ご飯で突破!子供の反抗期~反抗期は飯食期(はんくうき)??~
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

ご飯で突破!子供の反抗期~反抗期は飯食期(はんくうき)??~

こんにちは♪

今回のテーマは

「子供の反抗気期との付き合い方」

をお伝えしたいと思います。


お母さんならいつかは通らなければならいない、

子供の反抗期。


あんなに「ママ、ママ~」と追いかけ、

引っ付いてきたのに

手のひらを返したような態度。


「無視」「イライラする」「部屋から出てこない」

なかには、

「うるせ~」(←聞いてないから言ってるんじゃん!)

「くそばば~」(←はぁ?!言い過ぎでしょ!)

「あ~はいはい」(←何を言っても流される)


なんて、お腹を痛めて産んだ子とは

思えない態度に母もイライラ、

声のトーンも上がる上がる…。


そしてお母さんは疲れました…。


このようなことになっていませんか?!


我が家には以前お話ましたが、

3人の子供がいます。

高1の男の子、中1の女の子、

小6の男の子です。


この年齢層を見るだけで、

さぞかし反抗だらけで大変でしょう!?

と思われる方もいるかもしれません。


でも、大丈夫!

大丈夫になったのです(^^♪


私は彼らの反抗期

分子栄養学的対策で突破中です!


どのようにして突破したかというと


「食事を変えて、成長期に必要な

栄養素をしっかり摂る」

ことで突破したんです。


以前少しお伝えしましたが、

高1の長男が中学生のころ、

起立性調節障害のような


  • 朝起きられない

  • 頭痛、腹痛がある

  • めまい、たちくらみがある

  • 手足がしびれる


といった症状に悩まされていました。


長男が反抗的な態度が出てきたのは、

まさしく、これらの不調があったころでした。


返事はだいたい

「あ~はい」「・・・」

部屋に引きこもっては出てくると、

「妹弟にイライラするんだよっ」


話していても

「もういい」

と言って引きこもってしまう状態でした。


中学生だし、反抗期なんだろう、仕方ない。

と思っていました。


ところが子供の不調を治すべく学んでいた

分子栄養学をとりいれた食事を実践していくと、


子供の不調がなくなっていっただけではなく、

イライラ感までもがなくなっていったのです。


ここで少し思い返してほしいのですが、

多くの人が

「お腹が空くとイライラする」といった経験を

したことがあると思います。


小さな子供はこれが顕著に表れ、

赤ちゃんは泣きますし、

幼児はぐずります。

なかには癇癪を起す子供もいます。


私たち人間はお腹が空いたり、

エネルギーが切れてしまうと


イライラしたり、怒りっぽくなってしまいます。


うちの長男のように成長期の子供は

母である大人の私よりもエネルギーが必要です。


それに加え、

砂糖たっぷりの甘いものの過食

血糖値の乱高下を起こし、

「食べてるのにエネルギー不足」

の状態になってしまったのです。


イライラの原因の一つはこれでした。


さらに足りなかったのはエネルギーだけではないようでした。


不足すると成長期の子供をイライラさせる栄養素

☑ 亜鉛

☑ 鉄分

☑ マグネシウム

☑ ビタミンB群


こんなにも多くの栄養素がメンタルに関わっているんです。


そしてこれらの栄養素は

  • 甘いものの過食

  • スナック菓子の過食

  • 冷凍食品や総菜の多用

  • 水煮野菜の多用

  • インスタント食品の多用

  • 欠食


などの食習慣でいとも簡単に不足してしまうんです。


成長期でエネルギーが足りない子供は

砂糖たっぷりの甘いお菓子を多食してしまうし、


働くお母さん(私…)は忙しいので

冷凍食品や水煮野菜を多用したい。


子供は塾行く前にお腹が空くから、

カップラーメンを食べる。


こんな食生活をしてたから、

足りない栄養素がわんさかあって、

エネルギーが足りないし、ビタミン、ミネラル不足だし、


イライラマックスな息子になりました(^^;


分子栄養学を学んだ私は

ここから変わりました!


甘いお菓子を家に置くのをやめたのは

前回お伝えしました。


その他に、食べる物を変えました。

例えば、調味料。

塩は精製塩ではなく、

マグネシウム入りの海塩に。

砂糖は白砂糖からキビ砂糖や粗糖、

黒砂糖などミネラル入りのもの。


冷凍食品は忙しい母は使いたい!

でも買うメーカーを厳選し、

ミネラルを排出してしまう添加物の

入っていないものを選ぶようにしました。


麦茶やごはんを炊くときにはにがりを入れて

マグネシウム補給を心がけたり、


だしはかつお節を濾すのは面倒くさいので、

粉末のいわし節とかつお節を入れて、

粉末だしごと食べています。


粉末ごと食べることで、

鉄分、亜鉛、マグネシウムなど、

不足しがちなミネラルがとれるので、

楽でかなりいいです。


そして何より、手作りを心がけました。


正直面倒くさいときもありますが、

新鮮な食材で作るご飯はビタミン、

ミネラルが豊富。

やっぱりおいしい、腕がなくても(笑)


こんな生活に変えて、

問題の子供がどうなったかというと…


とにかくしゃべる!!


学校であったこと、友達との会話、

むかついた先生の話。


時にはぶつかることもありますが、

怒鳴りあいや無視、暴言、

投げやりな言葉はありません。


感情的になることがなく、

いつも理論的なので感心します(^^)


下の子たちも世の中的には

反抗期まっさかりですが、

そういったことがなく、情緒が安定し、

楽しそうに兄妹弟で話しています。


母としては、それぞれが

いろんなことを話してくれるのがとてもうれしいし、


一時は無視をしたり、

舌打ちをして不仲な兄妹弟が

今は仲良くじゃれあっている姿がうれしい!


成長期の子供たちの反抗期って、


一番ご飯を食べる時期=飯食期(はんくうき)


ってことなんじゃないかなって思ってます(^^)


それともう一つ。

長男とケンカにならなくなったのは

私自身の血糖値のコントロールや

栄養不足の改善もあったかなって思います。


それはまたの機会にお伝えしたいと思います。


では最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪


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