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分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

  • 杉山未季

主婦の悩み、手荒れ


こんにちは。

認定分子栄養学アドバイザーの

杉山未季です。


感染対策でアルコール消毒が

日常化した今、手の乾燥湿疹

悩まれる方も多いのではないでしょうか。


手荒れがあると、

アルコール消毒は沁みて痛いし、

家事で手が濡れるたびにツラいですよね。


今日は、

なかなか手荒れが良くならない

ワケについて私なりの考察を書いてみます。



①たんぱく質が不足している


一つ目は、

たんぱく質不足です。


肌や髪、爪などもそうですし、

食べ物を消化する消化酵素

メンタルに影響する神経伝達物質

たんぱく質がないと作られません。


たんぱく質がしっかり消化吸収

されることで、カラダが作られていきます。


不足してくると、

髪の毛や爪など先端から削られていくので、

きっと手も同じなのではないかと思います。


実際に私も

たんぱく質不足だなーという食事が続くと、

手のカサカサが目立ってきます。


逆に、ボーンブロススープなどを

1日の中でこまめにとっていたり、

食事でのたんぱく質量にも

気を付けていると、

手に脂が出てきてしっとりする

感覚があります。


ボーンブロススープの体感は、

もっともっと色々なことを感じているので、

改めて別記事で書いてみますね。



②脂溶性のビタミンが不足している


二つ目に、

脂溶性のビタミン不足があります。


脂溶性のビタミンには、

  • ビタミンA

  • ビタミンD

  • ビタミンE

  • ビタミンK

があります。


これらの脂溶性ビタミンは、

胆汁酸がしっかり分泌していることで、

吸収されていきます。


胆汁酸を作る原料になるのは、

コレステロールです。


そのため、

コレステロールが低く

不足しているような方や、


コレステロールが高くても

うまく使えていない場合もあるので、


そういった方も

胆汁酸の分泌不足があるかもしれません。


胆汁酸が不足すると、

脂肪の消化がうまくいかないので、

こういった症状が起きる可能性があります。

  • 脂っこいものが苦手(気持ち悪くなる)

  • 脂肪便のようなトイレにこびりつく便

  • 下痢をしやすい

  • 背中に痛みを感じる


つまり、

胆汁酸の分泌不足があると、

脂溶性ビタミンの吸収が悪いので、

脂溶性ビタミン不足の症状も

併せて持っているということです。


では次に、

それぞれのビタミン不足で起こる症状

見ていきます。



○ビタミンA不足

  • 目が乾きやすい

  • 皮膚がカサカサする

  • 細胞分裂や分化がうまくいかず、イボなどができやすい


○ビタミンD不足

  • 免疫力が弱く、風邪を引きやすい

  • 骨が弱い

  • 花粉症などアレルギーがある


○ビタミンE不足

抗酸化対策にはビタミンEやCの

サプリメントが良いと言われますが、

不足した場合に起こる症状を

感じることは、あまりないそうです。


○ビタミンK不足

ビタミンKは、

腸内細菌が作り出してくれるので、

不足することはあまりないそうですが、


カルシウムが骨から出ていくことを

抑制してくれるそうなので、


不足してしまうと骨が弱くなる

可能性もあると思います。



たくさん長いこと書きましたが、

特に手荒れに関係していそうなのは、

ビタミンAかなと思います。


実際に、

私もビタミンAの液体状の

サプリメントをとるようにしたところ、

少し改善を感じました。



③亜鉛が不足している


三つ目は、

亜鉛が不足していることです。


亜鉛が不足することで起こる症状は、

  • 免疫力が弱いので、風邪を引きやすい

  • 傷が治りづらい

  • 明るい所が苦手、眩しい

  • メンタルが落ちやすい

  • デリケート、傷付きやすい


手の荒れ=傷と言えるので、

なかなか治らない原因のひとつですね。


亜鉛に限りませんが、

こういった栄養素を

各細胞に運んでくれるのは、

たんぱく質なので、


たんぱく質不足があると、

もれなく亜鉛も不足しています。


そのため、

たんぱく質不足と亜鉛不足はセット

考えていいと思います。


亜鉛不足になると、

メンタルにも影響が出やすいので、

手荒れに併せてメンタル不調もあれば、

亜鉛が不足しているだろうと思います。


「亜鉛」「銅」は拮抗するミネラルで、

バランスが0.9~1:1

くらいが理想なのですが、

女性ホルモンが高まる時期などは、

「銅」が高まりやすくなります。


あまりに銅が増えると、

必然的に亜鉛が不足してしまい、

イライラしやすかったりメンタルに

不調が出やすいです。


私自身も体感として、

妊娠中や月経前などは

イライラもしやすかったけど、

手荒れが特にひどいなぁという思いが

ありました。



どの栄養素も欠けてはいけない


私の考察としては、

どれかだけ足りていても

不足している栄養素があれば、

結局は治りが悪いと感じました。


どの栄養素もお互いに繋がりがあって、

これが足りないと

あれが作れないとか、

“元を辿れば”みたいな感じなので、

どれも欠けてはいけはいんだな…。

と改めて思いました。



どこかに“炎症”があっても治らない


栄養素が満ち足りてくると

傷も治りやすくはなりますが、

身体のどこかに“炎症”があるとしたら、

なかなか火種が消えないので、

治っても繰り返すことになります。


銅は炎症によっても高まるので、

拮抗する亜鉛が不足してしまい

手荒れが治らないことにも繋がります。


手湿疹や手荒れの原因になる

可能性がある炎症としては、

慢性上咽頭炎が言われています。


慢性上咽頭炎は、

様々な不調の火種になります。


以前のブログでも書いたように、

口呼吸をしていたり、

寝ている時にいびきをかく、

甲状腺機能低下などが疑われる場合は

慢性上咽頭炎があるかもしれないので、

ケアしていく必要があります。


手軽にできるケア方法として、

鼻うがいがオススメです。


世間的にも皆さんに、

「手洗い、鼻うがい」習慣が身に付くと

いいのになぁと思っています。笑


また、

口呼吸をしているなぁという方は、

寝る時に口に貼るテープなどが

あるみたいです。


冬場は乾燥もしますので、

そういったものも活用してみると

いいかもしれません。


主人が口呼吸をしやすく、

いびきをかいてうるさいので(笑)、

主人にも使わせてみます。



でも結局は消化吸収できる身体


栄養素が大切なことは、

誰しもがわかっているワケですよね。


私も学びが深まる前は、

その栄養素がいいんだね!

オッケー!とります!って感じで、

サプリメントを飲んでいれば

大丈夫みたいな感覚がありました。


でも、結局それを消化吸収できないと、

せっかくとった栄養も届かないし、

使われずに出て行ってしまいます。


せっかくお金をかけたサプリメントが

流れて行ってしまうのは虚しい…。


だから、

やはりまずは胃に不調がないか

排便に不具合はないかなど、

そういった消化吸収面

気にしてみてほしいのです。


私自身、

消化吸収できていないから

  • 量が食べられない

  • 食べた後に気持ち悪くなる

  • お腹の調子も良くない

などの症状があったのに、

その理由を考えずに始めてしまったなぁ

という経験があります。


そういった時は、

一瞬良くなるけどもっと不調になりました。笑


きちんと消化吸収のアプローチをして、

食事にも酢の物を取り入れてみたり

ちょっとした努力を忘れずにしていると、

少しずつサプリメントの効果も

出てきた感覚がありました。


胃腸が消化吸収をしっかりできているかは、

“ファーストステップ”として

考えることが大切だと思います。


特に何かしらの不調がある方は、

残念ながら確実と言っていいほど

消化吸収できていません…。


なので、

まずは消化酵素などをとってみると

手荒れに限らず、その他の不調にも

効果が表れやすいのではないでしょうか。


インスタグラムでも発信を始めました。

そちらもよろしくお願いします!


最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。


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