上野綾乃

2022年4月18日8 分

分子栄養学をとの出会い ~食を整えると、変わるこころとからだ~

はじめまして

第6期分子栄養学アドバイザーの

上野綾乃と申します。

  • 低体温

  • 副鼻腔炎

  • 低血糖

  • 汗をかけない

  • 手足が浮腫む

大きな病気があるわけではないけど、この症

状がなくなれば、より健康を感じることがで

きるのだろうなと思うことがたくさんありました。

けれど、母も同じこと言ってたし、体質だか

ら一生付き合って行くものだろうと諦めていました。

私のからだは、食べたものでできている

そう、私たちが健康に生きていくためには、

からだが必要としている栄養を日々の食事

で摂取していかなければいけない。

頭ではわかっているけれど、結局、本能の

ままに、空腹を感じたら食べたいものを食

べるということを繰り返していました。

なぜなら、何を食べたら良いのか、その知

識がなかったから。

分子栄養学を学び、からだが必要とする栄

養を意識して食べること、食を整えること

で、一生付き合って行くものだと諦めてい

た不調からも解放されました。

食べるものでこんなにもからだが変わる

のだということを体感。

正しい知識があれば自分で自分の健康、

そして家族の健康を守ることができる!

私の経験を踏まえ、分子栄養学の正しい

知識をお伝えしていくことができればと

思っています。

🌿自己紹介

福岡市在住。

初産が37歳で自然妊娠。

2歳(次女)4歳(長男)6歳(長女)の

3人の子供、夫、猫の6人家族です。

看護師の経験を経て、企業の保健師として

15年間、社員の健康管理に携わってきま

した。この春、長女が小学校に入学するこ

ともあり、専業主婦となりました。

母の食育で、幼少期からファーストフードは

NG、コーラなどの炭酸飲料はNG、食品添

加物は控え、出来るだけ家庭料理中心という

家庭で育ちました。

看護師になるための高校に進学し、とにかく

忙しい高校生活を送っていました。その当時

のストレス発散が、食でしかありませんでし

た。禁止されていたファーストフードに通い

、気が付けば10キロ以上体重が増加しました。

体重をコントロールする余裕もなく、専門学

校へ進学。親元を離れての寮生活がスタート

しました。とにかく、好きなものだけを食べ

ていました。

痩せるどころか、さらに太り、極度の便秘、

吹き出物など、体の中も外もひどい状態。

これではいけないと、楽して痩せる減量法を

いくつも試しましたが、ほとんどが糖質を制

限するものばかりで、結局リバウンド。

最終的に体型が戻ったのは、実家で母の食事

を食べるようになってからでした。

いちじく浣腸を使うほどの便秘も、あっさり

と解消しました。

そんな経験もしましたので、食事がいかに大

事であるかという認識はありました。

けれど、何か大きな病気がある訳でもなく、

今ある不調も、全て遺伝や体質が原因だか

ら仕方がないと考えていました。

🌿分子栄養学との出会い

母の食育のおかげで、社会人になってから

も、外食で好きなものを食べるものの、自

分で作る食事では、調味料にこだわったり

、できるだけ手作りを心がけたりと、自分

なりに気をつけてきました。

長女を妊娠した時、食に対しての関心が異常

に高まったことを覚えております。

とにかく、子供の健康を守らなければならな

いと意気込み、数々の食育講座に参加し、本

やSNSで情報収集をし、自分なりに勉強を

しました。

最終的に、マクロビが最善の食事法であると

いうところに行き着きました。完璧ではあり

ませんが、子供の食事については、玄米に植

物性タンパク質を中心とした和食中心を心が

てきました。

その反面、自分の食事はというと、妊娠、出

産、産後のストレスを、昔のように食で発散

していました。妊娠中のフライドポテトがや

められず、授乳中はコンビニスイーツがやめ

られずといった乱れた食生活。

長女を出産した後は、乳腺炎で苦しみました

が、それ以後は軽い貧血のみ、こどもの夜泣

きで困る経験もなく、3人目の出産を終えま

した。

しかし、次女が生後6ヶ月の頃、原因不明の

湿疹がでてきました。授乳後、入浴中にでて

くる謎の湿疹。時間が経つと消失するという

状態が続きました。

マクロビ食の保育園に通っていることもあり

先生に相談をしました。

すると、衝撃の質問が。

「ママ、小麦を食べ過ぎてない?」と。

確かに。

忙しいことを理由にしておりましたが、楽

して家族が喜んでくれる食事といえば、パ

ン、うどん、パスタ。

週末のパン屋巡りが恒例になっていました。

私の食べた小麦のせいで湿疹!?

正直信じられませんでしたが、それが事実で

あれば問題です。

性格上、中途半端にはできないので、家の中

の小麦を一掃しました。外食でも、小麦の摂

取は控えました。

気づいたら、次女の湿疹は出なくなり、中耳

炎を繰り返していた長男の中耳炎もでなくな

りました。

そして、私が一生付き合っていかないと思っ

ていた、副鼻腔炎の症状が消え、夫の副鼻腔

炎や鼻炎も消え、毎週のように通っていた耳

鼻科通いがなくなりました。

更に、小麦を控えただけで体質だと諦めてい

た35度台の体温が、36度台へ。

たった、小麦を控えただけで、こんなにもか

らだ変わるのかと、衝撃を受けました。

それと同時に、もっと栄養について勉強がし

たいという思いが強くなりました。

そんな時に出会ったのが、オーソモレキュラ

ーアカデミーです。

こども分子栄養学の受講からスタートしまし

た。安藤先生の情熱に惹かれ、更にもっと知

識を深めたいという思いとともに、この知識

を少しでも多くの方に伝えたい!という思い

が強くなり、アドバイザーへと進むことを決

意しました。

🌿分子栄養学を取り入れてからの変化

小麦に含まれるタンパク質「グルテン」が消

化に悪く、腸の炎症の原因となるということ

を学んだことで、炎症の結果、症状が鼻症状

として出ていることを納得。

今では、家族の体調を見ながら、小麦の摂取

は調整をしています。また、子供のおならに

も注目しています。小麦の摂取が増えると、

子供のおならも多くなり、臭いを感じます。

腸の状態が悪そうな時は、小麦は控えるよ

うになりました。

長女は、「今日のおならは臭くないね」と教

えてくれます。

小麦だけではなく、乳製品や糖質もそうです

が、腸の炎症の原因にもなることを学びまし

た。本当にそう、食べたもので、子供のおな

らの回数や臭いが変化します。おならから、

腸の状態を知ることができるようになりまし

た。

また、マクロビ食中心の食生活をしていまし

たが、動物性食品を制限することで、ビタミ

ンB12が不足し、貧血になるということを学

びました。正直、ショックでした。

まさかとは思いましたが、長女は貧血傾向で

した。

オーソモレキュラーアカデミーで感じたのは

色々な食事法があるけど、これがダメだと否

定をしないこと。

とても共感できるところだと思っています。

今までの私なら、マクロビ食は良くなかった

とショックを受けて、しばらく立ち直れなか

ったと思います。

しかし、マクロビ食はデメリットだけではな

いと考えることができました。

昔ながらの和食中心の食事で、自然の味付け

を好む子供たち。家庭での食事で動物性食品

を補えば良いと、家での食事を工夫しようと

いう前向きな気持ちに変わりました。

そして、分子栄養学を通して、もっとも大き

く変わったこと。

それは、血糖のコントロールです。

昔から、時々低血糖症状がありました。意識

を失うのではないかというほどの症状。

血糖を下げるホルモン(インスリン)の分泌

が過剰なのかなと解釈をしていました。

そして、なんとなく気になっていた食後の眠

気。友達と同じように食事をしても、必ず襲

ってくる眠気、なぜ?と思っていました。

糖尿病家系ではないので、もしかすると過去

のダイエットが原因かもしれません。

他人よりも糖質の量を控えなければ、血糖値

が大きく乱れ、低血糖を起こしてしまうとい

うことがわかりました。

最初は、毎回のご飯の量を調整して、食後の

変化をみていきました。外食が入るとその変

化は著しく、おかずの内容によって、お米の

量を調整しないといけないことが分かりまし

た。また、血糖の調整には、補食がとても大

事で、毎回の食事の糖質量、補食の糖質量を

調整するだけで、劇的に体調が安定しました。

子供も、同じように血糖コントロールを意識

しています。そして、糖質以外の栄養、特に

タンパク質を優先し食べるように気をつけて

います。お米は私が気をつけなくても、自然

と必要な量は食べてくれるので、それ以外の

栄養に意識を向けるようにしました。

もちろん、休日に食事が乱れることもありま

す。こどもがぐずったり、イライラしたりす

るのにも原因があります。血糖コントロール

をしてあげることで、びっくりするほど子供

の精神が安定するということがわかりました

。また、原因がわかっているので、私自身も

イライラしませんし、食で整えようという意

識へと変わりました。

子供が食べることは楽しいことと思えるよう

に、工夫を凝らしながら、どう栄養でアプロ

ーチしようかと、日々楽しんでいます。

🌿今後の活動について

私自身、35歳を過ぎて、自然に妊娠できたこ

とは奇跡だと思っております。もっと早くに

分子栄養学と出会っていればと思うところも

たくさんあります。

けれど、今の私だからこそ、経験や学んでき

た知識を使って、お伝えできることがあると

思っております。

子育て中のママは、会社勤めでなくても本当

に忙しいです。私も走り続けてきたので、わ

かります。

それぞれの家庭のライフスタイルや、気にな

る不調に合わせて、分子栄養学に基づいた食

のアドバイスができればと思っております。

最後までお読みくださり、ありがとうござい

ました。