皆さんこんにちは。
分子栄養学アドバイザーの平田です。
前回マグネシウムについて
少しお話しさせて頂きました。
『よし!マグネシウムとろう!!』
『取ってみたらなんか調子いいかも!』
ってなった方がいたら嬉しいなぁ。
と思いつつ、それだけやってれば良いと
いうわけではないんです!
という事をお伝えしていきたいと思い
今回は栄養アプローチでの
基本的な考え方について触れていきます
これから栄養アプローチを始める方も
そうで無い方も、栄養で体調を
改善する為の何か少しでも
お役に立てたらいいなと思います。
★栄養でのアプローチの基本的な考え方
①自律神経を整える
②消化能力を上げる
③三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)
④ビタミン・ミネラルの補給
⑤ハーブ・漢方
⑥薬
というものがあります。
色んな方を見ている中で
皆さんが結構やってしまいがちなのは
土台部分である①②をおろそかにして
⑤⑥の漢方薬や薬にばかり頼ってしまう事
それがダメだとまでは言いませんが
⑤⑥が最大の効果を発揮するのは
その前段階があってこそ!
ただ、
①の自律神経を完璧に整えてから
②の消化力に進まないといけない!
という事ではなく
お伝えしたいのは
自分の弱い所を把握し
土台である部分を意識的に整えながら
進めていく事が大切。
という事です
その中で
①自律神経を整える
について少し考えてみましょう。
ここでの細かな自律神経の話は
省きますが内臓が働くのは
リラックス状態にある時、
自律神経の機能が正常に働いている時です。
では、
●自律神経が乱れやすい人の特徴
昼夜逆転が起きている
朝ごはんを食べない
仕事が忙しく体への負荷が大きい
仕事柄緊張感を常に保っていないといけない
神経質・繊細さん
首コリ、偏頭痛がある方
こんな方はもしかすると
体内時計の乱れや、
筋肉の過緊張によって
自律神経が少し乱れやすく
なってるかもしれません。
生活リズムや、習慣を見直すだけでも
自律神経は整いやすくなります。
●自律神経の整え方
一般に自律神経の整え方は様々ありますが
森林浴や海を見るなど自然と触れる
気の許せる友人やパートナーと 楽しい時間を過ごす
心地のいい音楽を聴く
深呼吸をする
マッサージに行く
ゆっくりお風呂に浸かってみる
これは『頑張る』ではなく『頑張らない』事がポイントです。
好きな事をして好きな時間を過ごしてみてください。
1日の終わり
10分でも自分の時間を作って
好きな事をしてリラックスをしてみる。
休みの日は一旦何も考えず、
自由な時間を過ごせる時間を作る
などなど。
自律神経が整う事で内臓機能が改善
食べた物がきちんと消化吸収できる身体になり
栄養アプローチの効果向上が見込めます!
自分が見ているクライアントさんでも
パーソナルセッションの中で身体の
緊張状態が取れると、動いていなかった
内臓が活発に動き始めるといった事は多々あります。
余談ですが
自律神経の機能が正常に働いているかの
目安として実は脈でも見ることができると
言われています。
手の平側の手首(親指側)に
指2本を当てて脈を探し
息を吸ったり吐いたりしてみて下さい。
息を吸った時に脈は速くなり、
息を吐くと脈は遅くなります。
この差が大きければ大きいほど
自律神経系の機能が整っていると言われています。
実際にパーソナルセッションを終えた
クライアントさんは身体の過緊張がとれ、
セッションの前後で脈の速度差が大きくなります。
表情からも緊張が取れ、
リラックスしているのも目に見えてわかる事もあります。
あくまで目安としてお伝えはしていますが
差が小さい!
乱れてるかもしれない!
大変!!
ではなく
頑張ってるんだなぁ。
今度の休みはゆっくりしてみよう
少しゆっくりになったかも!
とポジティブに捉えて、
変化した事を楽しんでみてください♪
次回は
栄養アプローチの②
消化・吸収のお話をしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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