人間ドックの血液検査項目
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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

人間ドックの血液検査項目


年に一度、会社に勤めている

私はありがたいことに、人間ドックを

受けさせてもらうことができます。


病気の早期発見も、

この人間ドックによって救われました。


分子栄養学と出会ってしばらくは

本を読んでみよう見真似で

食事改善などをしていましたが、

しばらくしてオーソモレキュラーアカデミーと

出会い同時に安藤先生のカウンセリングも

申し込み受けさせてもらいました。


オーソモレキュラーの血液検査は

受けたことがなかったので、

会社で受けたばかりの人間ドックの結果を

持って先生に見ていただきました。

ちょうど昨年の秋頃の話です。


人間ドックの血液検査の数値項目は、

自費で見てもらう項目が多い

オーソモレキュラーの血液検査項目と

比較して、基本的な項目のみで、

分子栄養学的にいうとすべての

細かい数値を見てもらえるわけではありません。


血液検査について、分子栄養学を

学んで驚いたことが2つありました。


一つ目は、人間ドックのような血液検査で

みられる「異常なし」という数値の範囲は、

あくまでも健康であろう成人の平均値の中

での話であり、数値範囲内での

高めや低めの数値でも、

分子栄養学でわかる

細かなサイン=予防的アプローチの視点で、

はなかなか教えてもらえないこと。


そして二つ目は、安藤先生に

見ていただいたときに指摘いただいた

自分の数値で、20代の頃から

ずっと低い数値で続いていて、

どこの病院からも心配はないと

言われ続け、低いことが痩せている

象徴なのではないかとの

安易な発想で喜んでいた中性脂肪の値でした。


過去の人間ドックの結果を改めて

追ってみても、30-40台の数値が

ずっと続いていました。

(分子栄養学的には100ないといけない数値です)


また同時に総コレステロール値も

200に到達したことはずっとありませんでした。


この数値などをみたときに安藤先生から

一言目に言われたのは


・交感神経優位


・低エネルギー


・低血糖


・低タンパク


でした。


昔から健康管理の上で針に行くのも好きで

定期的に通っていたのですが、

針の先生にもよく交感神経優位、副腎も

疲れていると度々言われており、

瞑想したり、お風呂にゆっくりつかったり、

アロマを焚いたりとそれなりに改善に向けて

夜の時間は副交感神経優位になるよう

オンオフのスイッチの切り替えなど

やってみてはいたのですが、

何をしても改善されず、生活を変えないと、

仕事を辞めないと改善できないのではと

心底思っていた時期もありました。


それができたら1番楽ですが、

簡単に決断できない自分との葛藤でまた

ストレスになっていました。


また、食生活についてもそれなりに

気にしていると信じ切っていた

私ではありました。

ただ仕事の忙しさにかまけて、朝ごはんは、

ちゃんと取ってはいたつもりでいましたが、

納豆ご飯か野菜のサンドイッチ一つ、

ランチは食べたり食べなかったり、

食べに行くときはたまに意識的に

お魚定食などを頼むようにはしていましたが、

同僚との楽しい時間でもあったので、

ランチくらい好きなものを食べようと

麺類やどんぶりなども多く食べていました。


午後はスターバックスのコーヒー片手に

自分にスイッチを入れている感覚で過ごしていました。


スタバのコーヒー代にどれだけ毎日お金を

かけていたのだろうと思うほどです。


これをやめたら毎日の500円貯金をし、

旅行にもいけるかもなぁとも思っていたくらいです。


そして、夜は外食が多く、

お酒を飲みながらになるので太るのが

怖いという恐怖心から

野菜中心、飲み会の席だとちゃんと

食べられないのでつまむ程度の日も多かった印象です。


また自宅で食べる日は、仕事の影響で

夕食の時間が遅くなりがちだったので、

白米を抜いて野菜や豆類を

中心に食べる、そんな社会人生活を

20年近く続けてきていました。


分子栄養学を学んだあとの自分が

いまこうして振り返ると、

なんて栄養の足りない

偏った食事をしているのだろうと、

よく元気に走り回って仕事ができたなと

恐ろしくもなり、低栄養なのに

がんばり続けてくれたカラダに謝罪の気持ちが強くなります。


安藤先生の講座では、血糖値の重要性は

分子栄養学の基本のところで出てくる内容です。


血糖の維持は食事や栄養とも

関わりが深いですが、

私のような生活をしていると、

栄養が足りていないだけでなく、

食事の食べ方、食べる時間の間隔も

よくなかったと気付かされました。


空腹時間がながいため、

血糖を維持しようと交感神経も優位になっていました。


また仕事のストレスもあり副腎が

頑張ってコルチゾールをだし、

身を守ろうとしてくれていたこと、

だから副腎も疲れてくるというバットスパイラルです。


何から改善すればいいかが

分かったことは分子栄養学を知り、

1番の喜びでした。


低タンパク、低エネルギーを

解消するために、

今では毎食、動物性たんぱく、

卵などを必ず摂るようにしています。


とくに朝食の中見は劇的に変わり、

毎朝、旅館宿並みの朝食を目指しています。


朝からちゃんとタンパク質を摂ると、

身体もあたたかくなる感覚があります。


消化の視点も大切と先生から

教えていただき、お酢や梅干し、

レモンやかぼすなどの酸っぱいものも

食前に合わせて摂るようにもしています。


温泉宿のお食事の最初に

甘酸っぱい食前酒がでるのも消化を

助けるためなのだとここで納得しました。


タンパク質をとるようになり

変わったことがもう一つあり、

当たり前ですがお買い物の中見が変わります。


講座の中でも鷄の骨付きお肉を使った

ボーンブロススープを教えていただきましたが、

骨つきのお肉や塊のお肉を

買うようになったこと、

そしてお魚屋さんではお魚を

捌いてもらい頭や骨なども持ち帰って

あら汁も毎週何回か作るようにもなりました。


そして空腹時間を

できるだけ短くするように、

その作り置いたスープを午後の時間は

度々飲むようにしています。


いまは在宅勤務になったので、

このような時間をつくれるように

なったことは本当にありがたく

思っています。


そういった食事改善をして改めて

気づいたことがあります。


骨付き肉やお魚の顔などを

洗って触っていると、動物や魚の命を

いただいて人間は生かして

もらってるのだということにも改めて気付かされました。


日本語の「いただきます」は

英語にはありません。

感謝の気持ちで、いただきます、と、

ごちそうさまでした、を言える日本人で

あることに誇りさえ感じつつ、

いまでは毎食必ずちゃんと言うようにしています。


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