病院へ行く時間もない働き世代は食べ物で晴れ顔に!? 医師が栄養学を勉強したい理由?
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

病院へ行く時間もない働き世代は食べ物で晴れ顔に!? 医師が栄養学を勉強したい理由?

はじめまして


麻酔科医として勤務して18年、

シングルマザーとして子育てをしながら

毎日奮闘している第6期アドバイザーの谷美登利です。


栄養学との出会いは、

管理栄養士の姉からのアドバイス。

しかし全て聞き流していた数年間があります。


でもある時、

車の中でたまたま聞いていたラジオから

「食べ物が体を作っているよ」

という内容のラットの実験の話が流れてきました。


ラットの餌に特殊なマーキングをして、食べさせ、

経時的にマーキング部位を観察するというものでした。

すると、マーキング部位は体のあちこちに

取り込まれて使われた後、消えていくのだと。

本当に体って食べ物でできているんだ!

という当たり前のことに非常に感動してから、

姉の話を聞くようになり

サプリメントも取るようになったのが栄養との出会いです。


サプリも色々あるので勉強しましたし、

たくさん体感したこともります。

うまく使う必要があるので、

サプリも知識が要りますよね。

そんな勉強中に分子栄養学と言う言葉に

出逢います。


ややこしそうだなあと、足踏みしていたのですが

「病院で、してあげられることが限られている」

「何か病気になる前になんとかした方が

いいに決まってる」

と、腹落ちした時にこの分子栄養学講座を

受けることに決めました。


分子栄養学を学んで良かったこと。

それは自分の「低血糖症状」に気づけたことです。


仕事柄、低血糖は知ってはいました。

ですが、こんなにも日常的に低血糖が

起こっていて、こんなにもプチ不調につながっているとは!!


私の低血糖症状の主なものは

「なんとなくだるい」というものでした。

あなたもありませんか?

なんとなくだるくて、疲れてくる感じ。

「寝不足でもないんだけど、

疲れが溜まってるのかなあ」

「歳だね」

「ストレスかな」

とか言ってやり過ごしている、ソレです。


朝がスッキリ起きられない。

夕方などに職場でもどこでも床でいいから

ちょっと横になりたい

という欲望に駆られるしんどい時間帯。

家に帰って「さあご飯しよう!」と力を振り絞って、

ご飯を食べた後に来る急激な眠気と脱力感。


これがここ数年しんどくて、

どんどん体感するようになっていたので

分子栄養学を勉強して、

体系的に学ぶことでより一層納得して

自分の生活を見直すことができました。


ちょっと補食を取り入れたり、

ボーンブロススープをとってみたり。

まだまだ、体の声を聞くことが下手で

蔑ろにすることも多々あるけれど食べ物のチョイス、

食べる時間帯、食べる量、など

ちょっと気にするだけで楽になりますよ。



これを体感してからは、「あ。しんどいな」と

いう体の声に気づくようになりました。

思っていたより頻回に。

何気ない「ちょっとしんどい」はみんなも

言っているのでそんなもんだと思って過ごしていませんか?


これが案外と栄養面のちょっとした

サポートをするだけでよくなったりします。

おまけにお肌が調子良くなったり、よく眠れたりします。


不思議ですよね。


ですがおばあちゃんの知恵袋のような、

ちょっとした工夫で人は体を

労ってきたことを考えると、現代のような

複雑な社会ではきちんとした系統だった

知識を生かすことが大切なことになります。


病気をしたら、必要な治療を受ける。

それは大切なことではありますが、

病気になる前に、生活を整えていくと

いうことの方が何倍も大切なことだなと思う今日この頃です。



人生100年時代と言われますが、

病気の低年齢化が進んでいます。

家庭のなかで、

食事を担当している人がしんどい、

というのは

子育てという観点からも、家庭のあり方も、

社会での労働力も経済的なダメージも大きなことです。


働き世代、子育て世代のみなさんが、

綺麗で、元気で、エネルギーに溢れている。


そうすれば子供にも、介護が必要になる

親世代にもいい影響しかあり得ない。


少し話が大きくなりましたが、

病気になる前に、しんどいなあとおもった時に

栄養面からアプローチできる医者でありたいなと思ったわけです。



そして自身も、働き世代、子育て世代であり

疲れてしまうと、全てのクオリティが下がって

しまうというのも経験済みなので

(不登校や繊細さん、発達障害に限りなく近いこだわりさん…。)


病院でいろんな患者さんをみてきて

感じる臨床現場から感じることや

経験談をみなさんにシェアしながら

自分自身の人生をより豊かにするために

分子栄養学を学び続けたいなと思っています。

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