こんにちは、分子栄養学アドバイザーの勝田です。
昨年2021年、わたしの中で最も
衝撃的だったメガネ作り体験記を
今日は書かせて頂こうと思います。
メガネと言ってもただのメガネではありません。
今日ご紹介するわたしが作ったメガネは
ふつうのメガネとは異なる
自分の目と体と心に合わせて作るカラーメガネ!
その名も”イノチグラス・発達メガネ”のお話です。
目と体と心に合わせたメガネ
と聞くと、首を傾げてしまうかもしれません。
(メガネは視力に合わせて作るものでしょう?)
って、思いませんか?
わたし自身、
メガネに対するイメージは
●視力が悪い人がかけるもの
●おしゃれとして楽しむもの
サングラスであれば
●眩しい光を遮る
●紫外線カット
くらいにしか考えていませんでしたが
イノチグラスに出会って
その概念がひっくり返りました。
見え方は単純に
近視・乱視だけに限らず
体と心のバランスにまで影響を
与えているとのこと。
イノチグラスのカラーメガネは
50色以上の中から自分の
得意な色を見極め、
自分に合ったレンズやフレームを
カスタマイズしていく!
視力矯正だけにフォーカスするわけではない!
まさに目と体と心に合わせた
メガネなのです。
◆イノチグラスを作ったきっかけ◆
わたしがイノチグラスを
作るきっかけになったのは
クラブハウスでの一コマでした。
人が傍にいるとストレスを感じやすく
発狂しそうになる
との、わたしのぼやきに
「イノチグラスの発達メガネ作ってみたら?」
と、マッキー先生から助言
まるで”お告げ”に聞こえたわたしは
イノチグラス考案者の
灰谷孝先生をご紹介して頂き、
淡路島へのメガネ作りの旅が決まりました。
◆不安心配症が功を奏し素敵な宿に出会う◆
予約は数か月先でしたが、
淡路島へは一度も行ったことがなく
土地勘もゼロ…
無事に辿り着けるか不安だらけのわたしが
一番はじめにした事はグーグルマップで
灰谷先生のメガネ製作所から
とにかく近いホテルを探すこと!
当日迷って遅刻する訳にはいかない、
前乗りして場所を確かめるか
少しでも近づいておかないと
気が気ではありません。
お化けさえ出なければ贅沢は言いません…
と、思いつつ、
おんぼろ宿も嫌だなぁと
あーだこーだして1時間弱
灯台下暗しで
なんと徒歩5分の場所に
空き家を改装した棟貸しの宿を発見しました。
寝坊してもいける距離!
距離で選んだこちらの宿でしたが
とても心温まるストーリーが
隠された感動的な宿でした。
オーナーはファッションデザイナーご夫婦。
東京生活に疲れ淡路島に移住し、
ボロ状態でごみ屋敷と言われた
空き家を買い、99%無理だと
周りの人に言われながらも
諦めることなく…
周りの人達の協力もあって
自分たちで全て創り上げたという
物語がありました。
目の前がすぐ海で
夏なら海水浴を楽しむのに最適です。
淡路島に行ったらまた泊まりたい…
心が温かくなる本当に素敵な宿でした。
リノベ古民家系が好きな方には
とてもおススメです。
蜘蛛が出たのもお愛嬌
手作りの五右衛門風のお風呂が最高でした。
~ネヘミヤの由来は
聖書に登場するネヘミヤが
人から絶対に無理と言われていた仕事を
神様の助けと力によって成し遂げたという
ところから名付けたそうです~
◆衝撃の連続!カラーメガネ作り◆
こうして無事に前乗りしたわたしは
前日の晩、薄暗がりのなか
灰谷先生の製作所を必死に覗き込み
(暗くて全く見えなかったけど)
場所を確認。
はたから見たら相当怪しい人。笑
ここまで来たら迷う方が難しい
当日は時刻通りに無事到着し
ドキドキのメガネ作りがスタートしました。
日常困っていることや
現在のわたしの目の状態など
詳しく聞いてくださり、
説明や検査を受けるなかで
わたしはこれまで自分の目のことを
全く知らないで、考えないで
生きていたことを実感しました。
◇眩しいことが原因
メガネのレンズを選んでいく過程で、
わたしの目の状態は近視と乱視があること、
そして乱視が原因で、必死で視よう視よう
としている状態であることも分かりました。
わたしは光に過敏で人よりは
眩しがるタイプだと感じていましたが
この眩しさもわたしの目の乱視、
見えづらさに大いに影響を
与えているとの事で…
とても衝撃的でした。
分子栄養学では目には
ビタミンAが関わると言われています。
ビタミンA不足があると
眩しい
ドライアイ
とりめ
などの症状が出やすいです。
また、光の過敏さには
自律神経も関係し、
交換神経優位では瞳孔が開き
人より眩しいかもしれません。
栄養学の視点からも
光に対する感受を考察することが出来ます。
子どもの頃からやたらと
眩しがるわたしは、
栄養不足や交換神経に加えて
遺伝的、生まれる前の問題点もどうやら
背景に隠れていそうでしたが、
眩しい事がそんなに目の負担に
なっていたとは…
35年間知らず生きてきて
損した気分でした。
実は淡路島に着いてから
わたしは「眩しい」を連発。
淡路島は東京の2~3倍眩しく感じられ、
高いビルがないので日陰がないせいかと
解釈したのですが、
とにかく眩しくて目が痛くて
仕方がありませんでした。
わたしの場合は眩しさを軽減させると
だいぶ楽になると判明したので度なしで。
外に出て光の感じ方をチェックしながら
レンズカラーの濃さを選んでいきました。
カラーメガネをかけて
初めて外の光を浴びた時の映像は
今でもわたしの目に焼き付いています。
カラーメガネのフィルターをかけて
はじめて視た世界が
わたしには安心な世界に
映ったことがとても印象的でした。
◇完成したイノチグラス
そうして色々試して最終的に
完成したわたしのメガネがこちら。
レンズカラーはこれ以上濃い色だと
怖いという感情が出てきてしまい、
もう一段薄めにすると
安心感が物足りない…
本当に不思議なのですが
着けた時の心地良さと安心する感じを
体と心が教えてくれるような体感でした。
これでも日差しが強い時は
光が上から入ってしまい
目がまだ少しチカチカする
ことはありますが
日常使いするにはこれ以上濃い
レンズにしてしまうと
わたしは安心できないし、
フレームデザインも考慮して
こちらに決定しました。
本当はTPOに合わせて
何本か欲しいくらいです。
◇サングラスが苦手な人にもおススメ
まるでサングラスのようだと
思われるでしょうが、
実はわたしはサングラスが苦手で
かけてられません。
●気持ち悪くなってしまう
●頭が痛くなってくる
●視界がぼやけて怖くなってしまう
今までは考えた事もなかったのですが
デザインだけで選んでいたので
サングラスのレンズのカラーや
フレームが自分に合って
いなかったんだと思います。
サングラスが苦手なわたしも
イノチグラスのカラーメガネは
気持ち悪くなるどころか
とても気分が安定し安心します。
◇わたしにとっての安心安全メガネ・イノチグラス
カラーメガネをかけたわたしの
個人的な体感ですが
落ち着く
安心する
目がチカチカ痛いのが軽減
人の目が気にならなくなる
言葉で説明するのは難しいのですが、
自分に合うメガネをかけると
とにかく楽で心地良いことを
身体と心で体感できる感じがします。
日中天気が良い日や
夜寝る前の時間帯、
イノチグラスがあることで
とても助かっていますし、
人が傍にいるとストレスを感じやすい
わたしですが、
カラーメガネをかけると
神経質が軽減する感じがあります。
学校が苦痛で仕方がなかったので
子どもの頃にこのメガネに
出会っていたかったなぁと
つくづく思います。
感じ方や着け心地の
感動はそれぞれ抱えている悩みや
個体差によって変わると思いますが
わたしは身に付けると安心する事から
自分のイノチグラスを
《安心安全メガネ》と勝手に名付けて
呼んでいます。笑
◆カラーメガネで街がカラフルに彩る時代◆
今回のメガネ作りの旅は
沢山の気づきと発見と
温かく暑く生きる方達との出逢いと…
全てにおいてわたしの人生で一生
忘れられない旅になりました。
イノチグラス作りは
わたしにとって自分を知ること、
そして新しい自分に
メガネ通して出会ったような
すごく不思議で素敵で楽しい体験でした。
家にいてもやたらカーテンを
半分閉めたがるわたし
いつも眩しくて写真は
眉間にシワがよっているわたし
眩しいという同じ言葉を発しても
眩しさに対する感受は本当に
人それぞれで度合いまでは分かりません。
その個人の感受に対する度合いにも
しっかり対応してくれる
カラーメガネ・イノチグラス…
灰谷先生が学校や会社、
みんながカラーメガネをかける社会を
と仰る言葉の意味が、
自分でかけて体感する事で
分かった気がします。
視力を矯正するだけではない
イノチグラスの魅力が
多くの人に広まって欲しいなと思います。
2021年の大晦日の紅白歌合戦の
テーマは『カラフル』でしたが、
まさに十人十色のカラーメガネを
当たり前にみんなが持っているような
そんな時代が来たら良いなと
密かにニヤリとしながら
紅白を見て年を越したわたしです。
全国にイノチグラスを製作できる
目育士さんがいるそうなので
興味のある方は是非チェック
して体感されてみてください。
わたしのメガネ作りの旅に
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。