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オーソモレキュラーアカデミー

分子栄養学ブログ

セミナー報告や当協会認定の分子栄養学アドバイザーによる分子栄養学ブログをお届けいたします。

分子栄養学に出会い、私の人生は変わりました

はじめまして 認定分子栄養学アドバイザーの池田涼子です。

現役施設看護師として従事する38歳 高校生の娘と2人で暮らしています。 「分子栄養学って聞いたことがない」 「そもそも分子栄養学ってなに?」 と、

初めて聞かれる方も多いかと思います。

分子栄養学とは、高たんぱく・

メガビタミン&ミネラルと言われ、

細胞の状態を正常化し、

病気の治療や健康のため、

目的や個体さによって必要量が変わってきます。

私はこの栄養療法を実践することで、

難治性疾患を克服することができました。 私の体験記を読んでいただき、

少しでも分子栄養学への理解が深まって頂けたら幸いです。 以下の項目に沿ってお話しします 1)分子栄養学に出会う前の私のからだ 2)分子栄養学を学ぶきっかけ 3)分子栄養学を取り入れてどう変わったか 4)アドバイザー養成講座を受けるきっかけ 5)アドバイザー養成講座を受けた後の変化 6)現在の活動について

1)分子栄養学に出会う前の私のからだ

先代から続く質的栄養失調を受け継ぎ、

乳幼児期より虚弱体質で、

病気とは縁の切れない神経質な子でした。

些細なことが気になる性格や、

家庭問題も重なり、高校生の時に摂食障害を発症。

そして今から6年前、難治性疾患である

慢性色素性紫斑病・リベド血管炎を発症しました。 摂食障害以降、食事=太るという

固定概念に縛られており、

炭水化物や肉を忌み嫌い、

マクロビ食のような生活を送っていました。

このような食生活のため、いぼ痔、冷え性、乾燥肌、血色不良。

常に疲れており、慢性便秘で下剤がお友だち。 足のむくみが強く、長時間立って過ごせない。 睡眠薬がないと眠れず、常にイライラ。

気候の変動に弱く、偏頭痛や肩凝り、

頭に霧のかかったスッキリとしない状態、思考力・記憶力の低下。

生理痛・月経過多、花粉症など、

分子栄養学に出会う前の私は不調の優等生でした。



2)分子栄養学を学ぶきっかけ


今から6年前、慢性色素性紫斑病・

リベド血管炎という難治性の病気を発症し、

当時、医師の勧めるステロイド治療を断り、 「これからどうしよう・・・」 と悩んでいる時、分子栄養学に出会いました。

ロジャー・ウィリアム博士の 「You are what eat(あなたの身体は食べたもので作られる)」 三石巌先生の「健康自主管理」 の言葉を目にした時、 「栄養療法でしか私の病気を治すことができない」と確信しました。

残念なことに、当時当協会に出会っていなかったため、独学で学び始めました。


3)分子栄養学を取り入れてどう変わったか


私が当協会に出会う前の栄養療法は、

糖質制限、プロテインを2回/日と

MEC食、そして大量のサプリメントでした。

4年かかってリベド血管炎は、

潰瘍部の色素沈着を残すのみで、

寛解状態となりました。

他に、1)でお話ししたあらゆる不調は、少しずつ改善していきました。

4)アドバイザー養成講座を受けるきっかけ

摂食障害以来、

食べることが恐怖でしかなかったため、

3)で話した栄養療法は実践当初、

私のニーズに沿った療法でした。


しかし、不調が改善していく過程で、

だんだんこの食事の継続が苦しくなっていきました。

また毎月のプロテイン代と、

サプリメント代が家計を圧迫し、

悩みの種となっておりました。

しかし量を減らした途端、

血管炎が再発していたため、

継続するしか術はありませんでした。

なにか良い方法はないか、

そして分子栄養学をもっと深く学びたいと

思っているときに当協会に出会いました。

第3期より新型コロナウイルス

感染対策でZOOM受講可能となったこと、

費用がどこよりも安かったので、開講10日前に申し込みました。

5)アドバイザー養成講座を受けた後の変化

受講後の変化の1つ目は、

分子栄養学を多角的に見られるようになったことです。

今までは高濃度・高用量の栄養を

身体に入れ、それらで体調を崩すのは

消化・吸収できない自分自身に問題が

あると盲信し、周りが全く見えていませんでした。

当協会は、消化・吸収出来る身体

作りを第一に考える療法であり、

そこから学ぶ栄養療法は、

解剖学的にも納得する内容ばかりで、

知識がより一層深まりました。


また、職場で血液検査データや

入居者さまの日々の様子、

不調の訴えから、今後予測される

病気や症状、不足している栄養、

改善のために必要なケアや食事など、

看護的側面+分子栄養学側面で見れるようになりました。 2つ目の変化は、約20年ぶりに

3食当たり前と言われている普通の

食事を摂ることが出来るようになったことです。

食事を変える必要性をわかっていながらも、

血管炎が再発する不安から、受講中も

従来の栄養療法を継続していました。

何度も繰り返し講義動画を視聴し、

自身が納得したタイミングで、

新たな栄養療法へシフトしました。


一番苦労したのは、忌み嫌っていた

お米を食べることでした。


いまだに夕食はお米を食べれませんが、

従来の栄養療法のときより体調は良好です。

私の場合、特にボーンブロススープと

鼻うがいが効きいたようです。

おかげさまで、現在まで血管炎の

再発なく過ごし、今年の夏は8年ぶりに

半袖で過ごすことができました。

とは言え、先代から続く質的栄養失調

のため、一筋縄にすべての不調が

改善したわけではありません。

心も身体も健康になるよう、

今後も自身の身体の声を聞きながら

栄養療法を継続していく必要があります。

6)現在の活動について

主だった活動はまだしていません。 私は摂食障害の時の抑うつを統合失調症と

誤診され、その後約2年間、受診の度に

どんどん薬が増えていき、日常生活も

ままならない状態に陥ってしまった辛い過去があります。

本来なら飲まなくても良い薬を

飲んでおられる方も多くいらっしゃると思います。

職場でも、「こんなに必要?」と思う

くらいのお薬を飲まれるかたも少なくありません。

「薬で腹がいっぱいになる」 「減らすことはできんのかね?」

その言葉を聞くと胸が痛みます。

同時に分子栄養学を医療の現場に

浸透して欲しいという願いは募るばかりです。

分子栄養学を取り入れれば、

減薬も期待出来るばかりか、

医療費の削減にも繋がるのではと考えております。

「少しでも多くの人に知ってもらい、健康の維持・不調の改善に役立てて欲しい」 「私のように薬漬けになり、心も体もボロボロになって欲しくない」 自身の経験や、

ロジャー・ウィリアム博士の

「You are what eat(あなたの身体は食べたもので作られる)」を念頭に、


一人でも多く栄養療法に興味関心を持って頂けるよう活動をしていきます。

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