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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

栄養療法を効かせるためには

みなさんこんにちは。

分子栄養学アドバイザーの森田早紀です。


先日はじめて知ったのですが、

北海道のお宅にはクーラーが

ないお部屋があるのだとか!

暑がりな私には驚きの情報でしたが、

北海道は本州と比べるとやはり涼しく、

この時期は羨ましいですね~。


さて、今日は栄養療法を効かせるために、

重要なポイントをお話していきます。


栄養療法を効かせるためには、

  • 生活習慣の見直し

  • 環境の見直し

が重要です。



こんなことはありませんか?


  • サプリメントを飲んでいるのに 体調が改善しない

  • 食事には気をつけているのに 疲れがとれない

  • 日々の生活に追われている


このような場合、

「こんなに頑張っているのになぜ?」

 ↓

「私だけがつらい目にあっている」

 ↓

「栄養療法は怪しい!」

となってしまいます。

なぜこのようなことが起こってしまうのか?

原因は、根本的なアプローチ方法が間違っているからです。


生活習慣~食事~


食事の内容を気にされている方は多いのですが、

意外と見逃しているのが、”時間”です。


「3食食べていますか?」と伺うと、

「食べています!」と答える方は多いです。


しかし、分子栄養学では一歩踏み込んで、

習慣を見直すことが大切です。

ですので、本来は、

「3食、何時頃に食べていますか?」

正しいですね。

ここが、栄養療法が効くかどうかの境目になります。


理想の食事時間は、

朝:7時頃

昼:12時頃

夜:18時頃

です。


病院に入院したことのある方は、

だいたいこれくらいの時間に食事が出てきたかと思います。


例えば、3食食べていたとしても、

食事時間がバラバラだったり、

食事と食事の間が長すぎたりすると、

体内時計にズレが生じます。


体内時計は、人間に備わっている概日リズムで、

脳の視床下部の視交叉上核に存在しています。

視交叉上核には、時計遺伝子が存在しています。

その他、心臓、肝臓、皮膚など、な組織にも

時計遺伝子が存在していますが、

視交叉上核が中枢となって、制御を行っています。


人間の体内時計は25時間で、

地球の24時間周期とはズレが生じます。

外界からの刺激が何もない場合、

少しずつ睡眠と覚醒が遅れていってしまうということですね。


このズレを解消するのが

  • 太陽光

  • 朝食

です。


  • 朝起きられず、学校や仕事に行けない

  • 眠りの質が悪く、起きた瞬間から疲れている


そんな場合は、朝食や太陽光を浴びているか、

チェックしてみましょう。


数年前までは、朝起きられなかった私。

以前書いたブログ、

朝がスッキリ起きられる方法について

お話していますので、そちらも参考にしてみてくださいね!


朝起きられない=朝食の時間が

遅くなっている可能性が高いです。

そうなってしまう理由としては、


  • 前日の夕食が遅い

  • 消化酵素が出ておらず、消化力が弱い

  • タンパク質不足で、眠りの質が悪い


このようなことが挙げられます。


朝食の時間が遅くなると、

その後も全て後ろ倒しになってしまいます。


布団から起き上がれない場合は、

枕元に栄養補助ドリンクや、常温でパウチを

開けるだけで食べられる、登山・キャンプ・

災害用の食品をおいておき、起きたらすぐに

食べられるよう、工夫しましょう。

はじめは一口からで構いません。

習慣づけること、エネルギー補給が大切です。


そして、3食の食事を規則正しい時間に

食べることには、まだメリットがあります。


規則正しい食事は、エネルギー不足の時間を

つくらせないということです。


例えば、食事時間が乱れ、

食間が長くなると、エネルギー不足がおこります。

1度の食事で保てるエネルギーは、

2~3時間程度です。


その後は、交感神経を優位にし、

肝臓からグリコーゲンを分解して

グルコースに変換し、細胞にエネルギーを送り届けます。


この交感神経優位の時間が長すぎると、

消化吸収力が落ちる原因になり、

食事に気をつけていたとしても、

なかなか体調が改善しないということになります。


また、食事に気を配りすぎて、添加物や加工品を

避けすぎることにより、食事が楽しくできていない方も多く見かけます。


自分の体調が悪いにも関わらず、

手間のかかった何品もの料理をする

必要はありません。


体調の悪いときには、ボーンブロススープ

お米があれば大丈夫です。


疲れている方でも簡単に作れる、

絶品ボーンブロススープの作り方については、

当協会の岩本綾子先生の講座で

学ぶことができます。

ぜひご覧いただき、食事に取り入れてくださいね。



生活習慣~環境~


分子栄養学を取り入れると、

はじめにとりかかるのが、メガビタミン、

メガミネラル、高タンパク食かと思います。


  • ドライアイだからビタミンAをとる

  • 花粉症だからビタミンDをとる

  • アトピーがあるから亜鉛をとる

このように、サプリメントをフル活用して

対処する方は非常に多いです。


確かに、サプリメントは、食事で補いきれない

栄養素を高濃度に摂取するために、

効率的なものです。もちろん必要な場合もあります。

ただし、サプリメントだけで対処しようとすると、

それらの補いきれない栄養素が、

なぜ不足するのか?という根本の原因解決にはなりません。


そこを有耶無耶にして、

サプリメントを取り続けるとどうなるのか?

サプリメントは効かなくなります。


なぜなら、この状態では、

  • 風邪をひいたから抗生物質を飲む

  • 便秘なので便秘薬を飲む

といった対処療法と同じだからです。


正しい分子栄養学的アプローチは、

  • なぜその栄養素が不足するのか?

  • なぜその栄養素を摂っているのに治らないのか?

を考察することです。


  • 消化力が弱く、食事量が少ない

  • 食べていない、 食べられない食品・食材がある事がほとんどです。


本来サプリメントは、食べられる限界の

食事を取ったとしても摂取することが難しい場合に使うことが望ましいです。


それでは、どうすれば食べられるようになるのか?

が大切になってきますが、ここで出てくるのが、

おかれている環境です。


  • 友達関係がうまくいかない

  • 厳しすぎる両親

  • オーバーワークの職場

など、根本原因から改善していく必要も出てきます。


なぜここが大切なのかというと、

自律神経のバランスに大きく関わってくるからです。


ストレスが大きかったり、

長引くことで、交感神経優位になります。


消化が促進されるのは、

副交感神経優位=リラックス状態

ときですので、環境が大いに関わってくるのです。


食事を改善しても、サプリメントを追加しても、

なかなか体調や症状が改善しない場合は、

この環境が原因の場合が多いです。


無理が効く体の状態ではないにも関わらず、

頑張りすぎてしまっている方が本当に多いのです。


もう一度、

今ここで踏ん張って、

乗り越えることができる壁なのか?

その環境にとどまり続けることが良いのか?

考えてみてください。

周りから見て、無理をしているとわかるときは、

自分自身は相当無理をしているときです。


そんなときは、自分に余裕もなく、

周りに気を配ることもできないため、

人間関係がより悪化する場合もあります。

また、検診結果では異常なし、

でも体調は悪い、病院に行っても医師にすら

理解してもらえないと、悲観的になり、

精神科の門をたたくことになります。


もちろん、精神科で薬を処方していただいたり、

カウンセリングを受けることが

最善の場合もありますが、その前にできることはたくさんあるのです。


転校、家庭学習の選択、転職など人生を

変えるきっかけになることも多々あります。


好きな仕事だけれど、生活習慣が乱れてしまう。

今は体調が悪い。というときには、

一旦離れ、体調を万全にし、

今まで大きなストレスになっていたことが、

小さなストレスに感じられるくらいになってから復帰する手もあります。


体調が悪いときには、視野も狭くなりがちです。

こだわりたい部分と、本当の自分の気持ちと

の間で揺れ動くこともあるでしょう。


ただ、長い目で見て、今持っているものを

手放すことも、将来的に良い選択となることがあります。


私の場合、

「母親たるものこうでなければならない」という、

自分で決めた枠を手放したことで、栄養療法、

サプリメントが効果を発揮し始めました。


みなさんも、オーソモレキュラー療法

取り入れるのであれば、こだわり、

執着、〇〇でなければならない、という

概念を一度手放して、食事、環境を

見直してみてくださいね。


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