女性を多く見かけます。


鉄が欠乏する理由として

  • 生理

  • 消化力低下

  • 食事量が少ない


という方が身近には多いように感じます。


正直、

鉄欠乏に陥ってない女性を見つける方が

難しいんじゃないかと思うくらい

鉄欠乏している女性が多いです。


鉄不足で現れる症状で最近よく見かけるものは


  • 肌(特に口周りの)荒れ

  • メンタル不調

  • 喉の詰まり

  • 朝気持ち悪い

  • PMS症状が強い


病院で診断される段階ではかなり貧血が

進んでいる可能性があります。

上記症状が全てではないですが、

病院で診断された段階では

これらの症状が強く出たり、

他の様々な症状も併せて出てたりするかもしれません。


まだ病院で診断されていないけど実は

その不調は鉄欠乏が原因なんて事もよくあります。

そんな隠れ貧血の段階から、

もしくは

そんな状態になる前から

自分の身体の事を知り、

気づき

対策していきましょう。


その中で今回は少し

生理についてお話ししていきたいと思います。


消化力の低下や食事量に関しては

前回までのブログの中で触れているので

まだ読んでない方はそちらを読んでみてください。


そもそも生理とは

卵巣から月に1回原始卵胞を1つ排出。

この時期に女性ホルモンの一つである

エストロゲンが分泌、子宮内膜を柔らかくし、

卵胞を子宮内に送る準備をします。

ここまでが卵胞期です。


卵胞が卵子になり、

卵管に飛び出すのが排卵。

ここから卵胞は黄体へと変化、

それと同時に黄体ホルモンが分泌されます。


黄体ホルモンは受精卵着床後の

子宮内膜をさらに柔らかくし、

赤ちゃんの生育しやすい環境を作ります。

ここが黄体期と呼ばれます。


ここで着床がないと、

子宮内膜が不必要になり、

はがれて排出される。

それが月経です。


この過程の中で骨盤は開いたり(前傾)

閉じたり(後傾)します。

体温変化も現れます。

月経時に最も開き、体温は低温期に、

そして排卵に向けて閉じていき、

排卵後からは高温期に入ります。


この一連の流れが滞る事でPMS症状が

強くなったり月経量が増えたりする。


結果、

鉄欠乏にも陥りやすくなるのです。


では、

月経の異常が起きる原因として


  • 栄養不足

  • 骨盤帯周りの硬さや筋力低下


があります。


体温調節や、子宮内の準備をするのに

ホルモン合成や、体温調整のための体の

反応でも様々なミネラルなどを含めた沢山の栄養素を使います。


そこで身体が正常な機能を保てず

結果として、身体のバランスが崩れ

不調をきたすのです。


体温の話で女性は冷え性の方も多いです。

冷え性は特に末端などに多いですが、

筋力低下から筋肉のポンプ作用が低下。

そこから、

身体の循環能力の低下(血液が隅々まで

送り届けられない)が原因である事もあります。


呼吸や適度な運動で筋力アップを目指します。


また、お腹周りを触ってみてください。

冷えているようであればまずは冷やさない。

温めてあげる。事も意識してみましょう。


栄養面では赤血球を作る過程で、

栄養が不足し、赤血球が肥大し

毛細血管の中を通れず末端まで行けない。


これが冷えの原因でもあったりします。


栄養に関しては

何度もお伝えしてますが


鉄不足そして、生理不調の改善の為に

大事なのは食事のバランスです。


鉄だけでなく特にタンパク質を意識した

食事をしましょう。


鉄不足と言われ、鉄を取る事も大切ですが

血液に含まれるヘモグロビンは鉄とタンパク質の塊です。


鉄だけ増えてもタンパク質が取れてないと、

赤血球は作れません。

もちろん赤血球を作る過程の中でその他

様々なミネラルも使われます。

意識的な、鉄やタンパク源の確保とともに

バランスの取れた食事を意識してみてください。


また鉄サプリは注意が必要です。


特にキレート鉄と言われるものは体の

代謝経路を無視して、体に溜まりやすいです。


特に腸に炎症のある方は、その鉄過剰が

腸の炎症を促進してしまう可能性があります。


鉄サプリを服用する場合はお医者さんからの

血液データを見てもらいながら取っていくのが一番安心です。


骨盤帯周りの硬さや筋力低下に

関してですが骨盤が上手く動いてない

女性も多くいます。

生理周期に合わせて骨盤が動かず

身体が準備したいのにうまく準備できない状態です。


これが生理痛などPMS症状の原因とも言われています。


骨盤周りの筋肉や、お腹、腰の筋肉が硬い、

冷たい方は骨盤が上手く動いていないかもしれません。


そうなると血流が滞りせっかく取った栄養も

必要な所にうまく運べません。


骨盤は「動く」とは言えわずか3~5°くらいの

角度の範囲ではありますがここがうまく動かず

ロックしてる方は本当に多いです。

お腹や腰回りを温めて、優しくさするように

ケアしてあげましょう。

筋肉を柔らかくし血流を改善を目指しましょう。


腰痛がある方も骨盤のロックからきてる事もよくあります。


仰向けに長時間寝てると痛む。


そんな方はハンカチ一枚分から2枚分くらいの

厚さの手のひらくらいの大きさの布を用意し

仙骨部分(腰の背骨の下あたりのお尻の

真ん中部分)に当てて合う向けに寝てみてください。


翌朝腰が楽になる事があります。

うまくいかなかった場合は上下方向の

微調整が必要かもしれません。


バランスの取れた栄養摂取に

適度な運動を含めたメンテナンスで

鉄欠乏症状、そして生理の辛さの

改善を目指してみてください!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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