新しい命にかける未来の食卓
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

新しい命にかける未来の食卓


自己紹介

はじめまして。

9期アドバイザーの六角はち美です。

管理栄養士歴20年。


本業は専門学校の栄養学非常勤講師です。

副業として栄養療法クリニックで管理栄養士

業務・地域の食生活相談・乳児栄養指導・料

理教室・栄養講座開催などしておりほぼ休み

無く動きまわっています。


小学6年生の思春期まっただ中で中学受験に

奮闘する1人娘とそれに振り回されながらも

我が家をとりまとめてくれる真面目な夫の3

人で埼玉に暮らしております。


栄養学との出会い

20代前半で極度なダイエットから摂食障害

患ってしまった私は、自分の意志ではどうし

ようもならない日々を送っていました。


もう生きていたくない心境まで追い詰められ

ていた私の手を諦めずにつなぎ止めてくれた

のが母の存在でした。


働きながら夜中まで必死に、やったこともな

い栄養計算をして、私にこれなら太らずに食

べられるからどうか吐かずに食べて!と泣き

ながら作り続けてくれました。

親を泣かせて本当に情けなくて私も必死に食

べ物に向き合うことにしました。


食に対して全くの無知だった私は当時流行っ

ていたマクロビオティックや粗食の本を読み

あさり色々な知識を得ていきました。


ただ、その中には極端な意見が書かれている

事もあり、例えば牛乳は悪だ!良い!とか、

玄米を食べよう!玄米はだめだ!など両極端

な意見があり混乱していったのです。


根が真面目な私は、1からきちんと学んでみ

たくなり、安定した銀行員という仕事を辞め

食の真実を求めて栄養学の専門学校の門を叩

いたのでした。


分子栄養学との出会い

栄養学校に入って私が興味を持ったのが細胞

を学ぶ解剖生理学と生体現象を学ぶ生化学で

した。


学生時代は栄養士にはそんなに必要が無い教

科だったのかそれらのコマ数もそんなにはな

かったので深めきれずにおりました。


特に栄養士になってからも必要に迫られずに

いたのですっかり好きだったことも忘れかけ

ていた時に、インスタグラムの投稿で「ミト

コンドリア」についての投稿が目につくよう

になり、投稿者のプロフィールを見ると必ず

「分子栄養学」と書いてある事に気づきまし

た。


私はそれまで分子栄養学という存在も知らな

かったのでその方達の投稿を眺めながら、ど

うしたらこの知識を得ることが出来るのだろ

うと探り始めていました。


ちょうどそんなタイミングで、オンライン上

で自分の健康に対する思いを話すきっかけが

ありそれを見た方から、その内容を聞いてはち

美さんは分子栄養学を学んでいる人かと思いま

した!といわれて、やっぱり私が求めている学

びは分子学にあるのか!?と実感したんです。

その方は既に分子栄養学を学ばれていた方だ

ったのですぐに詳細を聞いてこのアカデミー

を紹介いただき入会して今に至るのでした。

出会いは突然で必然でした?


分子栄養学で大事にしている「個体差」は私

もずっと臨床現場で感じてきていた違和感

に対する答えだったので、分子栄養学を学

ぶたびにするすると違和感が溶けていき、

腑に落ちていく感覚を味わえています。


分子栄養学を取り入れてどうなったか

そんなわけで、不調を治すために分子栄養学

を学び始めたわけではなかったのですが、や

はり学んで行くとびっくりするほど今までの

不調の原因が見えてきて授業動画を見ながら

えー?それも繋がってったのー?なんて叫ぶ

ことしばしば。

私は随分と副腎に過酷な思いをさせてきたの

だなと思わされる内容でした。


いつもイライラ何かに焦って心配して、穏や

かになれない満たされない心。甘い物も止ま

らない時もあったり、とにかく悲しくなるほ

どに1番大好きなはずの娘との喧嘩が絶えな

かった日々。


そこで試しに取り組んでみたのがおやつの

改善をはじめ、食事にプラスして亜鉛・鉄・

DHA・ビタミンDの補給をサプリメントで行

うことでした。

亜鉛以外は摂れない日もありましたが、1か

月くらいたった頃から本当に娘とお互いにあ

れっという感じで「最近喧嘩してないね」っ

て。

あの感覚にはびっくりしました。

どれが効いたのかははっきり解りませんが

我が家にとって革命でした。

お恥ずかしながら管理栄養士なのにこんなに

栄養の効果ってあるのかと初めて実感してい

るところです。

実はこのあたりからずっとくすぶっていた娘

の塾のクラスも上がり、私もいつも感じてい

たなんとなくの不安や焦りも減ってきてずっ

と消えなかった背中のニキビも綺麗になって

いきました。

今思えば、かつての摂食障害も完全な栄養

失調でおこった事だったんだとよく分かりま

す。


現在の活動について

アカデミーでの学びを通して、自分の食を改

めて見直しています。自分の経験からも言え

ることですが食生活を変えていくのはなかな

か根気のいることだと感じます。


習慣はなかなか変えられない。それは現実で

す。

家庭家庭に独自の習慣があるので、そこに1つ

1つアプローチしていくのは私には無理だなと

諦めたところもあります。(苦笑)

勿論そこにアプローチする事に長けている方

がいますので、そういう方にお任せすべきだ

なと。


そう考えたときに私が出来ることはなにか。

誰しもが本気で自ら食事を見直そうと思う時

それは、新しい命が生まれるときなんですよ

ね。

私はそこにアプローチしていきたい。


自分で自分の健康に意識が向かない限り、人

は食事の事を言われてもなかなか本気で聞い

てはくれません。

長年栄養指導をしていて感じることです。


新しい生命の誕生を迎えるその本当に大事な

タイミングで、まずは分子栄養学の知識と共

に元気なお母さんを作る食事の摂り方、それ

から赤ちゃんにプレゼントする食嗜好と栄養

についてこれからしっかり伝えていく活動を

していきたいと思っています。


ちょうど管理栄養士となって20年の節目で

なにか一生をかけてライフワークのようなや

りがいをもった活動をしていきたいなと思っ

ていたところだったので、この新しい母子に

対して健康な食生活の基盤作りの背中を押す

役目を担えたらと思っています。


いつまでも我慢をしないで好きなものを食べ

ていられるためにも、初めて口にする物から

栄養価のある食材の旨味を感じる嗜好を身に

つけて貰えるように、私も皆さんから学びな

がら1人でも多くの新しい命の新しい細胞が

ピカピカ元気に育ってもらえるよう活動して

参ります。。


皆さんのお知恵を拝借させていただくことも

多くあると思いますが、どうぞよろしくお願

い至します。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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