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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

からだにとって必要不可欠な「水分補給」骨や歯の健康を守るためにできること


こんにちは。

分子栄養学アドバイザーの上野綾乃です。


今年も残す、2ヶ月となりました。

これから寒い冬がやってきます。


栄養学を学ぶ前は、極度の「冷え性」

だったため、寒い冬は大嫌いでした。


けれど、食生活の改善で、「冷え性」

さよならをしたので、今では、寒い冬は、

代謝を上げる絶好の季節!と思えるようになりました。


脂肪細胞にはいくつか種類があります。

その種類によって、エネルギー代謝が

変化するのですが、「寒冷の刺激」は、

エネルギー代謝を高めるスイッチをオンにしてくれます。


寒いからといって、

防寒対策を完璧にするのではなく、

寒さの刺激を受けることもおススメです。


とはいえ、「冷え性」の方は、

まずは食事を整え体質改善から

始められると良いと思います。


さて、本日は、

前回に続き「水分補給」について

書かせて頂きます。


ただの「水分補給」ではありません。


歯や骨の健康を考えた「水分補給」です。


「水分補給」=脱水、熱中症予防と

考えがちですが、

成人男性だと、体重の約60%が「水分」。


からだが正常に機能するためには、

この「水分」は欠かすことができません。


間違った「水分補給」をすると、

歯や骨が脆くなってしまいます。


からだにとって、必要な「水分」を

適切な方法で摂るためにはどうすれば

良いのかについて、お伝えできればと思います。


わたしは、こどもの頃、

炭酸ジュースを禁止されていました。


某メーカーのジュースを禁止されていたのですが、

母からは、

これを飲んだら骨が溶けるんだよ。

と教えられきました。


炭酸ジュースで骨が溶ける?なんで?

とは思いましたが、当時は、

「炭酸=骨が溶ける飲み物」とインプットされていました。


我が家の「水分補給」は、麦茶、水が基本でした。


結局、母のお陰で、

炭酸ジュースをはじめとした甘い飲み物を

飲む習慣がなく大人になりました。


栄養学を学び、

母の言う「炭酸ジュースは骨を溶かす

の意味をやっと理解することができました。


わたしたちのからだ(血液)にはペーハー

バランスというものがあります。


肌のペーハーバランスというと、聞いたことが

ある!という方も多いと思います。


「肌は弱酸性です。

肌トラブルの原因となる有害菌は

弱酸性下で生息できなくなります。

そのため、きれいな肌を作り、

それを維持するためには弱酸性を

保つことが大事になってきます。」


※弱酸性(4.5~6.0)


体内のペーハーバランスはどうでしょう。

肌とは異なり、弱アルカリ性(7.35~7.45)です。


わたしたちのからだは、このペーハーバランスが

少しでも崩れてしまうと、死に至る危険があります。


生命を維持するために、からだの中で、

一定のペーハーバランスを保つよう、

厳重に管理されているのです。


わたしたちの日々の食事の多くは

「酸性食品」です。

「酸性食品」を摂ることによって、

体内のペーハーは酸性に傾きます。


母が言っていた、「炭酸ジュース」。

これは砂糖たっぷりの「酸性食品」です。


また、母の言う某メーカーの

「炭酸ジュース」は、「強酸性食品」でした。

(後々、保存料を使わなくても

良いくらい酸性が強いものだということを学びました)


砂糖たっぷりのジュース

(砂糖=酸性)を大量にからだに

入れるということで、体内のペーハーは酸性に傾きます。


このとき、体内のペーハーバランスを

調整するために動員されるのが、

超アルカリ性の性質を持つカルシウム」なのです。


カルシウムは、歯や骨の主要成分です。


からだが酸性に傾いてしまうと、

骨や歯のカルシウムを使って、

体内のペーハーバランスを一定に保とうとします。


からだにとっては、歯や骨を脆くしてでも、

体内のペーハーバランスを保つことが大事だということです。


生命を維持するために、

体内のペーハーバランスを

保つことがいかに重要であるかということがわかりました。


ここでいう「酸性食品」ですが、決して、

砂糖に限ったことではありません。


からだを作るために必要なタンパク質、

あぶらなども「酸性食品」です。


では、「酸性食品」である、糖質、

タンパク質やあぶらを制限する

必要があるのか?

と言うと、そうではありません。

(糖質は、過剰になりがちなので、調整は必要です)


※酸性・アルカリ性であるかは、

食品そのものではなく、

その食品に含まれるミネラルに影響します。


ではどうすれば良いのでしょうか?


それは、とても簡単な方法です。


「酸性食品」を摂取する際、

「アルカリ性食品」も意識して摂取するということです。


わたしたちのからだづくりに必要不可欠な

栄養素の中に「ミネラル」があります。


※ミネラルとは、

からだの機能・調節のために

必要な栄養素の一つです。

微量だけど、なくてはならないものであり、

からだの中では作ることができないため、

日々の食事から摂取す必要があります。


主要なミネラルは、以下の通りです。

(塩素とリンを除けば、全てアルカリ性


  • ナトリウム

  • マグネシウム

  • カリウム

  • 塩素

  • リン

  • カルシウム

  • 硫黄


ミネラルは一部を除き、アルカリ性。

つまり、ミネラルを意識することは、

歯や骨のカルシウムを無駄に

使わないことにも繋がっていくのです。


そのほか、

濃い緑の葉野菜、ブロッコリー、

アボガド、トマト、きゅうり、そして、

海藻類なども「アルカリ性食品」

になります。


わたしたちの日々の食事は、

体内のペーハーが酸性に

傾きやすいものがほとんどです。


そのため「アルカリ性食品」を意識して

摂取することが重要になります。



こどもと公園に行くと、

小さいこどもが、炭酸ジュースや

スポーツ飲料を飲んでいる姿をよく目にします。


きっと、ママたちは、

「水分補給」をさせなければ!

とこどものからだのことを心配しているのだ

とは思いますが。


わたし自身も、「100%ジュースだから」

「無添加だから」とこどもに水の代わりに

ジュースを飲ませていた時期もありました。


けれど、栄養学を学ぶことで、

普段当たり前に食べているもの、

飲んでいるものが、

からだにどう影響するのか

を考えるようになりました。



「水分補給」は、細胞にしっかりと水分を

取り込むことが目的です。


丈夫な骨や歯を維持することを意識し、

からだに負担をかけない「水分補給」に

ついてのポイントをお伝えします。


一つ目は、

ミネラルをプラスしたアルカリ性のもので

「水分補給」を行うこと。


砂糖たっぷりの甘いジュースでは、

喉の渇きも取れませんし、

体内のペーハーを調整するために、

からだへの負担もかけてしまいます。


前回のブログでも書かせていただきましたが、

細胞内まできちんと水分を

取り込むためには、ミネラルが必要です。


そのため、「水+海塩」で

「水分補給」をしています。


朝起きて、寝るまでの間に、

こまめにちょこちょこがポイントです。


「1日○リットル摂らないといけない!」

という科学的根拠はありませんので、

喉が乾く前にを意識されると良いです。


ここで言う「水分補給」とは、食事中以外のことです。


食事中の水分摂取は胃酸を

薄めてしまうことで、消化の邪魔をします。


食事中であれば、コップ1杯程度に抑えることを

おススメします。


二つ目は、食事の際に、

アルカリ性食品をプラスすることです。


野菜は水分をたっぷり含んでいます。

食事で葉野菜を食べることも、

「水分補給」ににつながります。


また、葉野菜に海塩とオリーブオイルを

プラスすれば、ミネラルたっぷり

「アルカリ性食品」が取れます。


おかずの多くは「酸性食品」ですので、

「アルカリ性食品」をプラスすることで、

体内のペーハーバランスが調整さ

れることに繋がります。


~こどもについて~


普段の「水分補給」は、

水に海塩ちょっぴり足しを飲ませています。


わたしが以前、

公園でジュースを飲ませていた時は、

こどもにとって、

公園に遊びに行く=ジュース

が当たり前(習慣)になっていました。


けれど、普段からの「水分補給」を

水に変えると、自然とジュースは欲しがらず、

家でも外出先でも水を求めるようになりました。


これも習慣です。


話を理解できる長女には、必要な知識を伝えています。


問題は、食事中の野菜です。


葉野菜を少しづつ食べさせていた

時期もありましたが、それまで、

葉野菜なんてわたしも食べていませんでした

ので、すごく抵抗しました。


食事は楽しく、しっかり吸収」を

目標にしておりますので、即やめました。


現在は、野菜や海藻類などの

アルカリ性食品、青汁などを活用しながら、

からだに負担をかけない食餌を意識し

ています。


同じ食卓で、わたしがたっぷりの葉野菜を

食べていると、

「それって、そんなに美味しい?」

「からだにいいと?」

など、こどもから葉野菜を意識した言葉が

出てくるようになりました。


次女は、時々わたしのお皿から葉っぱをとり、

食べることもあります。


食べ物を強制するのではなく、

こどもたちに興味を持たせ、

それが食べることに繋がれば、

ベストかなと感じているところです。


最後までお読みいただきありがとうございます。


みなさまの健康に少しでもお役に立てると嬉しいです。


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