スイスからの受講
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

スイスからの受講

はじめまして。


スイス在住 思春期の2男児の母


第5期 分子栄養学アドバイザー

橋本 愛です。


私が分子栄養学という考え方を知ったのは

藤川徳美先生の著書


うつ消しごはん


を読んでからです。


この先生の本は、栄養療法をされている方や

体調不良に悩まされている方は

一度は読んだことがあるのではないかと思う

くらい有名だと思います。


たんぱく質・鉄不足

こんな不調がおきますよ。ということを

リズムよく、わかりやすく

説明されています。


当時、長男が10歳のときに

発達に問題があるのではないかと思うくらい

問題行動が目立ち始め、


友人とのコミュニケーション、勉強、

学校生活等が心配で

眠れない夜を過ごしていました。


まずは

児童心理学や、

褒めて育てる脳科学

などの本を読み漁って実践してみましたが

私自身が


こんなのでよくなるの?


という、何かしっくりこない感覚があり、


何か他に出来ることがあるのではないか?

と新たな情報を検索する毎日でした。


そんな時に出会ったうつ消しごはん


私は早速サプリを買い、

プロテインを買い

長男に飲ませ始めました。


長男は最初は受け入れていましたが、

プロテインもサプリも1ヶ月くらい経つと、

もう飲みたくない。

と拒否するようになり、

そこからは喧嘩の毎日。


今思えば、私も必死でした。


長男の気持ちを無視し、

本の内容を強引に実践していました。


あなたのためなのよ。

という呪いの言葉とともに

押し付けのプロテインとサプリの日々


私も一緒に摂っていましたが

2ヶ月をすぎたあたりから

私自身が右背中に鈍痛を感じるように

なりました。


キレート鉄サプリをやめてみると

鈍痛が消えました。

しばらくやめた後また再開すると鈍痛が

復活


なんだか違和感を感じ始め、

プロテインとサプリを全部やめました。


栄養が足りなくていろんな不調が

起きているという考え方は

すごく腑に落ちましたが、

やり方が違うのではないか?と

思い始め、またまた検索する日々。


これが私の

オーソモレキュラーアカデミー

との出会いです。



不幸中の幸いというか、

コロナのパンデミックで

リアル受講が難しくなり

Zoomでの学習になっていたので

海外からの受講も可能という

ことで申し込みをしました。


私は

「女性と子供の分子栄養学」

を受講しましたが、

講座の中で


男性と女性の個体差の違いを学び

今まで挫折していたダイエットや

健康療法のほとんどが男性だった

ことを思い出し、

深く納得しました。


自称健康オタクで

いろんな本を読んでいましたので

そこそこの知識はあるつもりで

臨んだ講座でした。


腸活だって知っているつもりでしたが、

腸活の前に消化を確認してみる。


消化がうまくいっていないのに、

いくら腸活しても体調が改善されない

ことがあるなど、

目から鱗、知らないことだらけで

とても感動しました。


時々難しい生化学の話も出てきますが、

安藤先生の経験談や失敗談が

私も通った道と同じで

ふっと緊張の糸が緩んで親近感が湧きます。


女性ならではの不調、

子供の成長に関してなど、

私が知りたかったこと満載の内容で

受講してよかったと

今でも感謝しています。


この知識は一生の宝物です。


もともとは長男の発達について

勉強するつもりでしたが、

学んでいくと、

過去の産後の体調不調の原因も

知ることができ

時すでにおそし。ではありますが、

当時の私は貧血だったんだなぁと

納得することができました。


当時は病院で採血しても

「貧血ではないですよ」

「異常なしです」

と言われ、

ますます不安になっていました。


こんなに体調が悪いのに


「異常がない」ということは、

もう一生治らないのかな。

と不安になったことを思い出します。


海外に住んでいるので、

病院のシステムの違いや、言葉の問題、

ただでさえ不安だらけなのに

「異常なし」

というドクターの言葉が重かったです。


でも、講座で学んだ今は違います。


自分で体調を管理することができる

ようになり、

日本にいる家族に食事のアドバイスを

することができたり、

スイスのママ友さんから、

どんなものを食べたら良いのか

質問されたり、

あたらしい扉が開いたような感じです。


まだまだ駆け出しのアドバイザーですが、

これからも学習を続け、

一人でも多くの

「体調不良なのに、検査で異常なしといわれた」

方々の役に立ちたいと思います。

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