今年の関東地方は、西日本より先に異例の
梅雨入り。
太陽が恋しくなります。きのこや鮭、しらすなど
ビタミンD摂取を意識したいところですね!
こんにちは、
分子栄養学アドバイザーの関谷香理です。
突然ですが、皆さんの分子栄養学との
出会いは何でしたか?
私は、産後の食生活の乱れからくる
皮膚発疹でした。
ご自身の不調がきっかけの方、
ご家族の体調不良がきっかけの方
など様々だと思います。
私自身、これまで分子栄養学を実践していて
正直苦しくなることがありました。
今回は、分子栄養学実践中に苦しくなった
時の私なりの対処方法や心境の変化などを
お話しさせてください。
【やってきました最初の洗礼 グルテンフリー・カゼインフリー】
分子栄養学では、小麦や乳製品などは
控えめにということをよく耳にしますよね。
でも、正直とても美味しい!笑
私はパスタやチーズ、小麦を使ったお菓子が
好きでよく口にしていました。
そこで、まずは小麦パスタを穀物麺や
トウモロコシを使ったパスタなどに切り替えていきました。
すると、色々試したくなり、
スーパーのはしごが楽しくなってきました♪
特にオーガニックスーパーに行くと、
世の中にはこんな商品があるのだと、
ワクワクが止まらない(笑)
この味で、皮膚症状も良くなり、健康になる
なら嬉しいことばかり!とまで思うようになりました。
チーズは、頻度や一回に食べる量を
減らしながら徐々にフェイドアウト。
今は元の健康な肌に戻るためと思えば、
苦しく感じることはありませんでした。
小麦粉は米粉で特に問題なく、
元々ご飯食が多かった私にとって小麦粉を
避けることは難なくクリア。
思いのほか最初の洗礼はすんなりと
パスできたのでした。
~ここで今も頼りにしている麺類をご紹介~
左:アルチェネロ
有機グルテンフリースパゲッティ
→原材料は、とうもろこし粉と米粉のみ。
小麦のパスタ同様に調理できます。
パスタがガッツリ食べたいと思ったときに頼っています。
右:株式会社創健社 三穀deパスタ
→和洋中楽しめて、噛み応えもあるので
満足度が高いです。
【ハードルが高かった砂糖との別れ】
結局、皮膚発疹は、リーキーガット+腸管で
カンジダ菌が増殖していたことが原因でした。
これは、血液栄養解析、遅延型アレルギー検査、
医師のお話やナチュロパス(自然療法士)の
セミナーを受講するなどし、カンジダ菌の餌に
なる食事を食べたときと避けた時の症状の変化を
みて感じたことです。
そうなると、グルテンフリー・カゼインフリーに
加えて、カンジダ菌の餌になる砂糖を
避ける必要が出てきました。
(その他にもあるのですが、ここでは砂糖のお話を)
これには数カ月程かかりました。砂糖を口に
して何も症状が出ない人もいるのに、
なぜよりによって私が!?とまで思うように・・・
当時、完全母乳で子育てしていたこともあり、
鉄不足と隣り合わせでした。エネルギー不足で
手っ取り早く自分を満たしてくれる甘いものを
手放すことは、当時の私にとって相当辛かったのです。
その頃に出会ったのが、こちらの本でした。
著者は、砂糖を抜いたら長年の手荒れが
治っていったと書かれていました。理由はよく
分からないけれど、もしかしたら私にも
当てはまるかもしれない!
早速、砂糖抜き生活を始めました。
するとどうでしょう。私の手にも出ていた炎症が
引いてくるではありませんか!!!!!これだっ!
それからは症状が落ち着いてくる手を見る度
に嬉しく、砂糖抜き生活が楽しくなっていきました♪
その後、OAで学び始めると色んな情報が
入ってきました。
エネルギー不足、低血糖、鉄不足・・・
甘いものを欲する原因がここにあったのか!と。
最終的には、砂糖なしで日常生活を
送れることが私たちの身体にとって
正常とまで知りました。(無知って本当に怖い・・・汗)
ただ、ここへ来て気づいたことがあります。
この世の中、砂糖を避けることは小麦や
乳製品を避けること以上に難しい・・・
美味しいからと、無意識に買い物や
外食をすると、砂糖過剰になる・・・
砂糖を避けるには、加工品をなるべく
使わない自炊以外に道はないなぁと、
当時はストイックに考えすぎて苦しかったことを思い出します(^^;)
<症状が落ち着いてきた今は>
これまで、
漢方
鉄や亜鉛などのミネラルやビタミン補給
乳酸菌サプリやハーブ
食事の時間や内容、就寝時間などの見直し
自分にあった運動を開始
などしてきましたが、おかげさまで今では
ほとんど発疹が出なくなってきました。
ですが、砂糖を避けることは今も続けています。
厳密には、栄養状態が整ってきたこともあり
甘いものを欲さなくなったこと、口にしない方が
心身の調子が良いと感じるようになったことが
理由です。当時は、想像もしていなかった
変化に私自身も驚いているくらいです。
これぞ栄養療法は、時に生き方や人生をも
変えると安藤先生が仰っていることだと思います。
ただ、どうしても食べたいと思うときは我慢せず、
食後に少量はOKとマイルールを決めて楽しんでいます♪
【外食時どうする?】
症状が酷かった当時は社会情勢もあり、
外食を避けることが容易だった為、
比較的落ち着いて食事改善と向き合うことができました。
問題は、その後でした。久しぶりに友人と
食事をすることになったのです。
とても楽しみにしていた一方、私には何が
食べられるのか、外食して悪化したらどうしようなどの不安が・・・
そこで、私が失敗を繰り返しながら
良い塩梅を見つけてきた、
お店やメニューの選び方を紹介させてください。
・和食
基本的に、ご飯食で糖質に偏りすぎないバランスの
良い定食屋さんを選ぶことが多いのです。
サイドメニューでタンパク質をプラスできるお店だと、
心身共に更に満足度が高くなります。
・アジアン料理
元々タイ料理が好きでよく食べに行っていました。
分子栄養学を学んでからは、ベトナム料理や
韓国料理をチョイスすることも。米粉を
使った麺の選択肢が多いことや、ハーブや
スパイスが使われているので和食に
飽きた時に利用します。
韓国料理では、やはりボーンブロススープの
サムゲタンを注文します?
・洋食
分子栄養学を学んで選択するメニューが大きく
変わったのが洋食の時。
以前は、パスタを選択することがほとんどでした。
最近は、メイン料理にライスを選択するように。
主食の選択肢がパンしかない場合は、
食べる量を調節することで腸内環境への負担や
食後高血糖を回避しています。
【まとめ】
①まずは症状を治す為に、医師の話や
同じ症状や似た症状を患った方の経験談、
書籍などから気づきを得て、これまでの思考を一旦変えてみる。
②あれもダメ、これもダメと制限しすぎて
辛くなった時は、思い切ってマイルールを緩める。
そして、自分の本当にしたいことやなりたい自分になる為に行動に移す。
③外食は、基本的に食べたいものを
楽しむスタンスで♪調子が優れない時は、
自身に合うメニューや好きなお店をリスト化しておくと安心。
当たり前のことを書き連ねてしまいましたが、
栄養療法を実践していると、
思うようにいかないことはきっと誰しもありますよね!?
一方で、私自身は20代よりも心身共に
元気になったと実感している面もあります。
これからもトライ&エラーを繰り返しながら、
上手く付き合っていけたらと改めて思っているところです。
皆さんのマイルールや停滞期脱出法は
何ですか?(^^)
是非、インスタグラムのコメントやDMなどで教えてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
分子栄養学アドバイザー 関谷香理