11月24日 第2期初心者から学べる分子栄養学養成講座が札幌会場とZOOMオンライン中継にて開催されました。
10:00~12:00 基礎講座2 分子栄養学で考える「睡眠と栄養」
身体の健康を考えるときには食事・睡眠・運動の3本柱である「睡眠」に問題がある人は、2018年の全国の18~79歳の男女1万人を対象にした調査により、約半数弱の人が何らかの睡眠トラブルを抱えていることが判明しました。「なかなか寝付けない」「夜中に目が覚める」「日中激しい眠気に襲われる」「昼夜逆転してしまう概日リズム障害」「子供の夜泣き」「眠りが浅い」など病院に行くほどではないけれでもぐっすり眠れない。またすでに何らかの薬を服用している方も多いと思います。これら「睡眠と栄養や身体のメカニズム」の関係を詳しくお話ししました。栄養療法を行うことによって睡眠の質が改善される方は多くいらっしゃいます。ぐっすり眠れるということは健康を考えるうえでとても重要なことです。
・良質な睡眠に必要な栄養素
・睡眠を妨げる炎症との関係性
・副腎疲労と概日リズム障害
・低血糖症と日中の眠気
・カフェインについて
13:00~15:00 アドバンス講座2「問診と身体所見から栄養状態を推測する」
一般の方にとって血液検査は1年に1回の健康診断でしか受けない、またその検査項目も少ない。例え不調で病院にかかっていても保険診療でできる血液検査項目は限られていることがあります。そこで、今回は問診や身体所見などから、身体の栄養状態を推測する知識をお伝えしました。特に小さいお子様に関しては、血液検査のハードルが高く難しい場合があります。日々の食生活や生活習慣、栄養状態は身体所見や行動様式、思考などに大きく影響を与えています。是非些細なサインを読み取って明日からの健康に役立ててください。
問診の重要性 必要な問診項目 問診から栄養状態・身体の状態の推測 身体所見から栄養状態・身体の状態を推測する 問診・身体所見から血液検査の数値を推測する
15:00~16:00 症例検討会
前回の症例検討会に引き続き、参加者の皆さんの実際の症例をみながら実践的な栄養解析や必要なアプローチについてお話ししました。前回考えていただいた宿題の解説もしました。
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