皆さんこんにちは!
オリンピックがいよいよ始まりましたね。
お盆のお休みは、皆さんどのように過ごされますか?
・・・といってもママ業には、
お休みはないですよね(笑)
ある統計によると、専業主婦の
家事・育児は、月給25万円に
相当するそうですよ!
拍手!!!ママ、毎日お疲れさまです!
そんなママたち、毎日忙しいですよね?
朝起きて、朝食とお弁当の準備、子どもの
登校準備、送迎、そして自分は出勤して
仕事をして、帰ってまた家事をして・・・
いつ休めるの!?と思いませんか?
私のイライラポイント
私も、子供が生まれるまでは、
家事も仕事も楽しくできていました。
新婚だったということもあるかもしれませんが(笑)
でも子供が生まれてからは生活が一変。
昼夜問わず授乳やおむつ替え。
息子は夜泣きが酷く、10ヶ月もの間ずっと
最長で3時間睡眠が続き、
体重も38kgまで減りました。
そんな生活をしていたので、ほんの少しの
ことでイライラしてしまうように
なってしまったのです。
おしゃれなワンプレート朝ごはんなんて
夢のまた夢。思い描いていた子供との
幸せな生活は私には無理なんだろうな・・・
と諦めていました。
割れ物に触れるような感じで、
ほんの些細なことでイライラしていました。
例えば
子供がご飯をこぼす
洗濯物のたたみ方が気に入らない
鍵を閉めるのに少し手こずる
エレベーターが来るのが遅い
などなど、しょうもない事で常に
イライラしていました。
最初は、「育児が大変なせいだ」とか、
「旦那さんが手伝ってくれないからだ」などと
思っていました。
自分はこんなに頑張っているのに、
自分のせいだと認めるのが嫌だったんです。
主人と喧嘩になっても、「私はこういうイライラ
しやすい性格なんだから怒らせないで!」と
叫んでいました(笑)
私は自分を、短気でネガティブな性格だと
思っていたんです。
でも今から考えると、私はベクトルの向きが
他人軸だったんだな~と思います。
自分の食事を怠っていましたから、
自分のせいだったんですよね。
でも、分子栄養学と運命的に出会えた
ことによって、私のイライラは食事で
根本から治せることがわかったんです!!
基本に立ち返る
分子栄養学という分野は、栄養学の中でも、
性別・年齢・遺伝・環境などの個体差を
考える難しい分野かもしれません。
でも、何事にも基礎はあります。
例えば、家を建てるとき、基礎を固めて
その上に家を建てていきますよね?
基礎がしっかりしていなければ、見えている
上辺の家の部分がいくらおしゃれでも、
そよ風で倒れるかもしれません。
ピアノを始めるとき、ドレミはわからないけど、
ショパンはプロ並み!なんて人はいませんよね?
食事もこれと同じです。
〇〇抜きダイエットや、〇〇だけダイエットなどの
食べないダイエットがテレビやSNSで、
はやることがありますが、痩せたい方に限って、
3食きちんと食事を取れている方は少なく感じます。
つまり、基礎ができていないのです。
〇〇抜きダイエットや、〇〇だけ
ダイエットなどの流行りに乗るよりも、
まずは基礎の食事を見直してみてほしいと思うのです。
話がそれましたが、イライラもこれと同じです。
私の産後10ヶ月の食生活はというと、
朝:食べないor菓子パンorチョコパイ
昼:12時~14時頃に自炊のお弁当
夜:主人が帰ってきてから23時頃に
というものでした。
でも、このような食事パターンの方、
意外と多いのではないでしょうか?
朝ごはんを食べられないのは、息子の
夜泣きのせいで睡眠不足になり、
朝起きられないからだと思っていたのですが、
本当は逆だったんです。
朝ごはんは、体内時計を調整する役割を
担っています。
盲目の方や、独房に入れられて朝日を
浴びられない場合でも、朝ごはんを
食べることによって体内時計がリセットされるのです。
イライラと血糖値
ただし、朝ごはんを食べれば何でも良いと
いうわけでもないんです。
人間は、血糖値というものを保って、
呼吸をしたり、心臓を動かしたり、
体を動かすエネルギーを作り出しています。
しかし、食事からの血糖の維持は
2~3時間ほどしかもちません。
その後は?
肝臓に蓄えているエネルギー源、
グリコーゲンを分解して血糖を維持します。
ですので、晩ご飯を食べてから朝までの間は、
肝臓に蓄えられたグリコーゲンが
頼みの綱なのです。
肝臓は朝ごはんにありつけるまで、
必死に仕事をしています。
もしもここで朝ごはんを抜いてしまうと、
お昼ごはんを食べた後、血糖値が急上昇。
急上昇した血糖値を下げようとして、
膵臓からインスリンというホルモンが急いで
出動します。
そうすると逆に血糖値を下げすぎてしまい、
低血糖を起こすのです。
これを、“糖値の乱高下”といいます。
朝ごはんだけに限ったことではなく、
食事と食事の間が長すぎる場合も、同じくです。
この血糖値の乱高下によって低血糖が
起こるときが、イライラの時間帯になるわけです。
イライラだけではなく、
耐えられないほどの眠気
あくびばかり出る
集中力がない
などの症状も、あなたが低血糖を起こして
エネルギー切れになっているサインかも知れません。
朝ごはんによくあるメニューの菓子パンには、
多くのお砂糖が使われていて、血糖値を
急上昇させてしまうものの一つです。
また、モデルさんや女優さんがSNSに
たくさんの写真を載せているので一見
体に良さそうに見えるスムージーですが、
血糖値の面から見ると、これも血糖値を
急上昇させてしまします。
空腹時に飲むのは避けて、嗜好品程度に楽しみましょう!
菓子パンよりも、お惣菜パン。
お惣菜パンよりも食パン。
食パンよりも白ごはん。
というように、できる範囲で無理なく
変えていくことが大切なんです。
“継続は力なり”です!
理想は一汁三菜ですが、私はお味噌汁に、
野菜や卵やお肉を全部入れることで
品数を減らしました!
ちょっとした工夫で、
自分の負担を軽くしています。
しかも、晩ごはんに多めに作っておいて、
朝は温めるだけ!
ストレスは万病の元ですから、
自分のできる範囲でいいのです。
私の場合は、朝ごはんも食べない、
晩ご飯を食べる時間も遅いので、
お昼ごはんからかなりの間が空いている、
ということになってしまっていました。
低血糖の時間が多かったということになります。
朝スッキリ目覚めたい
1日をご機嫌で過ごしたい
確実に痩せたい
そんな方は、3食決まった時間に、
一汁三菜がとれているのか、
ぜひ一度基礎に立ち返ってみてくださいね♪
毎日ニコニコで過ごすために
3食きちんと食べることは、血糖値を
安定させることに加え、幸せホルモンの
材料になるタンパク質をとることにも繋がります。
幸せホルモンとも言われる、セロトニンは、
興奮系と抑制系のホルモンの調節の
役割も果たしています。
このセロトニンは、トリプトファンという
アミノ酸から作られるのでタンパク質不足、
特に卵や牛肉などの動物性の
タンパク質不足があると、イライラの原因になります。
食事を抜いてしまったり、菓子パンなどの
軽食で済ませてしまうと、1日に必要な
タンパク質の1/3が不足してしまうことにも
なります。
そして、タンパク質の特徴は、
食べ貯めができないことです。
タンパク質は1度の食事で最大で
20gしか吸収できません。
前回の食事でタンパク質が
少なかったからといって、次の食事で
取り返せないのです。
忙しいママでも、前日の晩ご飯を多めに
作っておいたり、作り置きを活用して、
朝ごはんはしっかり食べましょう!
子どもの健康を守るためには、
ママの健康が資本になります。
子供のことになると一生懸命ですが、
ママは自分自身のことをついつい忘れがちですよね。
結果的に、イライラを子供や旦那さんに、
ぶつけることになると、幸せとは真逆の生活になります。
食事は習慣になり、行動になり、
言葉になります。
たかが食事、されど食事です。
そんなことで?と思われるかもしれませんが、
食事は細胞の質を変えるので、
食事が変われば考え方まで変わります。
私も、分子栄養学に出会って約半年ですが、
ネガティブだった発想が、ポジティブに変わってきました。
多くのママたちが、分子栄養学を
取り入れることで、食事で病気を防げる、
意味のある食育がリレーされると思います。
たくさんの家庭が、笑顔あふれる食卓を
囲んでほしいなと願います。
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