人前に指先を出すのが嫌な理由。
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

人前に指先を出すのが嫌な理由。

《寒い時期と乾燥》


朝晩肌寒い日が増えてきましたね。

これから冬の寒い時期に気になるのが乾燥


空気も乾燥しているし、気温も低いため

冬になると肌が乾燥してカサカサするし

爪もかけやすくなる!

そんな症状の方は多いと思います。


髪の毛、爪、肌は体にとってはオマケ!!


体の付属器官だと認識されています。

だって生きていくためには

髪が抜けてツルツルでも

第一に髪の毛を生やすぞーではなく

ご飯を食べて得たエネルギーを使って

生きていく方が優先されますよね。


乾燥がひどい、指先も荒れてしまうって

お悩みの方はそもそもの体を動かす

エネルギーが足りているのか

チェックしてください。


よく私のネイルサロンに来られている方や

オンラインでカウンセリングを

受けてくれる方にお話を聞くと

本人は食欲があって食べてます!

とおっしゃられていますがお食事表を見ると

食べていない方が圧倒的に多いです。


体を元気に維持したい量には

到達していないのです。


毎日の生活の中で仕事や家事に育児に

とっても忙しい方が増えています。

家族のご飯を準備するので精一杯

自分のことは二の次になっている方も

多いのが現実。


まずは、少しづつで大丈夫ですので

今よりも食事量を増やすことを心がけて

見てはどうでしょうか。


夏や春に比べて気温が低いことも

体温を上げようと体はエネルギーを

使いますので注意が必要です。


食事量はもちろん

  • 薄着をしない

  • カイロやレッグウォーマーなどを使う。


などの体温を上げる対策も必要となります。


体温を高く保つためには基礎代謝が高いこと。


手っ取り早く筋肉量を増やすことも

実は肌や爪を綺麗に保つことに繋がるのです。


《爪は何のためにあるでしょう》


毎日少しづつ伸びてくる

なぜ指先についているか考えたことはありますか?


第一関節の先の方にまで

個人差はありますが末端の骨があります。

指先までは骨が届いていないので爪がないと

ふにゃふにゃで物を掴むことができません。


私のサロンでは、深爪や噛み癖、

いじり癖などいわゆるコンプレックスを

持ちがちな指先の方も多くいらっしゃいます。


さまざまな理由から短い爪でいることは

力を受け取る爪がないため

細かい作業がしにくかったり

うまく力を入れることができません。


小さな年齢のお子さんがいる方は

イメージしやすいかと思いますが

ボタンを閉めたり、細かいものを拾ったり

大人の私たちのようにスムーズにはできません。


末端骨が未発達なために指先の力を

うまくコントロールできないためでもあります。

頑張ってトレーニングしてるのね?!!

って暖かい目で応援したいですね。


《人前に指先を出したくない理由》


毎日の生活の中で自分の指先を

目にする機会は思った以上に多いです。


文字を書く時、食器を洗うとき

携帯を触っている時、など


ジェルネイルを楽しまれる方は、

この目に入る瞬間に気持ちが

明るくなり自分へのご褒美なんです!

と毎月の楽しみにご来店いただくことがほとんどです。


しかし、逆に指先にコンプレックスがある方は

指先が毎回目に入る度に

自分の爪が嫌だ、好きじゃない。

と気持ちが落ち込むと言われます。


昔から噛んでしまうクセがあって短い

爪が凸凹で人に見せたくない

爪周りの肌がガサガサでささくれだらけ

赤く腫れていたり傷がある


お店でお金を払うときや物を受け取るとき。

人から指先や爪を見られる瞬間が

ストレスに感じてしまいます。


お友達とカフェでコーヒーを飲んでる時に

カップをもつ自分の指先に視線を感じて

その後は気分が落ち込んで楽しめなかった。

こんな声も聞きました。


お近くにケアや自爪育成に力を入れている

ネイルサロンがあれば一度行ってみるのも

一つの手だと思います。


ネイルサロンはなかなかハードルが高い

自分でもできることはないかな?

と思ったあなたにはぜひ

試してもらいたいことがあります!


《理想の爪を手に入れる習慣を》


第一に、自分の爪や指先を愛してあげてください!!


嫌い、不格好、短い…なんて思っていると

ケアをしようにも億劫になってしまいます。


また、脳の働きは凄いもので、

潜在的に嫌なものは遠ざけてしまうことがあります。


長い爪だけが綺麗で理想なのではなく

自分が自信を持って共に生活することが大切です。


この子(爪)のおかげで指先は守られているし

物を掴むことができる!

子どもにご飯を作ってあげれるのも

仕事で資料を作れるのも助けられているよ。


こんな声や気持ちをかけてあげてくださいね。


まずは少しづつでいいので認めて感謝し

手をかけてあげることでどんどん

変化して驚くことかと思います。


食事で意識して欲しいことがあります。

爪や髪はケラチンというタンパク質から

できていますので、やっぱりこの材料が必須!


大豆や植物性のタンパク質よりも

爪には欠かせない亜鉛や鉄分も豊富な

動物性のたんぱく質から取ることをおススメします。


爪が弱く伸びない方はビタミンcを取ることで

コラーゲンの生成を促し、強度のある爪へ

変えてくれます。


また、爪が弱いと感じる方はビオチンという

ビタミンが体内で少ないことも

理由の一つにあります。


アトピー性皮膚炎の方も不足しがちなので

指先が荒れてしまう方も積極的に

とって欲しいと思います。


ビタミンB群に含まれるビタミンなのですが

こんなことで大量に消費され体内で足りなく

なってしまいます。


  • お酒を常飲している


  • ジュースや甘いドリンクをよく飲む


  • コーヒーやカフェイン飲料が多い


  • タバコを吸う


  • 激しいスポーツをする


  • 高タンパク食をしている


当てはまることはありませんか?

食事や生活を見直すことで届けたい

栄養がちゃんと満たされるのです。


理想のほっそりとした爪にしたい時に

意外と見落としがちなのが爪の形

爪の両脇を細く削ることで綺麗に

見せている方が多いですが

指先の白いフリーエッジと言われる

ところが伸びていくだけで

強度も落ちてしまいいい結果に

つながりません。


理想は四角のようなスクエアオフと

いわれる形です。

物が当たった時にも爪が欠けにくく

爪のピンク色の部分が伸びやすいです。


長くなると生活しにくいとギリギリまで

短く切ってしまう方も多いですが

気持ちいつもよりも長めに伸ばして

あげることも大切です。


指先のガサ付きもある程度の

長さの爪があることで

守られ摩擦も減り

皮膚の荒れが少なくなることもあります。


今まで隠していた指先も少しの

心掛けと取り組みで

嬉しくて1日に何度も見てしまう

指先に変化できるといいですよね。


皆様のそんなお手伝いができることが

私もとっても嬉しいです。


長くなりましたが、最後までお読みくださり

ありがとうございました。



分子栄養学認定アドバイザー

ネイリスト  田名後あゆみ

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