浮気癖はトイレの回数で見抜く!
top of page

オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

浮気癖はトイレの回数で見抜く!


こんにちは、

分子栄養学アドバイザーの勝田です。


本日2021年、年明け初の記事。


浮気癖はトイレの回数で見抜くっ?!

なんてタイトルでしょう。


気になってしまったあなたは…

もしや頻尿っ?(笑)


分子栄養学を学でいると、

人間観察と言いますか、


人間占いみたいなことが

地味に出来るようになると感じるこの頃です。



大事なのは内面!

いやっ、まずは見た目が9割!


色々と言われていますが。


イケメン・美人さんも、

眺める分には良いですが


恋人、さらには生涯を共にする

パートナーともなれば、

大事なのはやはり中身ですよね。


とは言え、

はじめはみんな猫かぶりをするのが常。


付き合ってみたら、


こんな気性の荒い人だと思わなかった!

こんな泣き虫女子だと思わなかった!

こんなネガティブ男子だと思わなかった!


などなど。


こんな経験をしたことがある人も

いらっしゃるかもしれません。


外見はもとより、

なんてことない些細な行動や、

嗜好性などからも、


相手のことが伺い知れちゃったりするのが

分子栄養学の楽しい所と、

個人的には思っています。


猫かぶりの裏をこっそり見破る

テクニックにも繋がる?


婚活にも活用出来て、

場合によっては友人・仕事仲間、


既婚者・ご家族であれば、

より良い夫婦関係・家族関係を築くため、


愛する家族や周りの人の健康状態、

精神状態がこっそりと分かる!


そんなちょっとしたポイントを、

分子栄養学的な視点から

お伝えしていこうと思います。


ヒステリー女子チェックや

ネガティブ男子チェック諸々、


チェックポイントは色々とありますが、


今日は、

男性の浮気癖をトイレの回数で見抜く!


なんとも驚きのチェック法を、

分子栄養学に絡めて

少しご紹介させて頂きたいと思います。


浮気癖と頻尿男子の関係

女性は、男性のトイレの回数

注視してみましょう。


実はトレイが近い男性…


浮気症の可能性が潜んでいる

かもしれません。


なぜトイレの回数と浮気が関係するんだ?

と思われるでしょう。


トイレの近い男性であれば、

してもいない浮気の濡れ衣!

とんだとばっちりだ!


と、思われるかもしれませんが、


これにはホルモンが関係しています。


◇抗利尿ホルモン・バソプレシン

トイレが近い男性というのは、


尿をためておく力が弱い

と、ひとつ考えることが出来ます。


尿をためる働きをしているのが

抗利尿ホルモンである

「バソプレシン」といわれるホルモン。

(他にも、血圧を上げる働きなど)


脳の視床下部で合成され、

下垂体の後葉から放出されます。


このバソプレシンですが、

抗利尿、血圧上昇の働きの他に、


父性愛・社会性ホルモンの異名も持っています。



その名からもイメージできるように

バソプレシンには、

  • 男性的な愛情表現

  • 家族を守る

  • 縄張り意識

などの作用にも関わっているそう。



一方で、母性愛・愛情ホルモンとして

オキシトシンが有名ですが、


オキシトシンもバソプレシンと同じく、

下垂体の後葉から分泌されるホルモンです。


構造も非常によく似ていて、

アミノ酸が2つしか違いません。



父性愛の対になる

母性愛のオキシトシンは、

  • 女性的な愛情表現

  • 共感、抱擁力

  • 縄張り意識

など、似た作用でありながら、

若干役割が異なる作用にも感じます。


女性がオキシトシンでもって

生まれたばかりの我が子に付きっきりで

子育てする一方で、


男性は父性愛と呼ばれるバソプレシンで、

家族のために一生懸命に仕事をしたり、


敵から家族を守るというように

働いているのかもしれません。



発達障がいはオキシトシンが少ない

ということでも有名なのですが、


もともと男性にはオキシトシンより

バソプレシンの方が多いと言われています。


トイレが近いということは、

抗利尿の働きがあるバソプレシンが低下している。


と、同時に、

バソプレシンのもう一面の作用、


社会性ホルモンの働きも低いのでは?

と考えることが出来ます。



マウスや人間を対象に、

バソプレシンを用いた面白い実験結果が

いくつか報告されているようで、



・バソプレシンが多いと、

一途にひとりの女性を愛し・守る傾向がある。


・バソプレシンの多い男性は

育児にも積極的だった。


・バソプレシンが低い人は、

生涯独身を謳歌する。


などなど。


バソプレシンは一夫多妻制に関わる

というデータもあり、


個人的にはあながち

軽視できない問題と感じます。(笑)



頻尿だけど浮気はしない一途タイプ


確かにトイレは近いけれど、

本当に僕は一途、浮気なんてしません。


冤罪だ!!!

というお声もあがることでしょう。


遺伝的にバソプレシンの量が

低い傾向にある男性は、


実験のデータからも

女性目線的には要注意!


とは言え、パソプレシンが低くなる要因は、

遺伝子レベル以外にも考えられます。

◇栄養不足

◇脳の下垂体機能

◇男性ホルモンの低下

などなど。



トイレが近いからと言って、

浮気症だ!


と、素敵な男性を諦めたり、


旦那さんの浮気癖を疑うのは

まだ早いというわけです。


チェックポイントを抑えておき、


真正のバソプレシン低下なのか?

他の要因が絡んでいないのか?


見抜けるようになると安心です。(笑)



◇栄養不足を疑おう

ホルモンの材料である栄養素などが

不足してしまうと、

ホルモンの合成が低下してしまいます。



バソプレシンはアミノ酸が9つ繋がる

ペプチドホルモンです。


体内で合成されるアミノ酸が

不足しがちだったり、


需要が高まっているなど、

栄養不足などによっても、

バソプレシンの低下に繋がっているかもしれません。



胃や腸の状態が悪いと、

食べているつもりでも、


案外と身になっていない場合もあります。


消化、ピロリ菌感染なども

チェックしたいところです。


また、欠食をしていると、

エネルギー不足が起き、

低血糖になってしまいますが、


その時身体では

血糖を上げるためにコルチゾールという

ストレスホルモンを出すため、


脳の下垂体が刺激されます。


長年、欠食が習慣になっている

という場合などは、


下垂体に負担がかかっている

可能性なども考えられます。



◇下垂体機能の低下を疑おう


バソプレシンは脳の下垂体後葉から

放出されるホルモンでした。


前葉からは副腎皮質刺激ホルモン

(先程のコルチゾールを出す為のホルモンです)



甲状腺刺激ホルモン、

成長ホルモン

などなど。


様々なホルモンが下垂体の後葉・前葉

からは放出されています。



下垂体機能自体が低下してしまうと、

様々なホルモンの分泌にまで

影響が出てしまう可能性があるのですが、


下垂体機能が低下する原因には、

脳の炎症が絡んでいる場合もあります。



とくに脳下垂体は炎症や水銀の影響

受けやすい場所と言われています。


脳の炎症に繋がる

小麦や乳製品の食べ過ぎ


あまりに過剰な糖質・お菓子、

酸化した油の摂りすぎ、など。


普段どんなものを食べているのか?

注意してみましょう。


また、鼻炎持ちの男性も、

喉と鼻の間の上咽頭が

脳の下垂体に近いことから、


炎症を飛び火させる形で

影響を与えているかもしれません。


身体の中で起きている炎症は

なかなか気付きにくいですが、


脳・上咽頭の慢性炎症も

チェックポイントです。



◇男性ホルモンの低下を疑おう


バソプレシンは、

男性ホルモンと相関関係にある

ことが分かっているそうです。


男性ホルモンが低下すると

バソプレシンも低下。


逆を言えばバソプレシンが低下すると、

男性ホルモンも低下してくる

ということが起きます。



年齢と共に男性ホルモンが低下し、

おじいちゃんが夜中に

トイレで目が覚めてしまうというのは、


ホルモンのことを考えると

ある程度は自然なことかもしれません。


この相関関係を考えると

性欲も低下しているかもしれません。



男性ホルモンはステロイドホルモンで、

コレステロールを材料に作られます。


低コレステロールの男性の場合、

男性ホルモンが低下し、性欲の減退。


バソプレシンの低下にも繋がり、

トイレが近いなどの症状が

出ているかもしれません。


欠食などで、

しっかり食べていない、


コレステロールから作られる胆汁の

再吸収が腸肝循環で

上手くいっていないなど、


コレステロール低値になる要因がないかも

チェックポイントです。



トイレが近いという事象


男性のトイレが近い!

なんてことない事象なのですが、


(んん?またトイレ??)

と思うようなところがある場合は、


彼が浮気性なのか…

はたまた下垂体機能低下や栄養不足がないか?


欠食してないか?

慢性炎症がないか?


などなど、

いろいろと推測できたりします。


最近トイレが近くなったな?

と、思った場合は、

  • 食習慣(炎症を起こす食べ物)

  • 食べ方(欠食)

  • ストレス度合い

  • 性欲低下

などなど、

是非チェックしてみてください。


逆に意中のお相手で、

どれにも当てはまらない場合は要注意。



彼のその頻尿!

遺伝的にバソプレシンが低いことが原因かも?!



近未来の婚活はこうなる?


さて、トイレが近い男性ということで、

バソプレシンホルモン

スポットを当ててみました。


世の女性陣は、

男性のバソプレシン量が

気になるところではないでしょうか?


遺伝的に低い場合は、

浮気症の可能性があり、

結婚後は何かと頭を抱えることになるかも?



バソプレシンが多い男性の方が、

家族を守り、一途に愛してくれそう…


とはいえ、わたしのオキシトシン

バソプレシンもなかなか低そう。(笑)



かつては3Kなんて言葉が流行りましたが

(古いっ。)


今後、バソプレシン濃度が

安定して測定出来るようになれば、


未来の婚活ではパソプレシンがひとつ、

好印象・高感度ポイントとなるやもしれません。



年齢 28歳

職業 会社員

趣味 ランニング

バソプレシン濃度 1.3pg/ml

ピロリ菌 なし


分子栄養学を学んでいる身としては、

こんなところが気になったりしちゃったり。


いろんな意味で、

頻尿男性を見かけたら

要チェックです。



終わりに…


ご挨拶が遅れ、終わりに恐縮ですが

今年より初級講師の認定を頂きました!


分子栄養学を広める活動を

まだまだ勉強不足、

未熟者のわたしではありますが、

精一杯させて頂きたく思います。



分子栄養学を既に学ばれている皆さま、

そして、健康・栄養に興味関心のある

多くの方とお会いできる機会が

増えますことを楽しみにしております。



本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。

bottom of page