発達っ子の偏食には亜鉛!
top of page

オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

発達っ子の偏食には亜鉛!

coucou!

本日も極寒のスイスからお届けします。


先週末、北風が吹く極寒の中、

ジュネーブにある

発達凸凹なお子さんを抱える

ご両親が集まるカフェ会に参加してきました。


小さな子?社会人になっているお子さんと

幅広い年齢層の発達特性を抱えるご両親

お話しを聞いていて、


複数の親御さんが子供の偏食に困っている。

というお話しをしていました。


ミネラルが取り除かれ、賞味期限の長い

ふんわり柔らかいパンばかりを好んだり、


パスタは、トマトソースも無理で、

素パスタにケチャップとか


ハム、ソーセージ、サラミ

味のついたミートボールなどの成形肉が好み


などなど・・・・


我が家の長男も昔は

少食&偏食

とても苦労しました。


だから、カフェ会のお母さんたちのお悩みには

とても共感しました。


そしてお母さん方は

お子さんの偏食は治らないもの。

と思い諦めモードでした。


私も分子栄養学の講座を受けて

栄養で偏食が治る?!なんて

最初はびっくりしましたが、

我が子でそれを証明したので、


声を大にして


「諦めないで」


と言いたいのです。


このカフェ会の集まりは

初回ということもあり、

いきなり私の分子栄養学の知識を

フランス語でベラベラ喋る

わけにもいかず、

こうゆうとき、

すこしもどかしい思いをします。


\栄養で改善できることもたくさんあるよ/


お母さん方に

いつかタイミングをみて

すこし栄養のお話しをしたいなぁ。

と思いました^^


分子栄養学の知識ゼロの方々が

こんな話を聞いて

どこまで信じてくれるのかわかりませんが

いつの日か、

こうゆう栄養の知識が

みなさんの常識になる日まで

コツコツ頑張ろうと思います。


そして偏食以外に

「少食」問題。


これは私にとって深刻な悩みでしたが

鉄不足と少食は関係があることを知り


鉄分を意識した食材選び、

鉄鍋をつかう

CBDオイルも活用し

(食欲増進効果があります)


毎日のご飯の栄養バランスを

頑張った結果、


長男は徐々にしっかりと食べられるようになり、

亜鉛も足していたので、

同時に偏食も改善しました。


偏食が改善してくると、

今までソースやタレなどを

たっぷりつけていたのが、

普通量になりました。


亜鉛不足を解消すると、

味覚が正常になります。


野菜を美味しいと思えるようになったり、

添加物たっぷりのものを

しょっちゅう食べたがらなくなったり


いろんなうれしい変化がありました。


おかげさまでここ半年は

食事のメニューを

考えるのに苦労しなくなりました。


栄養を整えると生活が楽になります。


今は飽食の時代と言われていますが、

栄養がほとんどなく、カロリーだけの

菓子パンやインスタント食品が

溢れかえっています。


お腹を満たすだけで栄養空っぽ。

こんな食事を続けていたら

体内のミネラルが欠乏して、

より困った発達特性が強調されるような

ことが起こってきます。


でも、昔の私がそうであったように、

ミネラルが不足すると

どんなことが起きるのかが

わかっていないと、

なかなか自分の食生活と照らし合わせて

真剣に考える人は少ないのかな。と思います。


鉄不足で長男はこんなことが起きました。


  • 夜ぐっすり眠れない

  • 寝つきも悪い

  • イライラしやすい

  • 不安症

  • 心因性頻尿

  • 落ち着きがなくじっとしていられない

  • 興奮しやすい

  • ちゃんとした食事を拒否しだす

  • 一方通行のコミュニケーションによる 友人関係のつまづき

  • ネガティブ思考が強まる

  • 決まった時間にお腹が空かないので 食事時間がバラバラ


これでもほんの一部です。


料理をするお母さん(お父さん)が

栄養の知識を身につけておく。

というのはとても大切だなぁ。

と思います。


しかし、私の本当の願いは

思春期のお子さん自身も自覚して

コンビニで手軽なカップ麺やお菓子、

ジュースなどを毎日買わないことです。


甘い誘い文句のポスターや

パッケージに誘われることなく、


家までの帰り道に

お腹が空いてコンビニに寄るなら


焼き鳥の串や味付き半熟茹で卵

タンパク質の入ったおにぎり


夏の暑い時期にはアイスよりも

冷凍フルーツなどをおすすめしたいです。


お母さんにこんな知識があれば、

お子さんと深く話し合えると思います。


もちろん時々お友達とシェアしておやつを

たべるのも楽しい時間だと思います。


毎日栄養のことばかり考えるのも

疲れてしまいます。


ただ「量や頻度」に気をつけて、

自分の健康と向き合う知識を身につけて

ほしいな。と思います。


今、爆発的に増えている

思春期のココロの問題

ミネラル不足が大きく関係していると

思っています。


そしてその影響は

その子の今後の人生にも

大きく関わってくるかもしれません。


長い間のミネラル不足は

人のココロを複雑にしてしまいます。


成長が止まる18歳~20歳で

男の子なら、鉄の需要抑えられますので、

少しずつメンタルが回復してくるかもしれない。


でも、大学生活などで

一人暮らしを始めて

いい加減な食事をして

メンタル不調を起こしてしまう

お子さんもたくさんいます。


栄養の話、

本当にバランスの良い食事、

コンビニで買うならせめてコレ。


そんな知識をいつか巣立っていくお子さんに

伝えたいと思いませんか?



子育てはずっと続きます。


子供がたとえ手を離れて、

遠くで仕事をはじめても、


元気で、健康で過ごしているのか

気になるとおもいます。


だからこそ、日常の生活の中に

分子栄養学の知識を少しずつ話をして


子供さん自体が

食材や食品選びで

良い選択ができるようになることが

親のできる最高のプレゼントだと思います。


健康はお金に変えられないです。


まだまだ知らない人の方が多い

この知識がいつか

みんなの常識に変わるまで

コツコツと発信を続けていきたいと思います。


お読みくださりありがとうございました。


bottom of page