10月4日 第4期 女性と子供の健康のための分子栄養学講座in東京/ZOOM セミナー報告
第4期1回目の講座は久しぶりに東京会場で開催いたしました。
皆さんZOOMでの受講に慣れてきたので、会場参加者は少なかったですね。
4期は今まで以上の受講生の方がお申込みいただき、40名以上の新しい受講生の方が学ばれています。
すでに分子栄養学に取り組まれている方も多いかと思いますが、この講座を通してご自身の個体差を理解し、一生モノの自己養生法を身に着けていただければと思います。
10:00~12:00 基礎講座1「栄養の消化・吸収」
栄養のことを考える時、切っても切り離せないものに「消化・吸収」のことがあります。食べてるつもりでも、もしかするとその栄養は身体で消化・吸収・利用できてないことが多くあります。そもそも日本人は欧米の人と比べると胃腸機能が弱く消化が十分にされにくいという民族的な問題もあります。皆さんの日々食べている食事やサプリメントはあなたの身体でしっかり吸収され働いているでしょうか?
また最近注目されている炎症性腸疾患の栄養療法からできるアプローチについてもお話ししました。
・胃腸の消化管の役割
・薬剤やピロリ菌と栄養吸収の関係
・腸内環境改善に必要な食事や栄養素
・消化を助けるサプリメントや食材
・胆汁の重要性
・消化管と亜鉛
・潰瘍性大腸炎・クローン病と亜鉛
・小児の炎症性腸疾患と内分泌障害
・炎症性腸疾患の方への食事療法
など
13:00~15:00 アドバンス講座1「血液栄養解析 基礎編」
分子整合栄養医学は各種検査結果のエビデンスに基づき個体差を把握し、その個人にあった栄養素を至適量補うことによって健康増進に導く医学ですが、その検査としてやはり血液検査は誰もが受けやすく、また気軽に検査しやすい検査です。
健康診断で「異常なし」という基準値を超えているか、超えていないかという基準だけで検査結果をみるのではなく、予防的観点から分子栄養学に基づき血液検査を解析することによって、細胞の状態や消化機能、自律神経などの状態を把握することによって、これから起こり得る病気を予防することが可能になります。分子栄養学に基づいた栄養血液解析を学ぶことによって、ご自身の細胞の状態や細胞レベルの栄養の状態を把握し適切な食事への改善や生活習慣の改善が可能になるようお話をしました。
・各種検査項目の分子栄養学的解析
・マスクされた血液検査データを読むコツ
・問診の重要性
など