関谷香理
2022年5月14日4 分
皆さま、こんにちは!
分子栄養学アドバイザーの関谷香理です。
本日は、
低血糖についてお話したいと思います。
この低血糖、想像以上に生活の質を
落とすなぁと、分子栄養学を
実践して調子が戻ってきて初めて気が付きました。
日中に
あくびや異常な眠気
集中力の低下
震え
動悸
頭痛
メンタルのアップダウン
夜間に
夜中に目が覚める
くいしばり
寝汗
歯ぎしり
顎関節症
などはありませんか?
これらの症状、もしかしたら低血糖の影響かもしれません。
血液中にある糖(グルコース)の濃度が
一定以下にまで下がった状態を指します。
通常、食べたものから血糖を維持できるのは、
個人差はありますが
2~3時間程度と言われています。
その後は、肝臓に貯められた糖を
変換して血糖を維持しています。
その後、飢餓状態になってくると
交感神経を働かせ中性脂肪を
分解してエネルギーを生産し、
血糖値を正常に戻しています。
その為、
筋肉量が少ないお子さんや女性
エネルギー需要が高いお子さん
などは、低血糖になりやすいことが
身体の仕組みを考えると理解できますね!
学生の頃、定期試験期間中、
夜眠くなると早朝に起きて
勉強することがありました。
(←苦手な科目は一夜漬け。笑)
その時、鉛筆を持つ手が震えて勉強が
はかどらないことがあったのですが、
あれは低血糖症状だったなと
分子栄養学を学んで知りました。
小さい頃から、
食べないと頭も身体も働かないと
感じていたので
朝食を抜いたことはなかったのですが、
そういえば朝勉は朝食前にしていたので
手が震えていたんですね。
ここで気づいていただけましたでしょうか。
【朝食の重要性】です!
夜間から明け方にかけては、
体からホルモンを
分泌して血糖を維持していますが、
起床する頃には
それらの分泌量は下がっています。
朝食を食べて血糖を正常に戻すことは、
一日を心身共に元気にスタートさせるのにも大切です。
【お米+たんぱく質がしっかり摂れる!】
食事内容だと◎
鰹節や粉かつおのちょい足しや、
温泉卵をたくさん作っておいて納豆や山芋に
落とすのも忙しい朝には良いですね!
個人的には、無印良品のこちらもオススメです!
原材料:さけ(国産)、食塩
たんぱく質:一袋で約23g
税込み290円 コスパ最高です(^^)/
サラダに添えるだけでもOK!
※冷凍食品取扱店舗やオンラインで販売しているようです。
あともう一つ、意識したいのは、
【食事と食事の間隔をあけすぎないこと】
です!
先にお伝えした通り、
食事から血糖を維持できるのは
長くても3時間程度。
朝昼兼用の1日2食や、
忙しく時間がないから
欠食するなどされていませんか。
これでは、交感神経過緊張になり、
自律神経のバランスも乱れてしまします。
そうすると、食事の消化・吸収も悪くなり…と悪循環。
そこでおススメしたいのが、
【補食を摂ろう!】です。
では、どんなものが良いでしょうか。
シンプルな塩むすびも美味しいですが、
分子栄養学的にはもう少し栄養素を
足したいところ。私がおにぎりを作る時に
必ず入れている3つを紹介させていただきます。
左から
・粉かつお
100g中約80g前後の
タンパク質量がある鰹節。粉かつおだと、
おにぎりを作る時もササッと振り入れるだけでOK!
・ヘンプシードナッツ
必須アミノ酸を豊富に含有、ミネラル補給
もできる優れもの。色んなメーカーから
販売されていますが、クセもなく個人的に
こちらが一番食べやすいと感じています。
・MCTオイル パウダータイプ
中鎖脂肪酸は、一般的な植物油と
比較すると、約4倍の速さで
エネルギーになります。
液体と比べてベトベトしないので、
おにぎり作りにはパウダータイプが◎
アミノ酸豊富でビタミン・ミネラルも
補給できるボーンブロススープを
ご存知ですか?
骨付き肉と野菜を1時間ほど一緒に
コトコト煮るとできるのですが、
時間的にハードルが高いなぁと思ったりしませんか?
分子栄養学に出会う前から愛飲していた、
秋川牧園さんのとりがらスープ
(下記写真、左側)は、
シンプルな原材料でとても美味しいです。
時短用に冷凍庫にストックしています♪
私のお気に入り補食は、アリモトさんの
玄米セラピー黒胡麻です。(下記写真、右側)
原材料は、有機玄米・有機黒胡麻
・有機たまり醤油とシンプル。
砂糖が入っていないのも嬉しいポイント!
食べ応えもあり満足度が高いので常備しています。
【朝食を摂ろう!】
→お米+たんぱく質を特に意識してください。
【食事と食事の間隔をあけすぎない】
→あいてしまう場合は、補食を摂ろう!
今回、あの不快な症状は、
低血糖だったのかも!?と気づかれた方は、
是非試してみてください!生活の質が上がり、
勉強や仕事のパフォーマンスも上がるかもしれません!?(^^)
私自身、今でも油断すると
低血糖症状が現れます。
筋肉量を増やそうと産後一念発起し、
身体を動かし始めましたが、すぐに改善する。
わけではありません。地道に続けていくことが
大切だなぁとグログを書きながら改めて思っているところです。
低血糖対策で一緒にご自愛しませんか~?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
分子栄養学アドバイザー 関谷香理